表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/43

明けましておめでとうございます、遅いですが(ちょっと障害者向け)

年は明けましても、相も変わらず生きております、皆様如何お過ごしでしょうか。


私はといえば、今年に入って、念願のヒールを購入しました!嬉しい!


今まで事故ってからというもの、ヒールなんて私とは無縁だわと思って生きてきました、

たぶん本気で。


ほら、ヒールってさ、かかと部分がだんだん細くなっていく仕様じゃない?

ピンヒールなんてその最たるものだし。

何年か前に、レッドカーペットの上を、裸足で歩いた女優さんがいたけど、

私も自虐的に、うなずいてた記憶があります。


思えばあれも、女性進出の先駆けといえますが、違うカテゴリの人々にも、

大いなる賛同を与えてくれたんですよね、そのひとつが障害者。


私は事故後、四半世紀以上、99%フラットな靴「しか」履いてません、いえ、履けません。

ただここに、しちめんどくさいオトメゴコロなるものが暴発し、

いわゆる介護靴「ではないもの」を、いろいろ選んできたんですよ。


もちろんぱっと見フツーですけど、実際は右麻痺の現在進行形で。

でもね、ここ最近、私みたいな軽い障害(と言っておくべき?)でも履けるヒール靴があって、

それでも私にはとうていムリムリと、数年間見なかったことにしてました。


ところが今年に入って!

「履いてみる?」って言う気持ちが出てきたんですよ!

これは大きな進歩!

自分で行動を起こす・行動を変えるって言うことができるなんて!


その裏にはね、やっぱり女性進出もあって。

今はチャンキーヒールとか流行ってるじゃないですか。

そこに障害者も乗っからせていただこう、となりまして(笑)


健常者からみたら、それがヒール?っていう、高さ2~3センチのものを選んで、

試し履きさせてもらったら、あたしこれ履けるかも!って!

試し履きして、店内ぐるっと一週して、問題なく「これ買います!」と(爆)


そこのお店ってね、かたわらに介護靴コーナーがあるとこで。

でも店員さんたちは、私のオトメゴコロをわかってくれてて。


いくつになってもオトメゴコロはあるんだよぉ!


そしてお買い上げ!

後ろから私の歩く姿をしっかり見てくれていた店員さん、私が帰ってくると、

すかさずソール部分を補正してくれて、より歩きやすくなってからのお買い上げ。


嬉しい!


なんだそんなこと・・・って思ってらっしゃる方いるでしょうが、

私にとって、あきらめてたことができたってことは、それだけで嬉しいのです。


買って包んでくれた店員さん、どんどん履いてください、と。

生地が皮なんで、今はきついかもしれませんが、だんだんしっくりくるようになりますよ、

って。


さっそくこの前、履いて、近所の居酒屋なんかに行ってみました。

行きは多少のきつさと違和感がありましたが、帰りは特に苦もなく帰ってこられました。

この、特に苦もなく、ってところが、実は重要なんですよ。

帰りも違和感があったとしたら、それはもうずーーーっと違和感を感じてる、

っていうことですから。


実は、もう一足買おうとしてた靴がありまして、それも試し履きして、

ぐるっと一周してきたんですが、微妙な違和感ありまくりで、

申し訳ないんですが買わずに来ました。


もしその違和感を、その時は気にせずに買ってきても、

奇妙な違和感ってずーーーっと残るはずなんですよね、

そして履かなくなるのがわかってたので。


今までそういう靴を何足見てきたことか(笑)


お値段もほかの靴よりちょい高いぶん、自分に合った靴だと長く履けるんです。


今履いてるフラットな靴も、そこで買い、色違いがほしくなって、

次の日買いに行った位なので。


もうひとつの良いところは、今までよりもちょっとだけ高い目線を手に入れられたこと。

たかが2~3センチと言えども、違うんですよ!



初めまして、読んでくださってありがとうございます。


好意的なご意見も、否定的なご意見も持たれやすいですが、

それでも読んだぜえええええ!!!とひとこと、お願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ