魔界にて愛のワルツを
大変お待たせしました。
今回のお話は神綺様と夢子です。
-魔界:神綺の部屋
神綺「葵ちゃ~ん♪」
月姫「な~に、神綺ちゃん?」
現在、月姫は魔界で、(神綺視点では)イチャイチャしていた。
神綺「ねえ、葵ちゃん……キスしてもいい?」
月姫「ダーメ♪」
神綺は本気でキスを狙っているのだが、月姫は冗談だと思い、軽く流す。
神綺「ダメって言われても、キスしちゃう!」
月姫「きゃー♪」
神綺が月姫の顎をクイッとして、キスしようとしたとき……
がしゃん!
夢子「つ、月姫様が……」
夢子が神綺と月姫のイチャイチャを見て、ショックでお盆を落としていた。
夢子「最早そこまで関係が進んでいたのですね……かくなる上は寝取りしか……」
月姫「……? よくわからないけども、本当にキスはしないわよ。いつもの神綺ちゃんの冗談だろうし」
夢子「それは真ですか!」
夢子は顔を明るくする。
神綺「ちぇっ、邪魔が入らななければそのまま行けたんだけどなぁ……」
夢子「神綺様は、自由過ぎです。自重してください」
神綺「嫌だね♪ ……夢子ちゃんも葵ちゃんとイチャイチャする?」
夢子「えっ!?」
神綺の突然の提案に顔を赤くする夢子。
夢子「……で、では失礼して」
夢子はしばらく考えていたが、月姫に近づく。
月姫「いらっしゃい♪」
月姫は夢子に向かって手を広げる。
夢子「……っ!」
夢子は顔を赤くさせ月姫に抱き着いた。
月姫「甘えん坊な子が多いわね♪」
月姫はそう言いながらも、嬉しそうにする。
アリス「ただいま~……久しぶりに帰って来たわよ……って、何やってるの!」
アリスが魔界にたまたま帰省したが、月姫とイチャイチャする母親たちを見て、憤慨する。
神綺「何って……イチャイチャしてるんだけど?」
アリス「それは私の特権よ!」
アリスと神綺は親子喧嘩を始める。
夢子「月姫様~♡」
ただし、夢子はまったく気にせずにイチャついていたとさ……
久しぶりのわりに短いね……申し訳ない。