南北高校入学!
前書きなんて偉そうにできる大層な人間ではありませんし、処女作なこれは人に見せれるようなものではないかも知れませんが、これを少しでも見てくださった人には感謝してもしきれません。
沢山の人に見てもらえるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
プロローグ
黒髪ロングに透けるように白い肌、多少猫目が入っているが全体的にはおしとやかで、今までテレビでも見た事ないほど美人なその人は僕に愛の告白をしてきた。
そして僕は…
「ふざけんな!!!」
第1章
南北高校心霊学部!
「起きてよ!先に行くよお兄ちゃん!」
「ちょっと待ってくれよ、、すぐ着替えるからさ」
欠伸しながら俺はそう答えた。
「大体お前はせっかちなんだよ!まだ入学式まで一時間半もあるじゃん」
「学校まで急いでも一時間以上はかかるでしょ〜!」
「落ち着けよ、、あ、チョコ食う?」
俺は机の上に置いていたキットカットを半分に割った。
「もちろん!早くブレザー着なさいよ!」
「はいはい」
俺は夜咲一樹。16歳。ちなみに、このおせっかい焼きは夜咲雪菜、俺の双子の妹だ。妹と言っても二卵性の為全然似ていなくて、じっとしてたら可愛い、らしい。(本人談)
「行くよ!お兄ちゃん、高校生活の始まりだよ!」
そう、今日は入学式。俺の記念的な初登校の日!
俺と雪菜は同じ高校に受かった。
南北大学附属高等学校、別名南北高。
学力は並よりちょっと上ぐらい。
三階建ての本校舎の端っこに7階建ての職員室中心の建物が引っ付いているような学校
雪菜は成績的に厳しい所を無理やり受けて奇跡的に受かった。
あの時の喜び様はやばかったな…。
まさか、興奮し過ぎていつも汚いって罵る俺にだきついてくるとは。
そう言う訳で俺たちは電車を乗り継いで学校に向かっていた。
「そーいえばさ、お兄ちゃんクラブ何入るの?」
「んー、そーだなぁ、、やっぱり陸上かなぁ」
「だよね…私もソフトテニスかな!」
なぜか少し残念そうな顔をしたが、すぐに元の顔に戻った。
この妹、運動のスペックは無駄に高い。
全中三位の実力者だ。なぜ、推薦を全部蹴んだよ、、まじで理解不能だ。そういう所も含めて、あたま悪りぃよなぁ」
「お兄ちゃん、途中から声に出てるよ」
「そうか、そうか」
「流された!?」
「流したけど?」
「悪びれる事もなく肯定だと…こいつできる!」
「誰がこいつだ!」
そんな他愛もない会話をしていると早く時間が経つ。
俺たちはもう校門の前に立っていた。
ここで俺の青春がはじまるのか!
期待を込め、始めの一歩を踏み出した。
むにゅ。
ーん?なんか踏んだか?
足元には女子の胸が転がっていた。