12 ふたたびネクストへ
フィールドでさっそくバトルスタートだ。
『スライム が あらわれた! どうする?』
もじ:た
じかん:0
こうか:なし
おうえん:0
ジャスパー→こうげき→スライム
【ダイヤ:だいや】
OK! スライム に 1ポイント の ダメージ!
スライム の こうげき!
【野次馬:やじうま】
ジャスパー に 1ポイント の ダメージ!
ジャスパー→こうげき→スライム
【マジョリティ:まじょりてぃ】
GOOD! スライム に 2ポイント の ダメージ!
スライム の こうげき!
【ティッシュ:てぃっしゅ】
ジャスパー に 1ポイント の ダメージ!
ジャスパー→こうげき→スライム
【シュークリーム:しゅーくりーむ】
NICE! スライム に 2ポイント の ダメージ!
スライム を たおした!(テレレレ~ン)
3ポイント の けいけんち を かくとく!
3ゴル を てにいれた!
バトルのポイントはキャラがぼくからジャスパーに変わっていることだ。
ぼくの言語魔法をジャスパーが取り込んで増幅させるブレスの攻撃エフェクトは結構かっこいい。そしてぼくとジャスパーのきずなが強くなるにつれてその効果は高まっていく。
バトル中はアモルファスのHPが消費され、アモルファスが戦闘不能になるとワードナーに切り替わるシステムだ。そこであと一歩で倒せると思えば逃走せずにワードナー自身で敵にとどめを刺すこともできる。ただしエンチャントの効果は切れてしまうからそこは注意が必要だ。
そしてぼくは再びネクストの町へ(ザッザッザ)。
「ネクストの町へようこそ!」
そこにあの男の子が駆け寄ってくる。
「お兄ちゃんのアモルファスすこし変わってるね。変なの~!」
また走り去っていく男の子。ちょっと待て、それしか言うことないのかよ!