ドラゴン
「とっとと決着を付けますか!!」
陸翔はそう言いながらドラゴンに猛突進をした。
「グォォォォォォォォォォォォォ!!」
ドラゴンが口から火を吐いた。
「そんなもの!!俺には効かねぇんだよ!!」
バシャーンと陸翔の前に何かの力によって急に出てきた水がドラゴンの火を打ち消した。
「どうよ!!俺のスキル!!このスキルの名は…」
ヤバい…どうしよう…これ何て読むの!?この世界の言葉と何か違う!!どうしよう…もう適当で良いや!!
「ま、魔王狩りだ!!」
これでどうだ!?魔王狩りだぞ!?さすがに、万はにしようと思いはしないだろう!!…頼むからそうで有ってくれ…
「オマエ…ヤハリ…オモシロイナ……ツギコソハ…カナラズ…」
ドラゴンが羽を伸ばして飛び立とうとしたときだ。
「なに、逃げようとしてんだ。」
陸翔の周りに無数の剣が集まり出した。
「そいっと。」
無数の剣達がドラゴンに向かって飛んでいった。
「グ、グォォォォォ」
ドラゴンは、空中から落ちてしまい、その衝撃にドラゴンの右の羽が折れてしまった。
「さて…死ね…」
とどめと言わんばかりに次々と剣が刺さっていきドラゴンは息を引き取った。
「あっ、えっ?何で…ドラゴンが死んで?」
確か俺はそうで有ってくれとか頼んだのは覚えている…そこからの記憶が全くない…一体俺はなにをしたんだ?
「陸翔さん!!大丈夫でしたか!?」
「クロエさん!!俺は大丈夫でした。クロエさんも何か怪我はしていたりしていませんか!?」
「大丈夫です!!しかし…何で陸翔さんの前にドラゴンの死体が!?」
「イヤーこれには深い事情が有りまして…」
「でも、陸翔さんになにも無くて良かったです!!わたし…私凄く心配して!!」
涙をこぼしているクロエに陸翔は声をかけた。
「本当にすいません!!次からはこんなことが無いようにします!!」
「絶対ですよ…?絶対ですからね!!」
陸翔は、まだ完全に解決していない事を考えつつも今はクロエに謝ることに専念した。
えっ?期間が空きすぎていた?失踪していたのでは?そ、そんなことあるわけないだろう!!うん…失踪何かシテナイ。メンドクサイトカオモッテナイ。誤字脱字等が有りましたらコメントお願いします!!作者はポイント等もとても励みになります!!一番嬉しいのは感想で意見を貰えることです!!よろしければ感想をお願い致します!!




