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告白
次の日
トントン・・・
「は~い。ちょっと待ってくださ~い」
ガチャッ
「ジリアン?あなた、昨日私のパパから私の伝言聞かなかった?」
「聞きましたよ。」
「じゃあ、何できたの?」
「あなたは来ないでとわ言ってないでしょ?それに私は、あなたにひと目ぼれしてしまったようだから付き合ってほしいと思って」
「・・・」
「だ、めかな?」
「ええ、だめ!」
「なんで?」
「あんたのお父さんが嫌いだから、伝言にあったでしょう。」
「ああ、あったよ。」
「じゃあ分かったでしょう。ふられるって」
「ううん分からなかった。だってあなたは、僕の父が嫌いで僕はどちらでもないでしょ?」
「そうだけど・・・」
「ね、そうでしょ。だから僕と付き合ってよ」
「わかったよ」ちょっと仕方なくという感じで言った。