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第11話「ドSキャラと対面?」

 そして僕が眠ってるのを確認した友美は、ものすごく恥ずかしそうにしながら小さく呟いた。



「昌くん、ほんとはあたしが我慢できなくてえっちな気分になりたかったの。ちょっとだけこんなあたしをごめんね。その代わり良い曲作るからね。昌くん、大好きだよ」



 そして僕が目を覚まして起き上がると友美は、約束通りスカートをそっと履いてくれた。



「友美、さっきは本当にごめんね。怒らせてしまった上にすごくえっちな気分になってしまったから」



「昌くんは、何も悪いことしてないんだから謝らなくて良いよ。さてと、そろそろやる気が満タンになって絶好調になったからあたしは作曲をしにピアノがある部屋に移動してくるよ」



「そう言ってくれて本当にありがとう。友美は、やっぱり優しいね」



「そんなことないよ。それにさっきはちょっとあたしが強引だったからね」


 こうして友美は、ものすごく満足そうな表情をしながらピアノがある部屋に移動して作曲モードに気持ちを切り替えていき作曲は、順調に進んでいきその後少しピアノ部屋を覗いてみると友美は、ものすごく楽しそうにしていた。


 そして明後日になり僕は、オーナーの汐莉ちゃんが板野さんがいる場所を教えてくれてなぜかグループ専用の体育館の中で歌の練習をしていたのでさっそく話しかけてみることにした。



「あの… 板野さんでしょうか? 」



「はい。そうですけど。あっ、もしかして新しく入ったっていう何もできないクズプロデューサーね 」



 この時僕は、こう思ってしまった。



 胸は、3人の中ではすごく大きくて見た目もアイドルにピッタリの可愛い顔をしてて年下だから妹的存在のアイドルに見えてしまうだけに口調がキツすぎるのは、かなり残念だな。



「はい、そうです。と言いましても仰ってる通り作詞家やアーティストなどの歴があるわけでもないので、色々と最初からつまずいておりますけどね。ご迷惑お掛けすると思いますがよろしくお願い致します」



「こちらこそよろしく。私は、歌うのが好きでね、まぁ、なんでか第1世代の時は、途中から加入したとはいえ選抜入りは、1度もさせてもえなかったけどね」



「そうだったんですね。それで自分も歌がある程度上手くないとプロデューサーとして情けないと思うので、申し訳ございませんが、僕は歌がすごく下手で音痴なんです。なので歌が上手くなるように指導してもらえないでしょうか? 」

 確かに板野さんは、ドS系にも見えてしまいかなり接しにくいタイプではあるがこのまま距離が遠いままでは早かれ遅かれ大きな壁にぶち当たってしまうと考えた上に歌の実力は、かなりあると見たため虐待ぎゃくたいされる覚悟で頭を下げた。



「あんた絶対おかしいだろ。私なんか人気無いんだぞ、それに握手会とかでも私と握手したい奴なんていないんだぞ。それにあんた、愛理のファンだったって聞いたけど」


「はい。僕は、川西 愛理さんのファンです」



「私は、不動のエースと言われた愛理とはぜんぜん違うんだぞ。あんたが私についてこられるわけがない。さっさとどっかいけ」


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