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きらめくもの

作者: 宵代 月乃

電車で延々考えた歌詞でごわす。

きらきら輝く

ものを

求めて

あの場所へと

あなたに会いに野を駆けた

まさか

こんなことになっているなんて

思いもしなかったのだから

血で染まった白いワンピース

握りしめて私は走った


お願い

お願い

誰か嘘だと言って

たちの

悪い

只の悪夢と言って

遠い

流したきりの涙

目から

零れ

消えてしまいそうなの


切なくて哀しく苦しくて

心と身体千切れてしまいそうで

自分の世界が儚くなって

なくした欠片

握りしめたスカートの裾が

私と一緒くしゃくしゃになって

永久に忘れぬ皺と共にほら

乱れて消える


請われて乞われて恋われて壊れ

あなたを想い天を見ているの


純白に散る

紅花と緋色

瞳の中の

雫の色は何色ですか


きらきら輝く

ものを

守って

この場所へと

私は消えそうな手で

のないこの道標を守って

ひたすら前を見据えていたの

誰か助けてなんて言わずに

独りきりで光を捜すの


走る

走る

私の夢探して

ずっと

ずっと

一緒にいてほしくて

きっと

きっと

それは叶わないけど

だから

お願い

少しだけでも長く一緒に


暖かく嬉しくて優しくて

包まれているみたいなんです

私が覚える未知の感覚

安らぎを知る

ひとりぼっちで寂しい私の

強さは弱さとまるで同じで

手に入れても何も変わらないから

歩いてい


舞わって廻って周って回る

目を閉じたまま私歌ってるの


純白に散る

紅花と緋色

この胸の奥で

笑っているのは誰ですか


きらきら輝く

今を

探して

今日もゆくよ

あなたに会えるその日まで

いつか

笑って抱き合いながら言うの

私はもう大丈夫平気と

あなたも安心して笑ってと

だけど涙はとまらないかも



やりたいことがあるの

にしか

できないことがあったの

一人

だけじゃ

何も出来ないけれど

共に

歩む

大切な人見つけたから


あなたのこと

忘れたわけじゃない

何一つだって

失ってなんかない

私は歩く


純白に咲く

紅花と緋色

この道の先

待っているのはどんな未来


やりたいことがあるの

にしか

できないことがあったの

一人

だけじゃ

何も出来ないけれど

共に

歩む

大切な人見つけたから



きらきら輝く


きらきら輝く


きらきら輝く


もの


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