炎の試練官アイン
「炎黒裂火波!」
「黒闇球体!!」
ヨミが使った。「炎黒裂火波」と同じ魔力に自分の魔力を消費して、「黒闇球体」を繰り出した。俺に対して、ヨミの顔。はここまで、成長したことを嬉しく思う。的な満足そうな顔を浮かべ、二人の攻撃がぶつかり合った瞬間。ヨミは
俺に向けて、黒闇球体を投げてわざと外し決着がついた。
「わざと外した。が勝ちで良いか?」
「参った流石。だなでも何故だ。黒闇球体放った。にも関わらず、魔力分からなかったぞ」
「多分にはなります。がいくつかの理由があります。一つ目にして、多分認識によるもの。さっきみたいに魔法使った瞬間見えたか。魔力の波動を感じたか。どちらかだと思われます」
「これから、卒業式を行う」
俺はヨミと戦い負けた。にも関わらず卒業することになった。
「卒業記念だ。持って行くが良い」
「俺は負けたにも関わらず、何故鍵渡す」
「わしらに勝った。からと言って、鍵を渡す必要なんて、ない重要なのはその者。に認められること」
「そうだったのか。それなら有難く貰う。後2つみたい。だがどの試練か教えて欲しい」
「炎光」
「アインはかなり強い。気を付けるが良い。もし鍵貰ったら一度案内してやろう。かなり海悪いが付き合ってくれんか?転送はしてやるから」
俺とライム。は最初に世話なったアイン。の場所へ転送される。
「嬢ちゃんから、話は聞いてる。鍵欲しいのなら、熱い戦いしたらくれてやる」
「ヨミには、負けたが俺に任せて、くれないか?」
「主がどうして、も言うなら、見てる。が勝てない感じたら参戦する」
「分かった。久しぶりにやろうか」
俺がアイン。に会った時は、その魔力に怯えていた。がヨミの魔力や経験。を受けたことで、アインに対しての不安等は消えていた。
「どのくらい強くなった。か見せて見ろ」
「水線撃!(すいせんげき)」
「豪炎残!」(ごうえんざん)
「黒刃剣!(ダークソード)黒烈一線!!(こくれついっせん)」
俺の一撃は、地面に対し、形を変える衝撃をアインは剣を使って、打ち返し吹っ飛ばす。その時魔力を使わず、自分の握力だけで魔法を打ち返していった。
「どうした。この程度か」
「握力化物か」
「今度はこっちから、炎火残燐火!!(えんかざんりっか)」
アインの動きは、早いという次元ではなかった。それであり俺の考えを遥かに越えていた。
「主大丈夫?」
「何とか大丈夫。だけど俺だけでは勝てない。力貸してくれ」
「うん。分かった」
「全力で来い」
「水陣撃裂!!(ハイドロキャノン)」
「黒闇球体!!」




