まだまだ続くよ地底話
タイトルいいの思いつかなかった・・・
長らくお待たせしてしまいました・・・
今回は、地底メンバーの勇儀、パルスィ、キスメ、ヤマメです。
あと+αとして萃香もです。
-地底にある居酒屋
勇儀「ほら、月姫♪もっと飲まないと」
月姫「ふふっ♪わかってるわ♪」
現在、月姫は居酒屋にて勇儀と萃香と一緒に酒を飲んでいた。
萃香「勇儀にばっかり構ってないであたしにも構え~!」
そう叫ぶ萃香。
月姫「あらあら……ごめんなさいね萃香」
萃香「あたしの酒も飲め~!」
そういい、自分の持っている瓢箪、伊吹瓢から月姫の杯に酒を注ぐ。
萃香の酒はかなり強い。
そして、月姫は酒にあまり強くはない。
すなわち……
月姫「ゆうぎ~♪」
完全に酔っ払っていつものキャラなどが吹っ飛んだ状態が出来上がるのである。
現在、月姫は勇儀に笑顔で抱きついて頬ずりをしている。
形容するなら猫のようである。
萃香「う~っ……羨ましいぞ勇儀。なんであたしに抱きつかないんだ……」
勇儀「……」
萃香「勇儀?」
勇儀「よし! これはお持ち帰りするしか……」
ずがっ!
その発言を聞いた瞬間、萃香が拳で床に穴をあける。
居酒屋の店主は泣き顔である。
萃香「気持ちはわかるけど、あたしがそれを見逃すと思う?」
勇儀「へえ……私とやりあおうって言うのかい?」
にらみ合いをする両者。
萃香「あたしが月姫をいただく!」
勇儀「月姫ラブパワーをなめるなよ!」
月姫を放り出して喧嘩を始めた二人。
月姫「うふふ~♪仲が良いわね~♪」
のんきにそう言う月姫。
パルスィ「なにやってるのよ……妬ましいわね……」
そんなときに、後ろからパルスィが現れる。
月姫「あ~♪パルスィだ~♪」
ぎゅっ!
パルスィに抱きつく月姫。
パルスィ「……!? な、なに急に抱きついてるのよ!? ね、妬ましいわね!」
月姫「うふふ~♪」
パルスィにもっと抱きつき頬擦りを始めた月姫。
パルスィ「ふぇ!? よ、酔ってるのかしら!? だ、抱きつきたいなら仕方ないわね!」
パルスィは混乱し始めた。
萃香「ちょっと! 目を離してるすきに何してるのさ!」
勇儀「月姫! 抱きつくなら私にしな!」
そんな様子を見つけた二人が騒ぎ始める。
パルスィ「月姫は私に抱きつきたいみたいだからあきらめたら?」
勇儀「何いってるんだい! 私に抱きつきたいに決まってる! さっきだって……」
萃香「ちょっとお、二人だけ抱きつかれて羨ましい! あたしにも抱きついてもらう権利はあるよ!」
そして、再び月姫そっちのけで喧嘩が始まる。
月姫「うふふ♪」
そんな状況を見てもいまだにほろ酔い状態で楽しそうにしている。
そんな所に……
ヤマメ「うわっ! なにこれ悲惨だねえ……」
店の惨状を見ながらそうつぶやくヤマメ
キスメ「……どんまい」
そして後ろからついてきたキスメも店の惨状を見て、居酒屋の主人を微妙な感じで励ます。
主人「しくしく……」
一応、この居酒屋の主人は鬼なのだが、もはや鬼の威厳などあったもんじゃない。
月姫「あらぁ? ヤマメちゃんにキスメちゃんじゃない♪」
月姫はそんな二人を見つけ声をかける。
相変わらず酔ってるが。
ヤマメ「月姫さん、お久しぶりです。……なんかテンションが高いですね」
月姫「そうなの♪なんだか気分が高揚しちゃって♪」
キスメ「……酒のにおいがする。多分そのせい……」
ヤマメ「ああ……なるほどね」
キスメの見解に争ってる人たちを見やる。
ヤマメ「大方、勇儀たちが飲ませたんだろうけど……月姫さんは酒に弱いんだけどなあ……」
ヤマメはそういいため息をつく。
月姫「ヤマメちゃ~ん♪」
ヤマメ「なんですか……キャッ!」
月姫が呼んだのでそっちを向いた瞬間月姫が抱きついてきた。
ヤマメ「ちょ、ちょっと月姫さん!」
月姫「ヤマメちゃんはかわいいなあ~♪」
ヤマメ「え、え~と抱きつかれるのは嬉しいんですけど……た、助けてキスメ!」
キスメ「……」
助けを求められたキスメはヤマメを一瞥して。
キスメ「ユニーク」
ヤマメ「何が!? ……ちょ、月姫さんいい加減やめて……」
月姫「いや~♪」
ヤマメ「か、可愛い……じゃなくて! キスメ! 変なこと言ってないで早く助けて!」
キスメ「……わかった。妬ましいから助ける」
ヤマメ「パルスィの代名詞を使用するな~!」
キスメ「……月姫さん」
月姫「なあに? キスメしゃん♪」
キスメは助けるべく動いた。
だんだん月姫は呂律が回らなくなってきている。
キスメ「……これを見て(かわいいかわいいかわいいかわいい(ry )」
そういい出したのはねこじゃらし。
内心がとんでもないことになってるが気にしてはいけない。
ヤマメ「……キスメそれで何するの? 猫じゃあるまいしそんなので月姫さんが離れてくれるわけ……」
月姫「ねこじゃらし~♪」
ヤマメ「え~っ!?」
一気にねこじゃらしに飛びつく月姫。
ヤマメ「そんなばかな……」
ヤマメの顔は劇画タッチになって驚いている。
キスメ「……ぶいぶい」
なぜかキスメは誇らしげだ。
月姫「にゃ~♪にゃ~♪」
月姫は完全に猫状態になっている。
ヤマメ「……可愛いわね」
キスメ「……うん」
それを見て頬を染める二人。
勇儀「もう襲いたい」
萃香「月姫……抱きしめたい」
パルスィ「ああ! なんで貴女はこんなに私の心を狂わせるの! 妬ましい!」
といつの間にか戻った三人。
ヤマメ「あ、戻ったんだ」
キスメ「……店が半壊状態」
もういつ倒壊してもおかしくないくらいに店が潰れていた。
主人は悟りを開いたのか、ものすごい笑顔だ。
勇儀「あっはっは! やってるうちに理由よりも喧嘩が楽しくなっちゃってついやりすぎちゃったよ」
萃香「反省はしていないし後悔もしていない」
パルスィ「楽しんでたのはあなたたちだけよ。まったく……」
ヤマメ「あはは……」
ヤマメは苦笑いしかできなかった。
月姫「すぴ~……」
月姫はいつのまにか寝ていた。
勇儀「さて、月姫が寝ちゃったし帰るとするかね……」
萃香「そうだね~」
パルスィ「ええ」
三人「「「月姫と一緒に!」」」
三人がどや顔で言い放つ。
三人「「「……」」」
無言でにらみ合う三人。
それを笑顔で見つめる店の主人。
三人「「「連れて帰るのは私だあ~っ!!!」」」
そして再び喧嘩勃発。
ヤマメ「……予想はしてたけどね」
キスメ「……私も」
ヤマメ「まあ、予想できた状況だもんね」
キスメ「違う……」
ヤマメ「……え?」
キスメ「私が連れて帰る」
ヤマメ「そっち!?」
ヤマメとキスメの漫才のようなやり取りを聞きながら気持ちよさそうに月姫は寝ていた……
・・・長らくお待たせした上、こんな変な文が出来上がりました。
笑えよべジータ・・・
ほんっっっとうに申し訳ありませんでした!
毎回遅くなってしまい申し訳ないです!
しかも、モチベーションが上がらないという勝手な理由ですいませんでした。
今回の話は、なんでかツンデレが二人目になりました。
そして、ヤマメとキスメはにじファンに投稿されている某銀狐が主人公の小説を見ているうちにこんなキャラになってました。
どうしてこうなった。
ではまた次回がいつになるかわかりませんが
ノシ