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なん転キャラ紹介1

とても浅いキャラ紹介です。

【フルーカ村の人たち】


・トート


 主人公。本来なら不死者(アンデッド)のみが持つはずの赤い瞳を持って生まれる。 その中身は転生者だが、赤い瞳との関連性は不明。

 とてつもない身体能力を有し、数百キロの物体を軽々と持ち上げるほどの力を持つが、魔法を一切扱うことができない。


 性格は単純で楽天的であり、深く物事を考え出すと周りが見えなくなる事もしばしば。


 家名を名乗らないのは村で生まれて必要がなかったため。父の姓であるグルードランを名乗る事もできるが、トートは一度も聞いたことがないので知らない。



・ヘルベティア・エルドニス・ルイングラッハ


 トートの精神に閉じ込められている魔王。本来なら生命の宿っていない赤子に転生するはずであったのだが、トートの魂の存在を誤認して同じ赤子に宿ってしまった。


 第十二代魔王で、穏健派。

過去魔王だった頃も先代魔王エル・ドニスの停戦協定を守り、むやみに他の種族と争う事はしなかった。


 無限に外の魔力を取り込むことができる特異体質により無尽蔵に魔法を扱うことができるが、その反面身体能力は一般的な人間と同等。


 なにかと苦労人。



・リッカ


 バルバラの娘でトートと同い年の女の子。

もともと不治の病に冒されており長く生きるのは不可能な体だったが、トートに唇を奪われ眷属と化したお陰で(不死体となったが)元気になった。


 声フェチ、トートの声が何よりも好き。

人見知りで内気ではあるが仲間意識が強く、一度気を許した相手には朗らかな一面を見せてくれる。


 物心ついた頃から父親から送られてくる錬金学の本を読み込んでおり、豊富な知識でトートの言葉の勉強にも付き合っていた。


 トートと同じく、家名はなし。



・エンブレイ・グルードラン


 トートの父親。昔は王都に住み冒険者でなんとか食いつないでいた。

冒険者としては弱く、最終的なランクもCにようやく届いたといった程度のところ。

それでもフルーカ村では貴重な戦力なので、害獣駆除などに出る事もある。



・リアーナ


 トートの母親。もともとフルーカ村出身だったが、村の退屈な暮らしが嫌で王都に飛び出し冒険者をしていた過去がある、最終的な冒険者ランクはB。

エンブレイとの結婚を機に都会は落ち着かないという理由でフルーカ村に戻る。


 トートの赤い瞳が本来アンデッドのものだと気付いているが、行動がアンデッドとは似ても似つかないので普通に娘として育てていた。


 基本的には放任主義に寄りつつもトートの身を案じる優しい母親だが、トートに戦いの意識配分を教えたり、戦闘に有用なアイテムを教えるなど、先輩冒険者的な一面を見せることも。



・バルバラ


 リッカの母親でリアーナの幼馴染のご近所さん。

リアーナとは茶飲み友達で、暇な時は家に訪ねてくる事が多い。


 夫とは別居しているようだが、現段階では詳細は不明。



【アリエスで会う人】


・ルーティ・エスタ・アリエス


 『エスタ孤児院』出身、守備に特化しているが、その戦闘技術を見込まれてアリエス王都騎士団へ見習いとして属することになった子供。


 ある種の天才であり、対象の観察と予測が極めて優れている。

が、確実に効果があるのはあくまでも対人のみで、構造・行動に例外の多いモンスターが相手だとうまく効果を発揮できない事も。


 真面目でしっかり者。可愛いものや服が好きだけど自分には似合わないと思い込んでおり、休日にこっそり身につけたりして楽しんでいた。……のだが、トートにべた褒めされた事により解禁。



・バニルミルト・クラウン


 アリエス王都騎士団の騎士団長、二十五歳でその地位にまで上り詰めた天才。

規格外(Sランク)と呼ばれる数少ない人物のうちの一人である。


 魔法も剣術もかなり高いレベルで使いこなせる人間で、長い間闘技大会の賞金ストッパーになっていた。

 闘技大会では戦いを楽しみたいと思う節があり、闘技大会開催中はなるべく参加選手の情報を耳に入れようとしない。無理に話そうとすると逃げる。


 なんだかんだとトートの前に姿を現わすイメージがあるが、本来はとても忙しい人なので副団長のアンセル・ウォーベックに雑務を任せる事も多い。 



・エトワール・ドニエ


 《喜捨姫》の二つ名を持つAランク冒険者、闘技大会での戦闘相手の一人。


 幼い頃魔族に街を滅ぼされ家族や家を失うが、エトワール一人だけ偶然剣の王に助けられ暫くはその庇護の下に育つ。


 剣の王の教えのおかげでどんな武器でもバランス良く扱う事ができ、大抵の相手ならば安定した戦いができる実力者。



・オルニカ・カステリット


 元冒険者上がりのアリエス王都騎士団員。

冒険者時代のランクはBで、相手を罠にかけるような戦い方が最も得意。薬品や道具の扱いに長けている。


 バニルミルトの命令により、トートにトラップ作成や冒険者用品の使い方などのイロハを教えてくれた人。



・ベニバナ・ツバキ


 大小二本の刀を腰に差して、端の擦り切れた袴のような服を着ている浪人のような人。闘技大会では、奥義《全天》を使いトートを驚かせた。


 闘技大会に支障はないので訂正しなかったが、名前はツバキでありベニバナは苗字である。



・ヴィルジリオ・スノウマン


 《魔法剣》の二つ名を持つAランク冒険者、二メートルを超える巨体のおじさん。


 二つ名の通り魔法剣を操り戦うことを得意としており、魔法剣の持つ防御無視効果によりどんな硬い相手でも一刀の元に叩き斬ることができる。

但し、魔法剣を発動した直後は多大な魔力消費により動作が緩慢になりやすいので、弱点を隠す意味もあり、あまり人前で魔法剣を振るうことはない。


 闘技場では次に戦う予定だったトートに気を取られすぎて敗北したからか、トートには自らの力を誇示するために魔法剣を見せたがるが、未だに一度も魔法剣の効果を見せたことがない。



・レティ・ブレッティンガム


 《エレスベルの三人娘》の一人。初めて出会った頃はCランクの冒険者だったが、トートと出会った後からトントン拍子にランクが上がりAランクの冒険者になっている。


 三人娘のリーダー役で、ダンジョンなどでは片手剣と盾を持ちタンク役を務めることが多い。性格は慎重でそこそこ真面目。


 トートのことを気に入っており、何度かパーティに誘っているのだが、いい返事は聞けていない。



・カナ・クレストール


 《エレスベルの三人娘》の一人。常に眠そうな目をしており、その見た目の通り常に脱力しているように見える少女。

言動も『やる気のない』ものが多く、言うたびにレティからツッコミのようなチョップが飛ぶ。


 パーティ内でのポジションはアタッカー、槍を振り回して戦う。 

性格や日頃の動きから誤解されやすいが、いざ戦闘となるとAランクの地位も当然といった働きを見せる。


 手が早く情欲の比率が高めなのでボディタッチが多いが、本人のやる気のないキャラと妙にマッチしているところがあり、深刻な事態に陥ったことはない。



・フェリシー・ジラルド


 《エレスベルの三人娘》の一人、魔力の流れを見る事ができる珍しい体質を持つ。

 馬車の護衛依頼でトートを間近で見た事によりはっきりとトートの持つ魔力の流れを認識し、自身も真似をしてみようと試行錯誤した事によりAランクに到達するほどの力を得る。


 性格は臆病で初対面の相手には少し引き気味。

パーティ内では後衛のポジションに付き、主に攻撃魔法を使い戦う。効果は弱いが回復魔法も扱う事ができる。



・ザスカー・ザーハッグ


 ザスカー商会の会長。会長職ではあるが、直接商品の販売を行う事が好きで、よく本店でウロウロする姿が見られる。


 昔は行商人をしており、野盗やモンスターと戦う事もあったので実はそこそこ戦える。


 トートをだいぶ気に入っており、トート専用の道具袋を作る際に何度か家にまで訪ねて来ている。



・ザンバラ・キュリエスクリーブ


 《不死狩り》の一人。Aランク冒険者だが、活動がほぼアンデッド専門なので、アンデッドが殆ど存在しないエレスベル王国では全然名が知られていない。


 過去デルに師事しており、デルには恭しい態度をとる。

そのデルから依頼の手紙が届き、驚きと同時に懐かしい感覚に陥ったのでエレスベルへ足を向けた。


 ハノーティとは長い付き合いで、だいぶ砕けた会話をすることも多い。



・ハノーティ・フラピス


 《不死狩り》の一人。ザンバラと同じくAランクで、対アンデッドに特化した技術を持つ。


 神官風の服装を好み、普段は温厚なお姉さんといった雰囲気の人だが、戦闘中は若干テンションが高くなるため「ちょっと怖い神官さん」と思われる事もしばしば。


 過去闘技大会の際トートを見るために変装をして闘技大会の観戦をしていた所を、知り合いであるエトワールに一瞬で見破られ、変装に自信をなくした事もある。



・デル・バンデルト


 有力な貴族なのだが、伴侶に興味がなかったりわざわざ後継ぎを作ろうとしないかなり《変わった》人。


 剣術だけでなく魔法を扱う事ができ、Bランクの冒険者と対等に戦えるほどの実力があり、知識も豊富だが、とにかく人に頼らずなんでも一人でこなそうとする悪癖を持つ。

流石にトートやマリウスの件では自分の手に余る出来事だと《不死狩り》を呼んだ。



・マリウス・ウィーバリー


 不死化薬を作り上げた科学者。

不死の体が欲しいと前国王トリオラ・フォーア・エレスベルの言葉を間に受け研究を開始したマッドサイエンティスト。


 寿命を延ばす薬を作り出すのは無理だと考え、逆に死から復活する薬に注力するも、裏で行なっていた数々の危険な実験を咎められ、秘密裏に断頭台にて処刑される。


 その際自分で服用した不死化薬は成功しており、後にアンデッドとして蘇った。


 トリオラが自分を切り捨てたと考え怒りから復習を試みるも、トートとヘルベティアによって防がれ返り討ちに合う。

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