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守矢と博麗

今更だけど、あけおめ!


今年もよろしくお願いします!


更新遅くなってすみませんでした!



今回は守矢勢です

-守矢神社




月姫「ふふっ……」


早苗「ふふふ……」



 現在月姫は、本来ライバルであるはずの守矢神社に遊びに来ており、縁側にて緑髪の巫女と会話を楽しんでいた。



月姫「ふふっ、早苗ちゃんと話をしていると楽しいわ。早苗ちゃんは本当にいい子ね」


早苗「え! そ、そんなことはないですよ!」



 早苗は月姫に褒められ顔を真っ赤にして否定する。



神奈子「こらこら、あまりうちの早苗をからかわないでおくれ」



 そんな時、後ろのふすまが開きしめ縄をつけたガンキャノン……失礼

神奈子が注意をしに来る。



月姫「ふふっ、神奈子。私は本心からいい子だと思うわ」


神奈子「……そうかい」



 月姫と神奈子はそう言い、笑いあう。



 スパーン!



諏訪子「こらー! 神奈子~! 私を差し置いていい雰囲気になるな~!」



 笑いあっていると、後ろのふすまが勢いよく開き、諏訪子が乱入してきた。



月姫「あら、諏訪子」


諏訪子「まったく……月姫! 来てたなら言ってくれればいいのに!」


月姫「ふふふ……ごめんなさいね。早苗ちゃんと話をするのがあまりにも楽しかったもんだから……」


諏訪子「むう……じゃあ、私とも話しよう!」



 まるで構ってもらえない子供が言うように言う諏訪子。



月姫「ふふっ……わかったわ」


諏訪子「わーい!」


神奈子「(ぼそっ)そんなんだから威厳がないって言われるんだよ……」


諏訪子「何か言った?」


神奈子「いや、何も」



 完全に子供な諏訪子とそれにため息を吐く神奈子。



諏訪子「でもお話の前に……月姫ぎゅ~!」


月姫「はいはい……ぎゅー……」



 諏訪子が月姫に抱きつき、それに微笑みながら抱き返す月姫。



早苗「う、羨ましい!」


神奈子「……じゃあ、抱きついてきたらどうだい?」


早苗「え!? ……でも今行ったら諏訪子様の邪魔になりますし……それに恥ずかしいですし……」



もじもじしながら言う早苗。



神奈子「ええい! しゃきっとしないかい! こう……ガバッと抱きつけばいいんだよ! ガバッと!」


早苗「そ、そう言われても……」


神奈子「ええい! 見本を見せてやる!」


早苗「え? 見本って? ちょ、神奈子様!」



 そう言うや否やスタスタと月姫に向かって歩いていく神奈子。



月姫「……? どうかした?」


諏訪子「……? どうかしたの、神奈子? 私今、月姫分を充電中だから邪魔しないで」


神奈子「……」



 ガバッ!



月姫「え? え?」


諏訪子「ちょ、何やってんの! 私が今抱きついてんの! ていうかあんた抱きつくようなやつじゃないでしょ!」



 神奈子は宣言どおりガバッと抱きついた。



月姫「……神奈子も甘えたかったのかしら?」



 なでなで


 神奈子が日ごろの疲れから甘えたがっていると勘違いした月姫は神奈子の頭を撫でる。



神奈子「……」



 撫でられて恥ずかしくなってきたのか、顔がだんだんと赤くなっていく神奈子。



月姫「日ごろの参拝とかで疲れてるんでしょ? 存分に甘えなさいな」



 その一言で神奈子は体をぷるぷると震わせ……



神奈子「月姫~っ! やっぱり昔から大好きだ~! 結婚しよう!」


諏訪子「あんた何言ってんのおおお!」


早苗「落ち着いてください!」



 物凄い発言をした。



月姫「あらあら、ありがとう」



 頬を若干染めているが、月姫は冗談だと思っているようだ。



 しばらくその騒ぎは続き……



神奈子「いやいや、すまないね。みっともないところを……」



 まだ若干顔が赤いが、冷静になった神奈子が謝罪をする。



月姫「ふふっ、別に良いわよ。それに嬉しかったわ」



 そう言って本当に嬉しそうに微笑む月姫。



神奈子「っ! そ、それは期待しても……」


諏訪子「はいはい。黙って」


早苗「神奈子様。落ち着かないと夜のご飯はありませんよ」



 神奈子が聞こうとした瞬間両側からすごいプレッシャーがかかる。



神奈子「なんだい! 私が有利だから嫉妬してんのかい?」



 ドヤ顔で挑発する神奈子。



諏訪子「……全然有利じゃないよ。あれは、月姫のいつもの天然だよ。むしろ私の幼児体系が有利だよ」


早苗「何勝手に月姫様をロリコンにしようとしてるんですか。月姫様は私のようなおとなしくていい子が好みにジャストフィットなんですよ」


諏訪子「おとなしい(笑)」


神奈子「いい子(笑)」


早苗「……いい度胸だな」



 いったん収まったのに再び戦争が勃発。



月姫「こら! やめなさいな。……なんで喧嘩してるのかはわからないけど、私は仲のいい貴女達が大好きよ」



 月姫の大好き発言に。



神奈子「だ、大好き……」


諏訪子「うへへ~……」


早苗「そ、そんな月姫様……まだ、私達は結婚前……」



 全員顔を赤らめる。


 若干一命ほど危ない妄想をしているが。



月姫「だから、仲良く……ね?」



 小首を傾げ満面の笑みでそう言う月姫。


 その結果……



三人「……」バタンッ!



 当然こうなる。

 抱きつきとかは平気なくせに、笑顔には弱いやつらである。



月姫「ちょ、ちょっと! 三人ともどうしたの!? みんな~……」






 月姫の叫びは空へと消えていった……





いやはや、ちょっとキャラが崩壊しすぎたような気が・・・

ま、いっかw

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