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4-7 ドジっ子少女とお見舞い

陽向くんからの突然の電話だった。

内容は安藤くんのことは諦めろとの事。

正直、風邪のせいで冷静な判断ができてない可能性はあるけれど、熱も下がってるし多分正しい判断だと思う。

安藤くんは悪い人じゃない。

私は、少しモヤモヤが残ったまま自室のベットでごろごろしていた。


ピンポ~ン


インターホンの音だ。今、家には私以外に誰もいないので、自ら体を起こして玄関へ向かう。


「はーい」


少しだるさをも感じる返事で応答し、ドアを開けると、そこに居たのはカナちゃんだった。どうやらお見舞いに来てくれたらしい。


「いずみん、やっほー。お見舞い来たよー」

「カナちゃんどうぞ上がって」


この季節に外で立ち話というのはお互いに辛いのでとりあえず部屋に招いた。


「ごめんね、本当は陽向も来るはずだったんだけど急用ができたとかで。あ、これ陽向から、ゼリーだって」

「ううん、ぜんぜん。こういうの貰えるだけでも嬉しいよ」


多分、急用というのは嘘だと思う。私と会うのが気まずいのだろう。実際私も少し気まずい。

受け取ったゼリーの蓋を開け、付属の紙スプーンで掬い、パクリと食べた。


「いずみんって一人暮らしなんだっけ?」

「まぁね、今日は風邪だって言ったら妹が夜ご飯作りに来てくれるって言ってたけど」

「なんかできることあったら言ってね」

「ありがと、でも大丈夫。陽向くんにゼリーありがとうって言っといて」


しばらく一緒におしゃべりをした後、カナちゃんを玄関まで送って、再びベッドへと戻った。

喋り疲れたのか、睡魔が襲って来た。


目が覚めると、台所から音がしている。妹の光空が来てくれたのだろう。


「ん、起きたか?もうすぐできるから」

「ありがと、光空」

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