第10話「愛を感じる罰」
「別に断っても良いけど、その代わりあたしは、ずっとこのままの姿でいるからこの姿をあたしのお母さんの汐莉さんに見られた時、昌くんがあたしのスカートを強引に脱がしたって言うわよ」
「僕、そんなこと全くしてないのに。それにそう言われたら僕は、オーナーの汐莉ちゃんから辞めさせられるよ」
「強引に脱がしたってなるとたぶん辞めさせられるだろうね。でもこのまま眺めてくれてあたしの膝枕に横になってくれたら仮に汐莉さんにバレたとしてもあたしが自分からスカートを脱いだって正直に話すから昌くんが悪いように見られてしまう事は、全くなくなるわよ。さぁ、どうする? 」
友美からのものすごく難しい選択肢ではあるが、オーナーに悪いように見られたくない上にしてもないことをしたように言われるのは、嫌だと思ったため僕は、眺めてから友美のえっちな膝枕の選択を選ぶことを決めてすごく言いにくいが選択肢の答えを友美に伝える。
「オーナーにしてもないことをしたように言われるのは、困るからそれじゃ恥ずかしいけど膝枕の方を取るよ」
「ありがとう!やっぱりそうこないとね。それじゃ、まずはあたしのパンツ姿を眺めてね」
「うん。それじゃちょっとだけ… 」
僕は、ちょっとだけ友美のパンツ姿を眺めさせてもらった。
「どう?感想はないの」
「可愛いすぎておかしくなりそうだよ」
「良かった。そう言ってもらえるとすごく嬉しいよ。それじゃ膝枕するから次は、横になってね」
「うん、分かった」
友美が膝枕の用意をしてくれると僕は、ゆっくりと友美の膝に頭を乗っけていくと同時に興奮してきてしまい顔が真っ赤になってしまったのだ。
「昌くん、顔がすごく赤いよ。
今、えっちなこと考えたでしょ? 」
「そんなことないけど、女の子に膝枕してもらうのが初めてだから興奮しちゃって… 」
「なるほどね。もうちょっとあたしの膝に頭を乗っけて良いんだよ。
これだとすごく控えめにしてる感じに見えるんだけど」
「だってこれ以上乗っけたら友美のパンツが視野に入るから」
「中途半端じゃないか。もうあたし怒ったよ」
友美は、いきなり僕の頭を持ち上げて首の下くらいまで膝に乗っかるように強引にしてきて僕の頭を下に向けられてしまい目を開けるとまともに友美の可愛い股間とパンツであった。
そして返事をするにも口と鼻とパンツとの距離が1ミリ程度しかなく話すことすら出来る状態ではない。
「勘違いしないでよね。あたしが今、すごくえっちな気分になりたいわけじゃないんだよ。これは、昌くんが中途半端な行動をしてあたしを怒らせた罰なんだからね」
しかし僕には、本気で怒ってるようには聞こえなかった。
それは怒り口調の中に友美の愛を感じてしまうような感じであった。
僕は、ものすごく罪悪感を感じながらも当然ながら逃げることは出来ないためおかしくなりそうなのを我慢していると気づいたらそのまま30分ほど眠ってしまったのであった。