2月9日 東京予選
今日は、旭の城南大学サッカー部の東京予選決勝だった。相手は、江南大学だ。旭は、トップ下でスタメン出席をしていた。試合は、開始早々、江南大学エース緑山のヘディングシュートで1点を先制された。
相手FWの中山のパスで、試合が再開した。江南大学の山田と佐藤が、攻撃を仕掛ける。しかし、そのボールは、大屋が奪う。久保と旭が走る。左サイドを崩すつもりか。ボールは、大屋から久保へと渡る。久保と江南大学の新谷の一対一の場面になった。
テクニックで翻弄しようとする大屋に対し、江南大学の新谷はそのまま突っ込んでいく。しかし、大屋は、新谷をさらりとかわし、シュートを放った。ボールは、ゴールポストから離れていった。
ボールは、江南大学のキーパー山谷から山田へとボールが渡った。山田は、ドリブルをしながら前へと合図を出す。それを理解した緑山は、前へと走り出す。さらに山田は、周囲の味方に指示を出し、ボールを前へと進める。
山田は、緑山につなぐ。しかし、そこには、旭がいた。さっきまで攻撃参加をしていただけに疲れているだろう。江南大学の攻撃時、緑山をマークしていた旭はちょっとだけ下がって、前へと進めまいと体をはった。
緑山は、旭の後ろからシュートを放った。しかし、ボールは、キーパー正面だった。すると、今度は、久保、柴山が走り始める。カウンターする気か?ゆっくり始めれば、ボールを維持できるのに。
俺は、そんなことを考えながら、ジュースを飲んだ。ボールは、畑川、外山へと渡る。圧倒的スピードで、左サイドへと大屋が走り出す。ボールは、全力で走っている大屋のところへところにつながる。
江南大学中盤の選手が足りていない。チャンスだ、、、。
大屋は、ドリブルで一人二人と抜いていく。ゴール前には、旭と柴山が入ってきた。大屋は、相手をあざわらうかのようにセンタリングを上げた。浮かせた、緩いボール。空中戦だ。そのボールが落ちそうな先には、柴山がいた。ペナルティエリア直前にいた柴山は、ワンタッチで旭につなぐ。そのまま旭は、ボールをふりぬいた!
【城南大学】
大屋江 FM
久保英人 MF
柴山春翔 MF
喜早旭 MF
外山広野 MF
早崎充希 MF
坂和日白 MF
田上京也 DF
畑川尚弥 DF
中釜慎也 DF
橋本草子 DF
金子侑 GW




