のんびりみょうれんじ
今回は星蓮船メンバー+ちょい神霊廟メンバーです
響子
響子「ぎゃーてー♪ぎゃーてー♪」
ここは命蓮寺
その門の前で楽しそうに響子が掃除をしている
月姫「あら?楽しそうね響子ちゃん。」
響子「!、月姫さん、おはようございますっ!」
月姫「はい、おはよう。」くすくす
響子は、月姫さんが好きだった
自分の挨拶は大抵うるさいとか言われるのに、月姫さんは嬉しそうに笑って、返事をしてくれるからだ
月姫「今日も、元気いっぱいね♪」
響子「はい、それが取り柄なのです!」ふんす
月姫「ふふっ、私も響子ちゃんには元気を分けてもらってるわ。」
なでなで
コレも好きな理由のひとつだ
月姫さんは優しく私を撫でてくれる
響子「わふ~♪・・・名残惜しいけど一旦ここでおわかれですね。」
月姫「ええ、またあとで会いましょう。」
響子「はい!」
響子はいつも以上にはきはきと返事をした
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ぬえ
月姫「ふふ、ここに来るのも久しぶりね。」
月姫は響子と別れたあと、聖がいる部屋を目指していた
???「葵お姉さん!久しぶり!」
急に小さい女の子が現れたかと思うと、徐に月姫に抱きついた
月姫「あらら・・・っと、もう、危ないでしょ、ぬえちゃん。」
ぬえ「えへへ♪葵お姉さんに会えたのが嬉しくて♪」
ぬえはそう言い月姫に顔をこすり付ける
月姫「ふふ・・・最近来られなくてごめんね。」
なでなで
ぬえ「あ・・・ん~ん、それでも来てくれるって信じてたから。」
月姫「ありがとう。」
なでなで
ぬえ「はう~♪」
完全にぬえの顔は蕩けきっている
月姫「さて、そろそろ行かないと。」
ぬえ「ええ!帰っちゃうの!?」
ぬえは一気に泣きそうな顔になる
月姫「ふふ、違うわ。聖に挨拶に行くのよ。」
ぬえ「なんだ~、よかった~・・・」
ぬえは心の底から安心した
月姫「じゃあ、またあとでね。」
ぬえ「うん、ばいばい♪」
ぬえと別れた
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一輪・村紗
一輪「はあ・・・」
村紗「何、ため息なんてついてんのさ。」
ここは命蓮寺の一室
その部屋で一輪と村紗が向かい合っていた
一輪「最近、月姫さんがこちらに来られないと思って。」
村紗「ああ・・・まあ、そうだね。」
一輪「まあ、そうだねって・・・寂しくないんですか!」
村紗「いやいや、寂しいけど、そう言っても仕方ないでしょ。」
一輪「私は・・・体が疼いて仕方ありません。あの方と過ごしたあの一夜の証が・・・」
村紗「・・・(また始まったよ・・・妄想)」
一輪はかなりの妄想癖を持っていた
一輪「あの方との一夜は激しかったわ。」
村紗「・・・(そもそも、あの人は命蓮寺に泊まったことがないだろ・・・)」
一輪「ああ、寂しいわ・・・」
村紗「そんなに、気になるなら会いに行けば。」
一輪「愚か者!」
ピシっ
村紗「痛っ!なにすんのよ!」
一輪「そんなの・・・そんなの・・・恥ずかしいじゃない!」
村紗「・・・(あんな妄想しといてよく言うよ)」
一輪「とにかく!私と月姫さんは・・・」
月姫「私がどうかした?」
一輪「!!」
村紗「!!」
ちょうどいいタイミングで月姫が現れた
一輪「月姫さん、お久しぶりです。」
月姫「ええ、久しぶりね。」
村紗「お久しぶりです。(月姫さんの前ではまともになるのになあ・・・)」
一輪「まずは姐さんのところへどうぞ。」
月姫「ええ、わかったわ。ありがとう。」
なでなで
一輪「うへへ・・・はっ!では、いってらっしゃいませ。」
村紗「(一瞬、素が・・・)またあとでねー。」
そのまま月姫は聖のところを目指した
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星・ナズーリン
星「ナズ~!!また、無くしてしまいました~!!」
ナズーリン「またですか・・・、いい加減にしてください。」
命蓮寺の一室である意味おなじみの光景が繰り広げられている
星「うう・・・すいません。」
ナズーリン「とりあえず、探しに・・・」
月姫「二人とも、久しぶり。」
二人「!」
そんな時に月姫が現れた
星「あ、お久しぶりです!」
ナズーリン「お久しぶりです。」
月姫「ふふ・・・、あ、そういえばコレ・・・」
そういい月姫は懐から何かを取り出す
月姫「はい、星。もう無くしたりしたらダメよ。」
星「!、ありがとうございます。(は、恥ずかしい)」
ナズーリン「おお!ありがとうございます、月姫さん。」
月姫が取り出したもの
それは、星が無くした宝塔である
月姫が来る途中、たまたま見つけたので保護しておいたのだ
ナズーリン「お礼に私の部屋でじっくり・・・」
星「な、何をするきですか!破廉恥な!」
月姫「?」
ナズーリンはお礼と称して役得なことをしようとして
それを顔を真っ赤にしながら星が阻止していた
月姫「ふふ・・・とりあえず、先に聖のところに挨拶に行くわね。」
ナズーリン「ああ、了解した。・・・じゃあ、あとでじっくり・・・」
星「いい加減にしなさい!」
月姫はその場をあとにした
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聖
聖「・・・」
聖はボーっとしていた
といっても瞑想をしているわけではなく
物思いに耽っているといったところである
聖「・・・(最近、寂しいような感覚に囚われますね・・・)」
聖はそう思いながら目を開ける
月姫「久しぶり、聖。」
聖「!?」
目を開けたら目の前に月姫がいた
聖「お、お久しぶりです。・・・いきなり目の前に立たないでください。」
月姫「うふふ、ごめんなさいね。かわいい顔だったわよ。」
聖「・・・」カア~ッ
聖は顔を真っ赤にして黙り込んだ
聖「・・・(そう。私はこの人に会えないのを寂しいと感じていた。)」
月姫「聖。今日は晩御飯をご一緒させてもらってもかまわないかしら?」
聖「ええ。構わないわ。」
月姫「ふふ、じゃあ、行くわね。」
聖「あ・・・」
月姫が出て行こうとしたら、とっさに手を伸ばして袖をつかんでしまった
聖「・・・すいません。なんでもないです。」
月姫「・・・」
聖「・・・」
月姫「・・・」スッ
なでなで
聖「なっ!」
月姫「本当に聖は昔から寂しがりやなんだから。」
聖「うう・・・」カア~ッ
聖は撫でられて完全に沈黙した
月姫「さて、じゃあ少しお話してから行きましょうか。」
聖「・・・はい。そうですね。」
その後いろいろと話をして時間は過ぎて行った・・・
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そして
聖「それでは、皆さん。」
全員「いただきま~す!」
月姫は現在、命蓮寺のメンバー全員と食事をしていた
月姫「あら?響子ちゃん。頬に付いてるわよ。」
ひょいぱく
響子「ぎゃーてー♪ありがとうございますっ!」
ぬえ「ああ!いいなあ!ねね、ほら私にも付いてるよ。」
月姫「はいはい・・・わかったわ。」
月姫の両隣のメンバーは存分に月姫に甘えていた
一方離れた席では
一輪「くっ!じゃんけんに負けなければ・・・」
村紗「まあ、仕方ないよね。・・・悔しいなあ。」
ナズーリン「まあ、そう気を落とすなご主人。・・・くそう・・・」
星「うう・・・うらやましい・・・」
聖「・・・」
全員が悔しがっていた、特に聖からは黒いオーラが噴出している
響子「はい、月姫さん!あ~んですう♪」
ぬえ「ああ!ずるい!私も!あ~ん♪」
月姫「あらあら・・・」
全員「「「「「もう我慢できん!」」」」」
そのイチャついていた光景についに全員立ち上がった
一輪「イチャイチャしてんな!」
村紗「そうだ!」
ナズーリン「見せられるほうの身にもなってみろ!」
星「まったくです!」
聖「・・・」ゴゴゴ
響子「でも~・・・」
ぬえ「私達が勝ったんだしねえ・・・それをつべこべ言われても仕方ないよ。」
聖「そういうことじゃありません。イチャつきすぎだと言っているのです」ゴゴゴ
ぬえ「ふん!どうしようが勝者の自由だよ!」
響子「そうです~!」
ぎゃーぎゃー
月姫「あらあら・・・なんで喧嘩になったのかしら?」
案の定月姫はまったくわかってなかったとさ
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マミゾウ
月姫「♪~」
月姫は現在、命蓮寺から歌いながら帰っていた
月姫「それにしても、マミゾウがいなかったわね。」
マミゾウ「ふふ、私はここじゃ。」
月姫「あら?マミゾウ。」
マミゾウが後ろから声をかけた来た
マミゾウ「ふふ、やはり驚きはしないか。」
月姫「ええ、マミゾウの気配は覚えてるもの。」
マミゾウ「ふふ、そうか。」
しばし沈黙
月姫「それで?なぜいなかったの?」
マミゾウ「そうじゃな・・・」
そう呟いた後
マミゾウ「月姫と二人きりになりたかったといったらどうする?」
月姫「え?」
月姫はマミゾウに押し倒されていた
マミゾウ「ふふふ・・・」
月姫「えっと、それって・・・」
マミゾウはこれだけやれば気づくだろうと思ったのだが
月姫「私と二人きりで話したい大事なお話があるってことかしら?」
マミゾウ「・・・」
マミゾウは固まった後
マミゾウ「・・・はあ・・・、そうじゃな。ちょっと話したいことがあったんじゃよ。」
月姫「やっぱりね。」
月姫はそういいくすくすと笑う
マミゾウは思った
道は長そうだと
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小傘
マミゾウと話した後、再び歩き始めた月姫
月姫「♪~」
???「うらめしや~!」べろん
草むらから水色の髪の少女が飛び出してきた
月姫「・・・びっくりしたわ~。小傘ちゃん。」くすくす
小傘「うう・・・全然びっくりしてない・・・」
月姫「うふふ、これでもびっくりしてるのよ。」
小傘「嘘だ~・・・」
月姫「本当よ。」
なでなで
小傘「えへへ・・・って今日はごまかされないよ!」
いつも小傘はなでりによりごまかされているが今日はごまかされない
月姫「あら?ごまかしてるつもりはないんだけど。」
小傘「むう・・・どうやったらびっくりしてくれるの?」
月姫「あれでも、けっこうびっくりしてるんだけど。」ニコニコ
小傘「うう・・・びっくりしてないよ~・・・」
月姫「うふふ、また次回までにびっくりさせる方法考えておいてね。」
なでなで
小傘「えへへ・・・・ってごまかされないってば!」ふんす
月姫「じゃあね。」
小傘「あ・・・って行っちゃった。・・・考えよ。」
小傘は今日も驚かす方法を考える
全体的に短いっ!
サーセン!
っていうか、撫で率が高すぎる。他の表現も考えないとね。
そして、一輪が大幅なキャラ崩壊。ファンの方はすみません・・・
あと、みんなの感情。もういらないような気がしてきた。