本よりも大切なもの
今回は朱鷺子ちゃんです。
月姫「森近く~ん?いるかしら~?・・・ってあら?」
現在、月姫は香霖堂に必要なものを買いに来たのだが
肝心の店主がいなかった
月姫「散歩にでもいったのかしら?・・・仕方ないわまた今度・・・」
朱鷺子「月姫~!」
月姫が店を後にしようと思ったとき、後ろから朱鷺子が走って抱きついてきた
月姫「あら?朱鷺子ちゃん久しぶりね。」
朱鷺子「久しぶりだな!」
朱鷺子は会えた事が嬉しいのか、満面の笑みだ
月姫「朱鷺子ちゃんはお留守番?偉いわねぇ・・・」
なでなで
朱鷺子「えへへ~、もっと褒めたっていいんだぞ!」
朱鷺子は撫でられて嬉しいのか顔がだらけきっている
月姫「森近くんはどこにいったのかわかる?」
朱鷺子「店主か?店主なら無縁塚に品物を探しにいったぞ。」
月姫「あらそう・・・タイミングが悪かったわね・・・じゃあ、朱鷺子ちゃんと話しながら待ちましょうか♪」
朱鷺子「おお!いっぱい話すぞ!」
朱鷺子は嬉しいのか、目を輝やせていた
月姫「これは、わたしが月にいったときのことなんだけどね・・・」
月姫はゆっくりと話し始めた・・・
朱鷺子「むぅ・・・私のほうが月姫の事が好きだもん!」
月姫「あらあら・・・」
話の途中でいろいろあった結果、嫉妬している朱鷺子
朱鷺子「大好きの証に・・・こうだ!」
チュッと月姫の頬にキスをする朱鷺子
月姫「あらあら、じゃあ私もお返しに。」
チュッと同じく頬にキスをする月姫
朱鷺子「えへへ~・・・私たちラブラブだな!」
月姫「そうね。ラブラブね。」
ガサッ
店の扉のほうから音がした
見ると、こーりんが拾ってきたものであろう物品を落として、目を見開いていた
月姫「あら、お帰りなさい。森近くん。」
こーりん「あ、はい。ただいまです。・・・え?」
朱鷺子「店主おかえりだな!私たちはラブラブだからお前の付け入る隙はないぞ!」ドヤァ
ドヤ顔で朱鷺子は告げた
こーりん「・・・ふぅ。落ち着いた。頬にキスしあったぐらいでいい気になるなんて、まだまだだね。」
朱鷺子「負け犬の遠吠えだね。羨ましいなら羨ましいといえばいいのに。」
こーりん「うるさい!僕だったら月姫さんの口にしてみせる!」
朱鷺子「そんなことさせないし、したら殺されるよ?みんなに。」
こーりん「・・・確かにね。」
月姫「キスするの?」
こーりん「いや、したいけど・・・もうちょっと貴女は自分の体を大事にしてください。いつか悪漢に狙われますよ。」
月姫「?」
朱鷺子「みんなで守れば大丈夫だ!」
こーりん「そうだね。」
いつまでも鈍感な月姫なのであった
なぁにこれ。
ひたすらイチャイチャさせようと思ったらキスまでしちまったよw