平凡な生活
今回はどっちかっていうと、パラレルワールドの現状と元々いた世界との比較といった話ですね。それではどぞ〜(・Д・)ノ
俺は嘘をついた。実際に記憶はないが、俺と結婚した奥さん。千絵……にだ。状況を確認したところ、今の俺は元いた世界と同じく年齢は変わらず、住んでいる所も変わっていなかった。変わっているところがあるとすれば、一つ目に「就職している」ことと、二つ目に「結婚している」ことだ。就職といっても、単なるリーマンだし、まだまだ下っ端らしい。そして妻の千絵はもうウチに嫁いできてる。それと他に何か変化はないかと、誰もいない時に家を物色したら、小学生の時の卒業アルバムを見つけた。それを見たら、千絵がいた。その瞬間、思い出したんだ。千絵、本名「加藤千絵」は俺に始めて告白してきたやつだ。俺はその告白を受け、一年間くらい付き合ったが、別れた。多分、こっちの俺はそのまま付き合って、結婚ってことだろう。今は会社には記憶喪失ってことで行ってないし、前と同じような生活をしてる。……………千絵がいることを除けば。
「あなた〜、昼ご飯は何にするぅ〜?」
TVを見ていた俺に千絵が聞いてきた。
「あー、千絵さんが作るものなら、何でも」
と、言った具合に本当に平凡な日々を送っていた。それはもう自分の世界で振った俺ですら、惚れ直すほどに。
2話は今まで以上にグダってたと確信しました。まぁ、ストーリーに関連する大事な話を混ぜたので、説明文みたいになってしまいましたね。あと1話で完結させるつもりなので!