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鉄道模型

新居には父から引き継いだ鉄道模型のレイアウトが置いてあります。

大きさ的には1畳より大きいくらいでしょうか。

配線は路面電車線単線、在来線単線、新幹線規格の高架線複線で、それぞれ独立しております。

路面電車線と在来線には引き込み線も用意してあるという。


父が亡くなる前に「見舞いに来る友人に見せたい」と言っていたので一回整備したのですが、それから半年程度、特に手もかけずに置いたままでした。

先日だいぶいろいろ片付いてきたので、そろそろこちらにも手を入れるかと保線を…。


うちの人にも手伝ってもらったのですが、そうしたら「こういう金属についた汚れなら無水エタノールでふき取るといいのでは?」と提案してくれました。

父の介護の時に用意した消毒用アルコール含有綿が大量に余っているので、それを使ってみたところ予想外に使用成績が良いという。

汚れしっかり取れた上に、すぐ乾くので後の手間も不要。

私の指は真っ赤になりましたが、まあこれは私のほうの体質の問題ということで…。


で、無事走れるようになったのでいろいろ走らせてみたのですが、車両のほうも整備されていなくて結構大変なことになっている車両がいくつか見られます。

見つけ次第整備しているのですが、いくら清掃してもダメなものはダメだったり。

分解整備しようとして壊した車両もあったりです。仕方ないので動力セットを買いなおししましたが…。

車軸とギアにびっしり糸状になったほこりが絡みついていた車両を見つけた時には、軽くめまいがしました。これでよく走ってたなと…。


一人で走らせていてもなんとなくさみしいので、うちの人も巻き込むことにしました。

なんとなくなじみがあるかなと思って651系電車を預けてみたのですが、あんまり乗ったことはないそうで。

そういえばもっぱらいわきから東京に行くのは高速バスだったと聞きましたっけ…。

私も651系「スーパーひたち」は幼少のころに一回乗ったきりで、引退まで再乗車の機会はありませんでしたが、仙台でも見られた優等列車ということで印象に残っております。


で、やっぱり走らせるなら自分の知っている車両のほうが面白いだろうと聞いてみたら、やっぱり常磐線の普通列車に使われていた415系がなじみがあるとのこと。

415系は0~700番台と1500番台で車体が全然違うのですが、どちらがいいかと尋ねたら鋼製車体の0番台とのこと。

0番台でも登場時のさつまいもカラーと、白地に青ラインの万博塗装があるのですが、うちの人が生まれたのは万博塗装になってからなので迷わずそちらを選択。

幸い近い時期に製品が出たばかりで、新品でいいものが用意できました。

昨晩届いて早速走らせてみたのですが、走りが軽い軽い。加速も速いし速度も速い。

ただタイヤがトラクションタイヤではないのだそうで、ちょっと登坂力が弱い感じはありました。あんまり気になるようなら車軸交換考えましょう。4両編成ではそこまで気にならないとは思うのですが…。

うちの在来線は平面で1周ではなくて、立体交差を使って2周させているので、鉄道としてはかなり急な勾配があるのです…。

一応平面だけでも走れるようにと、ポイントの切り替えで立体交差部分をパスできる線路も作ってあるのですが、あんまり使われていません。もう5年くらい列車入線していないのではなかろうか…。


しばし走らせた後「415系どうする?しまっておく?」と聞いたら「そのまま出しておいて」と言っていたので、なんとなく走らせるの気に入ってくれたみたいです。

ちょっとうれしい。


鉄道模型も楽しい趣味なのです…が、やっぱりお金はかかる趣味なので、あんまり大規模にはできないだろうなと思いますけれど、ちまちま楽しめればと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言]  例のレイアウト、復活したんですね。  細かい話はさっぱりわからないけど、楽しんでいるようでなにより。
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