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48,前を向け

本当に本当に本当に本当にお待たせいたしました!すみません!!!!!!!


ストックは全然できていません!もっとすみません!!!!!!!!!!ごめんなさいm(;。_。)m


ギルド。

そこは今、凄惨な様子を呈していた。


ベルの殺気にあてられた冒険者たちが顔を青くし、、平気なのは気配に鈍い一般職員と、ギルマス、そして何人かのAランク冒険者だけだった。


「ば、化け物……」


研ぎ澄まされた聴覚が、ポツリと誰かの零した言葉を拾う。



無視してギルマスは、ギルドマスターのみが入れる執務室を抜け、屋上へと出る。

そこから見えるのは、踊る化け物と死す魔物。


「……あれは」


近づけない。近づいてはいけない。

本能的に悟る。絶対にあの怪物に見られてはならない。

ギルガメッシュは、震える体を必死にいなしながら、血走った目で森の方を見た。

情けない。


若き少年が一人、街の危機を人知れず救おうとしているのに。


俺は此処で、震えている。それが少年の気配に怯えているのだとは言え、ここで動かないのではギルマスなどという職業は捨ててしまえばいい。だというのに。


悔しかった。

握りしめた拳から、血が垂れた。


動かなければならないという思いが心を蝕みながらも、只々、立ち尽くすことしか出来ない自分を、憎悪しながら。




血の涙を流す化け物の舞を、見つめていた。


いつまでも、ずっと。


***






いつまで意識が()()()いたのかは分からなかった。

ただ、気が付けば俺の周りには動くものは居なくなっていた。



残されたのはただ、己が力を過信した、愚かな男が一人。

驕り高ぶり、近しい人ひとりすら救えなかった、哀れな男が。



ふっと力が抜けてしまい、魔物の血が染みた大地に、崩れ落ちる。




折れた膝は、もう―――――――――。


******


すべてが終わったのち、ベルは魔力の切れた魔道具のごとくプッツリと倒れた。


それと同時に、俺の体を束縛していた気配も消え失せ、俺はようやく動き出す。

急いでギルドを出、倒れたベルへ向かって走り出す。


着くとそこは、地獄だった。

夥しい量の魔物のしたいと、血。


元の緑色の大地が見えないくらいに血で染まったその大地は、酷く不気味だった。



気絶したらしいベルを抱え、俺は急いで街へと戻る。


苦悶の表情を浮かべているベルは、今いったいどんな気持ちでいるのだろうか。


――――ベルの目から流れる、一筋の血の跡を見ながら、俺はそんなことを考えた。



ギルドに帰ると、一斉に残っていた冒険者たちの視線が俺に集まった。


そのほとんどは、怯えたような目線を、俺――否、ベルに向ける。

街を救ってくれた恩人を、恐怖の目で持って迎えるその仕打ちに、俺は胸の奥がズキリと痛むのを感じた。


だが、一番大事な時に、前に出ることすらできなかった俺も同罪だ。責めることなど――。



「――――――とう、さん」


ポツリ、と。


静まり返った冒険者ギルドの中に、弱弱しい声が一つ、落ちた。

それは、今にも泣きそうな、消えてしまいそうなほど儚く、脆い声。


そんな声が、俺の腕の中から聞こえた。




誰も、何も言わなかった。

ただ、誰かの呼吸音と、身じろぎの音だけがギルド内を満たしていた。




――――キュオオオオオオオオオオオォォォォン………。


不意に、遠くから暴力的な叫び声が聞こえた。

高ランク冒険者たちが、ハッと上を向いた。

そこにあるのは天井のみ。だが、彼らが見ているのは、おそらく別のもの。


唐突にやってきた、破滅の使者。――――ブルーフェニックス。




「……おい、行くぞ」


やがて、ガルムの手を取り涙を流していたもう一人のAランク冒険者――ゼルが、仲間たちに声をかけた。


「街を、鎮めにいく。ガルムが……っいない今、人々を安心させるのは俺らの務めだ」

「――ああ」


そうして、Aランクパーティ【英雄】は、ギルドを後にした。

名もなき英雄としての活躍を望み、人の前に出ることを良しとしなかった彼らが。


「俺らも行こうや。ここに居たってなんも変わらん」

「そーだな」


やがて、Bランク冒険者パーティのやつらが、Cランクが、Dランクが…………。


各々の思いを胸に、若き冒険者と皆の英雄が命を賭して守ったこの街を、ブルーフェニックスという災害から守るために、行動を開始した。


――ベル、ありがとな。


胸中で呟き、俺も行動を開始する。


弱く、醜い人類が、それでも大切なものを守るために、手を取り動き出す。


ガルムたちの残した希望は、ベルが守り抜いた希望は、決して。



此処で途絶えさせてはいけないのだ。


さぁ、前を向け、俺。


***


その後、ブルーフェニックスは地上の人間をあざ笑うかのように街の上空を旋回したのち、やがて唐突に絶望の森へと帰っていった。


誰一人として、来た理由も、帰った理由もわからぬまま。


災禍は、人々の心に確かな傷跡を残したまま、去っていったのだった。


乙「投稿遅れて、本当にごめんね!」

ベ「おいてめぇそれで許されると思うなよ?」

乙「痛い痛い痛い痛い!やめて、潰れる、潰れちゃう!乙夜の頭潰れたトマトになる!!」

ベ「素直に遅れた理由と誠心誠意の謝罪をしろ」

乙「本当にごめんなさいm(;。_。)m」

ベ「理由は」

乙「ほ、本業が忙しくて……」

ベ「は?」

乙「本当です!べ、別にやる気が出なかったわけじゃな、ないんだからっ!」

ベ「簡潔に言ってキモいからその話し方を今すぐやめろ」

乙「はい、自分でもそう思いました。で、実際のところ、気力が……ってのは本当なんですよ」

ベ「……」

乙「他の作者さんの作品とか読んでて、凄いなぁと。で、自分で書く気力が……ね」

ベ「言い訳タワー建築中」

乙「辛辣ぅ!?いや、これ結構まじめな話で。別に私に才能がないのは知ってたからショック受けはしないんだけど、締め切りに追われるがあまりどんどんとお話が適当になっていっちゃうのが辛くって」

ベ「お前のせいで俺はどんどん酷いことになっていくんだが。てか、締め切りはお前が勝手に作ってるだけだろ」

乙「まあそうなんだよね。ということで、もうちょっと頻度落としてもうちょっと考えてから投稿したいなって思いました。頑張ります」

ベ「小並感」



乙「最後に!ユニークアクセス1万突破です!有難うございます!!これからもどうにかこうにかこの作品を(。ゝ∀・)ゞヨロシクゥ♪」


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