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嘘つき憑き尽き

また短いです。


あと、暗い話な上、変なところで終わります。


今回は正邪です。

SIDE:正邪






-博麗神社




正邪「……あんたなんて大嫌い」



 ああ、まただ。


 私は口から嘘を吐き、貴女を悲しみで顔を歪ませる。



月姫「……そう。でも、私は貴女のこと好きよ?」


正邪「へぇ、そう。あんたはそれを誰にでも言ってるんだろう? たいしたビッチねあんた」



 本当は大好きと今すぐに言いたい。


 しかし、それは私の性質が許さない。


 私の中の私が貴女の苦しむ顔を見たいと囁くから。



霊夢「もういいじゃない月姫さん。こんなやつ私が退治してやるわ」



 霊夢……彼女が羨ましい。


 ストレートに愛情表現を現せる彼女。


 彼女の怒りはごもっともだ。


 博麗神社に来て、何をするかと思えば月姫さんに悪態をつくだけ。


 挑発しているとしか思われるであろう。



月姫「落ち着いて霊夢」


霊夢「でも……!」


月姫「正邪ちゃんは寂しいだけ。そうよ……ね?」



 こちらの心情までを見抜かれたかのように気遣われる。


 嬉しくもあるが、私は……



正邪「はぁ? なに言ってんの? 頭おめでたいったらありゃしないわ!」



 やはり悪態をついてしまう。


 生まれもっての自分の性質。


 これほどまでに恨めしいと思ったことは無い。


 いっそ自分はこんな種族に生まれたくは無かった。



霊夢「……っ!! 月姫さん! もう、止めないでよ!!」



 そう言ってお払い棒を手に私に飛び掛ってくる霊夢。


 それに対し私も戦闘態勢に入る。


 視界の端に月姫さんが映る。


 悲しそうに顔を歪ませている。





 アア、ウレシイカナシイウレシイタノシイカナシイ……



 ホントウノキモチハドコ……?

大分今回変な文章ですね。



本当は暗い話につもりはなかったんだけどなぁ……


どうしてこうなったし。



正邪はツンデレの輝夜とは別のベクトルで面倒くさい女の子です。


完全に自分のイメージが入っちゃってます。

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