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始まりの物語の序章

 世界には、人間、獣人、竜人の三種の種族がいる。この三種族を纏めて人類と言って()()


 だが今の世では、人類と言えば人間と獣人だけである。竜人は、人ではなく化け物として扱われる事となった。



 理由は多くある。例えば、竜人は《竜化》と呼ばれる特殊な能力を持っていた。その身を竜へと変化し圧倒的な力を振るうことができたから。獣に変わる人類など、他の二種族が人類として認めたくなかったから。まぁ、色々ある。


 そして、ある時から竜狩りが始まった。人間と獣人は個で勝てないのなら、と群れを成して竜狩りを行った。


 そもそも竜の各部位が、霊薬や強力な魔導具の媒体となるのだ。皮肉な事に、人間と獣人にとって、デメリットよりもメリットの方が大きかったのだ。



 そんな竜人にとって生きにくい世界に一体の竜がいた。その二つ名は宵闇の竜、影と茨の古竜。そして、名はヨイヅキ・ソーレイドと呼ばれる竜である。


 この竜こそ物語の主人公にして後の、古き災厄を滅ぼした、人類の英雄となる竜人。



 これは、そんな竜と彼を支えた仲間達の織り成す英雄譚の序章である。

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