あるあるなのかどうなのか。
今朝がた夢を見たのです。
小中学校時代に仲の良かった男友達の夢でした。
ああ懐かしいな、会いたいな、と思って目が覚めたのです、が…。
…怖くて、それじゃ会えないか探してみようって、できないんですよね。
何しろ私、その当時はもちろん男子だったわけで。男子同士の友人だったわけですよ。
そのころと比べると変わり果てた私がいる訳でして。
学生時代から今に至れば少々変わっているのは当たり前と言ってしまえばそれまでですが、それにしても変わりすぎではあるのですよね。
いざ会ったとして、あるいは連絡とってみたとして、拒否されたら自分はどうなるんだろう。
そう思ってしまうと一歩も前に進めないんですよね。
自分が生きるために必死に考えてした行動すべてを否定されたような気になりはしないかと思うと、怖いんですよね。
私が臆病で弱いだけなのかなとも思いますが…。
もう手術や戸籍変更を済ませた後に事情を知っていて付き合ってくれている人たちは良いんですよね、最初から受け入れられないなら友達付き合いなんてしないだろうって思えますから。
そうじゃない人たち、昔の知り合いとなると、ものすごく怖い。
想い出も何もかもみんなぶち壊してしまう気がして…。
実際に手術前後に付き合っていた友人たちで、手術前と後で明らかに態度が変わった人も結構いました。
そういう前例があるから、なおのこと怖いんですね。
結局無関係な第三者なら存在を許せても、自分の身近な人になると許せないってことはあるんだよねと。
結局過去はきれいさっぱり捨てるほうが良いんでしょうかねえ…。
それともやっぱり、私が臆病なだけなのか。
なんだか悩んでしまいますね。
まあそんな訳で、性的少数者が身近にいても当たり前の世の中にはまだちょっと距離があるのかなと思うのです。
私が生きている間に当たり前になりますかどうか…。
そうなってほしいとは思いますが、難しかろうなとも思うわけで。
せっかく見た懐かしい夢も、なんだかかえって落ち込んでしまいました。
やれやれですね…。