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無心

作者: 南部忠相

 空をゆく鳥は羽ばたき方なぞ考えない。海をゆく魚は泳ぎ方なぞ考えない。


 人もそうある事ができるだろうか?


 社会を生きること。友とあること。伴侶とあること。子とあること。


 ただ食うことですらあれこれと考える我々が何かを考えずに時を過ごすことができるだろうか?


 ただ毎日を過ごすことだけでも悩み、考え、納得しないまでも事をなす我々が。


 そうあれかしと願っては裏切り、裏切られ出血の如く時を失う我々が。


 くだらないと断ずるは愚かなことか? 己を守る手段の一つか。



 今日もまた考える。

 過去を忘れるためか、より良い未来を掴むためか。

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