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君への詩

『きみに読む物語』と言う純愛小説のサブタイトルをモチーフに書きました。

奇跡への感謝を忘れなければ、想いは強められる

亡霊となった過去の思い出にも勝るのだ

再会の喜びは大きな祭りの時に湧き起こり

電話での会話が喜びに弾みをつけさせる

カヌーを共に漕いだあの日々は

流れる水のような追想の日々より勝り

白鳥たちのダンスがさらなる喜びを増し加える

嵐が訪れ、牙を剥いたとしても

法廷に立たされ、公正に擬態した邪悪に呑まれかけても

予期せぬ客の来訪に心尽くしてもてなすならば

交差点で繋ぎ会うことができるだろう

過去からの手紙による苦悩の闇の日々が最後に臨んだとしても

二人の冬がいかに長く続いたとしても

希望の灯火は絶やすことは誰にもできない


そんな物語を君に、誰よりも愛している君のために紡ぎたいんだ

君と過ごしたかけがえのない日々の思い出を

忘れがたい幸せだったあの日々を

断片のように欠けてしまってもすぐに思い出せるように


君が忘れてしまったとしても

君を亡くしてしまったとしても


僕は君のために、ただ君のために

思い出の記憶を物語として綴ろう


君への愛に突き動かされて――

《終》

実は、しばらく前に書いて放置していた作品です。

最初、書いた時は悪い方向に向かってしまったので一回書き直したんですよね。


純愛小説なのに、ホラーに寄ったので。

ホラー要素を意識して排除したのがこの作品でした。


次も気まぐれ更新になります。

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