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火水風土  作者: 田中 椿
20/31

引越し前

次の日、トナは何か準備をしていた。

ベラは、眠たそうに聞いた。

「トナ、何してるの?」

「引越しの準備よ」

「へっ!?」

「ほら!あんたも準備して!」

「何で引越しするの?ジリアンは?トナのお父さんは?どうするの?」

「ジリアンとは、別れたわよ。」

「何で?トナとジリアン一緒に居た方がいいと思ったのに。」

「あいつの事私は、いつ好きって言った?あいつが一方的に好きって、言ってきたのよ。それに、あんたの事あいつは嫌ってるのよ。なのに、私があいつの事好きになれると思う?なれないわよ」

「ジリアンが私の事嫌ってるの知ってた。でも、こんな私でもトナに幸せになって欲しいと思うよ。だから私は、ジリアンと結婚したら迷惑にしかないからどこかに行こうと思ってた。」


バシッ


トナは、ベラにビンタをした。

「ごめんね。そんな事考えさせてたなんて私、知らなかった。でも、あんたは捨てないから大丈夫だからそんな事思っちゃだめわかった?」


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