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いぶきとあかりの異世界回想録♬  作者: おもち
第二篇 旅をする意味
17/75

第17章 港町ハイネ 1

 

 いぶきとあかりは、ハイネの中を散策する事にした。


 ハイネの街は、中央の石畳の通路を起点として、左右に市街地が広がっている。

 中央通路の先には海が見えており、向かってその右側には市場、左側は桟橋になっていた。

 

 2人は桟橋まで行くと、キョロキョロと辺りを見まわし、定期船を探す。


 しかし、桟橋は漁船だらけで、定期船は停泊していないようだった。

 そこで、2人は桟橋の管理人に話を聞くことにした。

 管理人が言うには、首都ローゼン行きの定期船は月に1便しかなく、次に乗れるのは10日後ということだった。


 日本の感覚だと、定期船が月に1便というのはあまりに少ないように感じる。

 しかし、ハイネの人々にとっては、きっと首都は、そんなに気軽に行くような場所ではないのだろう。

 

 ハイネは、そこまで大きな街ではない。

 1日もあれば回れてしまうだろう。

 急いで回っても、そのあと時間を持て余すのは明らかだ。


 そこで2人は食堂にいき、今後の作戦会議をすることにした。

 会議においてまず必要なのは、シュワシュワだ。

 いぶきはテーブルを決めると、シュワシュワと焼き鳥を注文した。

 あかりは、シュワシュワの他に、サラダとサンドイッチを注文する。


 そして、大人のお作法通りに、理由もないのに乾杯をする。

 いぶきはシュワシュワを一口含むと焼き鳥を食べ、自分ながらに『オッサンくさっ』と思いながら切り出した。


 「10日間もブラブラしてるのもったいないよね。クエストでも……」

 そこまで言ったところで、隣のテーブルの2人組の1人が立ち上がり、こちらに近づいてきた。


 テスターだろうか。


 2人とも若く話し方が妙に軽い。

 いぶきは、先ほどから彼らのことが気になって様子を伺っていたが、どうも日本の話をしているようだった。


 男は、いぶきたちのテーブルに手をつくとニコッとしながら言った。


 「おれたちクエスト受けたくてさ。君たち魔法職だよね? ちょっと手伝ってくれないかな?」



まさかの首都名を間違えてました。

首都ルンデン→首都ローゼンに変更しました。(2/21)

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