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Usually
朝は変わらずにやってきます。
妹の早すぎる朝食に合わせて作った料理をペロリと平らげた妹が学校に出掛けた頃、僕もある程度の家事を終わらせていた。時計は朝7時50分を指していた。
「こんな時間か……学校に行くか」
鞄をとろうとしたその手が止まった。“あの日”もこんな朝だった。
ーーあの日もこんな風に朝、出掛けようとした。特に変わりはなかった……はずだ。
不意に聞こえたお天気お姉さんの声で現実に引き戻された。
「……何を思い出しているんだ、早く行かないと朝学活に間に合わないってのに」
現在8時だが、学校までは徒歩10分である。
やはり、いつも通りの朝だった。
キーボードが三点リーダ付いてないから使いづらい。