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花札
次の日、探偵は謎を考えてみた。
「普通に考えて見たら、家のなかに謎が隠されているだろうけど、部屋も全部探したっゆってたしな・・・」
探偵は息子の性格を推測する。
息子の父曰く、息子はニートだから、謎を一緒に考える人はいない。・・・ということは問題に癖がある。
人間としての癖が。だが、息子どういう人物なのか。
書き方から考えてみるに、明るい人物ではなさそうだ。暗めの人物・・・そして、自分の死んだ理由を挑戦状として突きつけているということは、
自分に対しての自信があるということ。絶対にバレないという確固たる自信が。
つまり、自分が死んだことでさえネタにし、普段はあまり喋らない人物。
承認欲求が強い人物だ。
ということは、普通の場所をさがしても見つからないだろう。
ありそうな場所・・・
例えば、下水道、庭の下、窓の隙間などだろう。
その辺りなら探してないだろう。
次に目的は何なのだろうか。
謎を見つかったとして、特をするのは息子の家族、
警察辺りだろう。
家族が得をする理由は、自分の息子が死んだ理由を
知り、なぜ死んだか納得できるから。
警察が得する理由は、理由があったほうが
自殺として片付けやすいから。もし、他殺だと分かった時、犯人を捜しやすいため。
では、息子が得をする理由はなんだろうか?
自分作った謎がネットなどで解かれるようになり、
自分が注目されていると感じることができるから。
・・・ということは、息子は「遺言状」に
謎を隠しており、家などには何も謎を隠していないのではないか?
「遺言状」を読んで見る。
「死んだ子どもからの挑戦状です。謎を解けば
何故死んだか分かるようになるでしょう。」
自分のことを子どもとして書いている。
これは自分の両親に向けて書いた手紙だと考えていいだろう。
なぜかと言うと、赤の他人に謎を解いてもらうには、
ニュースに取り上げさせるのではなく、ネットに取り上げるのが最善だからだ。
こちらの遺言状は警察にも見られるため、まともな文章を書かなければいけない。(というより恥ずかしい。)
ネットに送ったとすると、警察からはさほど注目されない。
実際、掲示板に「私からの挑戦状です!頑張って解いてみてください!」と書かれており、そこそこの話題になっており、
自分の考えを掲示板に投稿してる人もいる。
これを依頼人に話そうと思い電話をかけようとすると、依頼人から電話がかかってきた。




