表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

ヒロインちゃん?!

何事もない、夏の朝。

今は7月。もうすぐ来る夏休みをクラスのみんなは今か、今か、と待ちわびている。


そんな朝。

我らが1年A組担任 バカ殿(頭が禿げている)こと、田中先生が入ってきて、転校生を紹介するとかなんとか言ってきた。


入ってきたのは、肩まである黒髪。ぱっちりまん丸お目目。いかにも『ヒロインです!』的な女の子。


なーんだ。


最後の攻略者、不和千春くんが来たのかと思って期待してしまった私は、予想以上にガッカリしていた。



『あの言葉』を聞くまでは。



転校生は、那月なつき すばると言うらしい。

全くの初耳な名前。そんな人ゲームに出たっけ?って言うレベル。特に関わる必要も無いからほっておこうとしたら、


バカ殿が「草野ぉ〜案内してやれ〜」とかなんとかいってきやがった。


仕方ないから案内することになった。


学校内を案内してても完璧にクールな、

ヒロイン(仮)ちゃん。


うえええん、どうしようーなんてのは、思うはずがなく、むしろ私は、「楽だな。」なんて感じていた。


でも、ヒロインちゃん(仮)は、トンデモ爆弾をかましてきたのだ。


「すごっ、やっぱ、ゲームの世界…?」


と。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ