ジリアン
ジリアンの告白から3週間。
家は、ほとんど机に1個花瓶があるくらい花でいっぱいになった。
「トナ、あのさ~花いくら好きだからってこれはないでしょ。」
「私も思ってたわよ!あいつまるで子供なのよ!」
「言えばいいでしょ!言えないんだったら私が言うけど」
「いいわよ。私があんな事言ったからこんなんになったのよ。」
「何て言ったの?」
「私花が好きだから今度持って来て!って言ったのそしたらいつも持って来るようになったの」
「・・・トナのせいか」
トントン
「来た!」
「トナー」ジリアンは勝手に入って来た。
「花そんなにいっぱい」今日の花は、100本近かった。
「うん」
「花瓶用意しなきゃ」
「花瓶もう無いんでしょ。買ってきたよー」
「ありがとう」
「どういたしまして」
「ベラ~早く寝なさーい」
「はいはい」
「あのさトナ。」
「何?」
「ベラを、学校に、い、かせ・・ないか?」
「何言ってんのよ?」
「大丈夫だよ。ちゃんとしたベラのような人が行くような学校だから」ジリアンは、にっこりと笑って言った。
「それにお金は、僕が出すよ。ねっベラが学校に行ったら僕たち一緒に暮らそう?」
「あんたも、みんなと同じ・・・」トナは、小声で言った。
「えっ?」
「あんたもみんなと同じね。でも、あんたは、もっとたちが悪い!!あんたはお金でなんでも出来ると思ってる!あんたのお父さんと同じ。私がなんで最初付き合うのを、拒んだか分かる?あんたは、顔もいいし、お金もいっぱいある!でも私は拒んだ、何でか分かる?あんたが、私の嫌いなあんたのお父さんの性格を受けていると思ったから!私の思った通りだった。それにベラの事最初あんた、どんな目で見てたか、あんたの目はみんなと同じ目だった。」
「・・・・・」
「どうせあんた、私のお父さんに言われたんでしょ!ベラと私を引き離せって。それにね、あの時パパが来ること事態おかしかったのよ!」
「・・・」
「出てって!」
「えっ!!」
「出てって。二度と顔見せに来ないでよ!」
バタン!