第十三夜
第十三夢 追体験
皆さん夢で、あ、これ誰かの経験ポイなって夢見たことありませんか?
私は一度だけあります。
その時の夢をご紹介します。
始まりは何処か辺鄙なところを歩いています。
音楽が流れているところからヘッドホンで音楽聞きながら歩いているって感じでしょうか?
踏切に差し掛かったところでヤバさを感じます。
何故って?
私の目には、踏切が点灯しているのが見えたのにも関わらず、踏切が下りていなかったからです。
しかし音はヘッドホンで遮られているのか聞こえません。
そのまま線路に侵入してしまい・・・
勿論轢かれました。ぐっちゃぐちゃです。
嫌なことに夢にも拘らず、その時の衝撃がモロに感じられました。
・・・・・電車に轢かれるときってすごいんですね?
ゴッって体中の内側から音がする。
体が急にもっていかれて、その衝撃などで手足が吹っ飛ぶ。
痛いヤバいと思う前に首も飛んでいく。
ゴンゴロロと体が幻視かなんかだけど転がっていく感触が伝わる。
・・・首飛んでっているのに。
痛みはもう伝わらない状態なのか、ほぼない。
でも激痛がある気がする。
とっても気持ちの悪い感触でした。
そんな夢を見て飛び起きた時、ちょうど前日に通った場所だと思い当たる。
さらには音楽が好きな音楽で何年何月にリリースされたかもわかる。
そこで、友人にここで何年以降にこんな事故がなかったかと聞いてみた。
返ってきた答えは・・・・・
そんな事故ありませんでした。
いや~やっぱ夢ですね?いくら生々しい夢でもそんなことはなかったようです。
安心ですね♪
数年後、聞いた話が気になった友人がくまなく調査をしたところ、高校生くらいの子がそこで踏切の故障で亡くなっていることが分かったそうです。
地元の人でもあまり知られていない事故だったらしく調査が大変だったよと笑いながら言ってきました・・・・・。
・・・・・お前頭おかしいんじゃないか?
何で何にもなかったよで終わらせてくれないんだよ!!!!!
しかもわかったからといって、丁寧に俺に知らせてくんな!!!!!
もう忘れていたんだよ!!!!!
フザケンナ!!!!!!