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エラキンクエストプロローグ
「エラキンクエストプロローグ・ガポイ村」
広場に人々が集まり集会を開いていた。
「困ったものだ。
世界は魔王エラキングの魔の手によって、人々は魚人にされている！
我々漁夫は長年戦いを挑んだが、未だに釣り上げた者はいない。
そこで池にいる、まだ誰も釣った事がない魚を釣った者に、この村に伝わるツリザオの剣を授けよう！」
村長がそう言うと村人達は一人、二人と釣りを挑んだ。
しかし釣り針に食いつく事はあっても、魚が釣れることはなかった。
「私がやりましょう！」
ヨシテルは釣竿を振るうと魚は釣り針に食いついた。
しかし全力で引っ張っても、魚を釣り上げることはできなかった。
ヨシテルが諦めて釣竿を離した時、魚は自ら地上にあがった。
「おぉ！とうとう釣りおった！
ヨシテルよ。お前はこの村代表の勇漁じゃ！」
こうしてヨシテルの冒険が始まるのだった。
