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「エラキンクエスト3・デブ戦士ダンチョ」

ヨシテルはパパブの知り合いの、ダンチョの家へと来ていた。

「これはこれは、ヨシテルぼっちゃん。お久しぶりですね。

前お会いになった頃は、まだチビでバカでしたのに」

ダンチョは笑顔で言った。

「お久しぶりです。相変わらず凛々しい贅肉で脂肪しかなさそうですね」

ヨシテルは真顔で言った。

「お優しいほめ言葉にコノヤロウ!でございます。

と、仲良くケンカしてる場合ではございません。

実は家にいるネズミが、食べ物を食いやがってる次第でございます」

「ネズミも必死なのですね。少し差し上げるのも優しさではありませんか?」

興奮気味のダンチョを、なだめるようにヨシテルは言った。

「最初は良かれと食べ物を差し上げてやりました。

しかし、その優しさに付け込みやがって日に日に私めの食べ物もなくなりました。

現に今日、ぼっちゃんにしょうがないから差し上げる食事があるかどうか・・・」

「いますぐ追っ払いましょう!私達の食事を守るために!」

ダンチョの言葉を待たずヨシテルは奇声をあげた。

ネズミが現れるという家の地下にやってきた。

「出てこいネズミ!」

「ハロー!僕エラキー!何だい?食事の時間かい?」

エラキーマウスはご機嫌な様子で言った。

「居候の分際で貴様にやる飯はない!」

「エッラ!何を言っているんだい?

僕が出稼ぎしてるからこそ食事の心配がないんじゃないか。

ダンチョなんて家で、だらしなく腹を出してお菓子食べながら寝てるだけだよ。

テレビやゲームそれに○○や何と○○なんてこともやってる、ただのニートなんだ」

エラキーマウスは怒りを込めた声で言った。

「ダンチョさん。それは本当ですか!?」

すでにダンチョの姿はなかった。


キャスト

ダンチョ

モデル・腰は低いが口が悪いサンチョ+ダンジョー

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