ごっこ遊び
テンション高めっ!の頭はってるレルカだあ!一人だけどもよぉ!!頑張るからよお!!応援してくれや!
「なー、お前らー、、、暇だよな?」
「「「「暇過ぎて一輪車乗りながらテレビゲーム出来るぐらい暇」」」デース」
ヒビキの問いにハルユキ、マコト、トオカ、ソルティ、が一輪車に乗りながらテレビゲームをしながら答える。
「そうかーそこまで暇かー俺にも暇過ぎてそこまでできるお前らにドン引きだー」
ヒビキが漫画を読みながらそう言うと、ハルユキが床に座って話し始める
「第一回、暇を潰そうの会議〜」
「なんか始まった!?」
「そこ、ヒビキ君うるさいぞ、罰として何か案を出しなさい。」
「理不尽の極み!?、、、鬼ごっことか?」
「そりゃ、無いぜヒビキ。お前そんなありふれた遊びで暇潰せる訳無いだろ〜?」
「そうだよ〜お兄ちゃん?そんな遊びで暇が潰せると思っているの?そんな楽に勝てる相手じゃないよ?暇は」
「「全くだ」」
「知らねえよ!?お前らは何と戦っているの!?暇!?暇と戦っているの!?意味不明だよ!?」
「うるさいぞ、ヒビキ君。罰として案を出しなさい。」
「理不尽の極み!?」
ツッコミのし過ぎで息を荒くしているヒビキにハルユキが更に案を出せと迫る。
その時ヒビキの隣にいたソルティから手が上がった。
「ワタシはセンタイゴッコ?というのしてみたいデース」
「「「それだ!!」」」
どうやら戦隊ごっこをする事になったらしい、ハルユキ達は目を輝かしているが、ヒビキはもうどうにでもなれといった心境だった。
「まずは色だな、俺はブルーな!」
「俺はグリーンだな」
「私ピンク〜♪」
「ワタシはホワイトデース!」
どうやらハルユキがブルー、マコトがグリーン、ハルカがピンク、ソルティがホワイトと決まったようだ、とすればヒビキの選択肢にはレッドしか残っていない訳で、、、
「ヒビキは敵役な」
「なんでええええ!?」
「よし決まりだな、さあ、みんないったんこの部屋から出て変身して来るんだ!」
「「「了解!」」デース!」
「理不尽だ、、、」
3分後、、、
「みんな、準備は出来たか?」
「おう、いつでも行けるぜブルー」
「私も行けるよブルー」
「ワタシもOKデース」
「おれ、何も変身とかしようが無いんだが?」
「全員、台本通りにやるぞ!」
「台本って何!?お前らたった3分間の間、何をしてたの!?俺は戦隊ごっこより、そっちの方に興味が湧いてきたよ!」
「でたな!怪人ペロペロチーノめ!お前はこのブルーが倒す!」
「おいしそうな怪人さんだな」
廊下のドアを開け入ってきたハルユキは頭に水泳帽を被りゴーグルをつけていて、とてもシュールだった。
「夜になるとどこからともなく現れ、外に干してある女性の下着をペロペロし、唾液まみれにするという行動、万死に値する!!」
「悪質!俺そんな怪人を演じないといけないの!?嫌なんだけど!」
「ここまで来てしらをきるつもりか?だがそんなこと、このグリーンが許さねえ!!てめえを捕まえたあかつきには、
一生男性の下着をペロペロさせてやるぜ」
「それはそれで嫌だ!!」
マコトはそこらへんの雑草を頭にテープで貼り付けていた、何かグリーンという意味を履き違えているようなきがするのはヒビキの気のせいだろうか?
「お兄ちゃん、そんな事してたの?変態!!」
「罵倒された!?」
ハルカは顔全体にピンク色のタオルを巻いていた、今まで出てきた戦隊の中ではかなりマシな方であろう。
「No!ヒビキは女性の下着をペロペロしたりしまセーン!女性を直接ペロペロするのデース!!」
「誤解を生むから止めてくれない!?本当に!」
横の居間から出てきたソルティの頭には白い、、、
「それ私のパンツじゃん!?」
「イエース、干してあったので少し拝借いたしましたデース、もう一つの下着にはワタシがペロペロしておいてあげましたデース」
「いるじゃん!お前らの戦隊の中に怪人ペロペロチーノいるじゃん!?」
「飽きたな戦隊ごっこ」
「ああ」
「飽きたねー」
「もうつまらないデース」
「これから本番!!何お前ら登場シーンだけで飽きてんの!?それ戦隊ごっこって言えんの!?」
「そんなにヒビキは戦隊ごっこがしたかったのか、、、」
「全く、ヒビキはしょうがない子デース」
「お前らもう帰れよ!!」