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「新しい手紙が郵送されてきて・・・
すみません、来ていただけないででしょうか?」
「わかりました。」
といい、電話を切った。
新しい手紙の内容は何なのだろうか?
四十分後、家に到着し、中に入った。
「この手紙です。」
といい、手紙を見せた。
「私はまだ死んでいません。
私はまだ生きています。
私はあなた達が謎を解くのが楽しみです。
私は死ぬべき存在でしたか?
私はあやまりたい。」
・・・どういうことなのだろうか?
まず、前と違ったことは、一人称が「息子」から
「私」に変わったということ。
挑戦的な文章から、ミステリアスな文章に変わっている。
それに、この空白は何なのだろうか?
あり得るのは、何かを書いて、それを消した。
または、あえて空白を作ったか。
だが、空白の内容がわからない。何が書いているのかの予想がつかない。
だが、話が飛びすぎている。あえて空白を作っているわけがない。
つまり、何か書いたのであろう。
また、文章が前回と比べて、謎を作っているように言えるということ。
つまり、「考察」してもらうために謎を作っているのではないだろうか?
「批評」ではない、ただ一つの答えを。
ということは、解けないわけではない。
だが、まだヒントが少ない。もう少しヒントがないと、ということは難しいだろう。
私は手紙をコピーしてもらい、家に帰った。
「罠にはめられましたね!ヒントを出すことによって、さらなる次のヒントを欲しがるようにさせ、乞食にする。そして、謎の本質に気づく時間を遅らせる。ちなみに手紙は私が送った手紙です!
息子は普通に死んでます!幸せそうな顔でね・・・
空白の部分はヒントだが、分からないでしょう!」
と自信満々に言う。なんなんだこの女は。
ニートを殺して、ニートの死因についての謎を作り、楽しむとは。
確かにニートはいらないと言われるが、
いらないかどうかを決めるのは親次第。
それをこの女が勝手に殺すのはおかしいじゃないか。
「次はどうします?死ぬ前の写真でも送りましょうか?」
お前撮ってないだろ。
「まあ、ご自由にどうぞ。」
探偵は考える。
「明らかに同じ人が書いたわけではなさそうだ。
何より、
私はあなた達が謎を解くのが楽しみです。
私は死ぬべき存在でしたか?
の部分がおかしい。つまり、
集団自殺ということか?」




