車酔いの葛藤
まるで、車酔いをしているようで
眠ってしまいたい。
降りたい。
助けを求めたって
どうにも出来ない。
苦しいから、どうしようもなくても、
人に訴えるものだろう?
耐え難いものがこの世にはある。
車の進む先が、見える景色が、
私の酔いを覚ましてくれるのか。
どうかしてる。
━━━━━しばらく眠っていたようだ
陽光が窓から差す。苦しさをまた思い出す。こんな時は喜びよりも、安心を求める。外の空気が涼しくて、排気ガスさえ愛おしい。お腹も空かない。
ご飯も食べていない━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━目が覚めた。私は部屋の中にいる。暗闇の中で響く鼓動は、人々の言葉、音の刺激によって変化してきた私の心。この部屋は私が望んできた孤独。それなのに、私は暗闇の中、優しさを求めて来たのだ。私は昔、嬉しくても悲しくても、押し殺されて塊となった感情を、端に追いやってしまった。部屋のガラクタが私に問いかけているようだ。
━━━━━優しさが五月蝿い。見開いたような目が怖いよ貴方も私も。喜びよりも、安心を求めた孤独。
初投稿です。超元気です。