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Alldays  作者: 「色」
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Good morning!

唐突だが僕の今朝を見てもらおう。

ーー早朝、鈍い痛みが左腕を走っていることに気が付いた。その痛み故に目覚めるとそこには、僕の左腕を楽しそうに殴っている妹の姿があった。じんじんと痛む僕の左上腕二頭筋辺りには既に痣が出来ていた。僕は目覚めたばかりなので仕返しするなどということは思い浮かばず、習慣のままに寝惚けた状態で体を起こすと妹はぱぁ、と顔を輝かせた。……今思うと仕返ししなくてよかったと思っている。

妹は輝かせた顔のまま「遂に起きてくれた!」とはしゃいでいた。

だが、「喜んでいるとこ悪いが、今何時だ?」と少し部屋が暗いことに気が付いた僕がそう質問すると、急に妹の顔から笑顔が消えた。……妹のそばにあったデジタル時計の時間は「朝5:00」と規則的に点滅しながら写している。驚きはしたのだが僕はあえてそこにはつっこまずに「なぜこんなになるまで殴ったか」と本人に聞いた。

返ってきたのは「こうでもしないと起きなかった。」との答えだ。僕はまだ5時と言う妹の起床を促すには早過ぎる時間に心の中でつっこみつつも布団から出ていつもの台詞を言った。

「妹よ。せめて起こすときは声で呼び掛けるぐらい先にしろって言ってるだろ……はぁ~、いつも腕が朝から痛いってどういう状態だよ……」

僕は愚痴るも妹はあっけらかんな様子でご飯はまだかと聞いてきた。全く酷い目覚めだな、今日は。

 と、今朝の出来事を人に説明するかのような口調で頭の中で状況整理した。とここまで振り返ったところであることを思い出した。

「あの日から1ヶ月……やっとか」「ご飯まだぁ?」「もう少し我慢してくれ」

変わらない日々だった。

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