キャラについて1
まだ話の筋を考える前なのでどう展開するかは未定だけど、1341年薩摩上陸・1350年足利直冬参戦・1371年今川了俊来襲は史実通りとするので、その時点での年齢(生没年不詳の人物や架空の人物の年齢は作劇上の都合に合わせて設定)を合わせて登場人物を紹介。
……ただし現在思いつく範囲内で。
懐良親王(12・21・42)
・主人公「夢見る征西将軍宮」「牧宮」
・父である後醍醐天皇に征西大将軍に任じられて船出した日以来、十日に一度の頻度で来世の夢を見るようになる。
・・牧宮懐良(15・16・18)
・・親王の来世。高校合格後の春休みより毎日前世である親王の夢を見るようになる。
・・夢を通じて二人は二人分の人生を共に歩む。二人の体感としては夢も現実も実体験。二人ではなく同一人物が二人分の人生を送っているようなもの?
・・ただし「十日に一度」「毎日」と頻度が違うためにその分年齢差が出る。
・南北朝期の皇子であると同時に現代日本の男子高校生でもあるので、南北朝の人間にしては現代的な考えの人物で現代日本の男子高校生にしては古風。
・性格はややヲタ寄りの「気さくで親しみやすい」と評されやすいタイプ。
五条頼元(51・60・没)
・吉野以来の家臣筆頭。
・「苦労人な公家」「牧宮の成長を見守るじい」「優秀な内政官」
五条良氏(33・42・没)
・頼元の長男。
・牧宮の教育係。牧宮が披露する現代日本の知識に関しては「とりあえず懐疑的」
・「小姑」
・父に先立ち病没。
五条良遠(29・38・59)
・頼元の三男(二男は早世)
・良氏と共に牧宮の教育係。
・教育係としての責任感からか牧宮に対し厳しい兄に比べて「気弱」
・「苦労人な小市民」
五条頼治(13・22・43)
・良遠の長男。
・牧宮が披露する現代日本の知識に関しては「素直に驚く」
・「側近」「秘書」
真弓広有(36・45・没)
・通称:次郎左衛門。
・旧姓:隠岐。
・1334年怪鳥以津真天を射殺した功により後醍醐天皇から真弓の姓を賜る。
・弓の名手に相応しい逞しい体格の「武士らしい武士」
・野球の得意な子孫がいるらしい。
猪狩野嵐坊(38・47・68)
・架空の人物。
・牧宮の九州行きに同行した山伏。
・山岳レンジャーやニンジャのような特殊部隊を欲した牧宮により設立された梁人衆の頭梁「標下洲太郎」に選ばれる。
・・「標下洲太郎」は梁人衆の頭梁を指すコードネーム。
・・偽名を使うことで正体不明の不気味さを演出しようとする牧宮の策。
・・梁人衆は牧宮が肥後権現山に居城を築いた以降はその北にそびえる金峰山を拠点とする予定。
当初の予定では宇都宮貞泰一家も書くつもりだったけど、年齢設定に悩み中で今回は見送り。
宇都宮貞久貞邦兄弟辺りが征西将軍宮直属の部隊指揮官で、宇都宮だけに釣り(天井……ほぼ無関係)が得意と連想して、貞久たちが偽装撤退することで敵を釣りそれを協力関係にある土豪たちの部隊や真弓ら遊撃隊、梁人衆など山野に伏せた兵力で包囲殲滅する戦術を征西府のお家芸にしたいと考えている。
なろう的に包囲殲滅陣は抑えてないといけない陣形らしいしね。
これで島津を釣って野伏せした兵で倒すよー。
しかし宇都宮貞久の孫・蒲池久憲が「父・懐久戦死後、蒲池武久の娘と結婚して蒲池氏を継いだ」となってるので年齢設定が悩ましい。
蒲池武久(1336年没)、宇都宮懐久(1359年没)。23年も離れているがかなりの年の差カップルだったのだろうか?
懐久という名前は懐良親王に因んだような気もするが、そうなると牧宮よりも年下だろう。となるとその子の久憲と蒲池武久の娘との年の差は広がる一方。いっそたまたま牧宮と同じ字だったとして懐久の年齢上げる手もあるが、そうなるとその祖父貞泰の年をどうしよう?
生没年不詳だから適当にバランス良い年頃にしたら良いだけなんだけど、今回は思案中ということで。