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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
13章 秋まっさかりです。
99/836

097 よく働いて、いっぱい遊ぶ。

嵐はたのしいね。のつづき。

考えるのは楽しいけど、出来るかは別。

出来なかったらゴメンネは、今のうちに言っとくね。


ぺこり。

 働きませ〜んや、遊んでまあすや、敵で〜すは違うって分かり易いんだけど、そこそこで良いで〜すって、いちおう働いてるのは扱いが難しい。がんばらないのに、がんばっている人達に差を付けられるのはイヤだとかわけ分かんない。

 危険でキツいけど成果が出るにさせて、頑張った結果を無駄に出来ないって、仲間意識をあおるとか、悪人そのものって思う。それからも自信を付けさせるためにって気持ちを読んで火種を放り込んでる。僕は善意だったんだけど、良く考えると心をもてあそんでいるなあって。二人はきっと分かってて合わせてくれてるよね。

 きつい製造と収穫の達成感、全力の遊び、設置や商売、教えるほこらしさを感じられたよね。もうちょっとだけど、リミットが来たので、強引に働かなきゃいけない状況にする。まあ、これは他のところの責任感に合わせただけなので、ふつうとも言うけど。僕のはフツウが違うって言われるの。やることがどんどん増えるって。

 これからムリヤリやらせてねって、ヒドイよね。ゴメンねえ。


 お昼の後は、どんなものを作るかを説明した。ちょっと分からないところもあるだろうけど、銀食器もどきを作るって言う、庶民が買えるものなの。レースのトロフィーがそれ。あれだけ特別素材でね。銀じゃないのに光ってるの。メッキでも無い。それを作るのをやってもらう。詳しくはそのときね。一度には情報が多すぎだもの。

 作る材料は量より、種類がいっぱい。製造分だけあれば良いの。ちゃんと覚えないと材料が変わる度に痛い思いをする。どうしてもイヤって言う人は、常に必要な鉄とか銅とかの専属になるけど、ボッチだし、つまらないって思うよ。

 ううん。掘るだけ仕事でも良いか。そのまま売れるのもあるし、これからは狙って掘ってもらうからね。地味でキツイ採石なのに、みんなが好きっていうのが不思議。工場に集中してスキルを上げて欲しいから、ちょうど良いか。量を短時間でになるから、楽しいとは違っちゃうだろうけど、好きは大事な要素。鉱山は管理にするから、息抜きに採石〜は、もう出来ないの。


 男の人達の粗鋼作りが、製造のためじゃなくて根性を付けるためって知ったら怒られそう。でも分かるか。熱くて危なくて、力仕事でやっていた釜をあっさり無くしちゃう予定だしねえ。職人ぽいのに変わるから喜ぶかな。

 痛いの避けて自力での車の習得もしなかった人達だから、覚えられるかな。頑張らないと痛いのが何回もになるから、ガンバル方向を間違えないでねって、不安だなあ。


 来月には、商材棟の金属不足が解消する・・はず。材料はいっぱいあって、山になったまま置いてあるの。石を売らないで作るって決めてから、山がちょっとずつ大きくなっている。掘るの止めてもらったのに相変わらずの人がいてねえ。手作業だと効率悪いから爆破にするって言ってるし、仕事じゃ無いからお金入らないのにねえ。


 もし、あの人達が期待外れでも、作り手が現れるまで僕が生産するよ。商店街設置を拒絶された(何かがあった)鉱山の街には何でが分かるまで行かない。けど材料はどうしても必要だから作らないとなの。

 痛いからできないって言う人は採石になるかなあ。使い手の技術不足でせっかく創った高炉を無くすことになるの。猶予ゆうよ期間はとっくに終わってる。出来ること作りはもうしない。

 新しい釜は、道具を多用するから、ちゃんと動作し続ければ失敗は無いけど、使えるかは不安。本人が覚えるじゃなくて、頭に焼き込む前提で情けないよ。もうみんなではしないから差が付いてくるんだけど、商材棟の人なら誰でもできるって思うから、「頑張ってね」しか言わないと思う。

 ぶっつけの気合は良いんだけど、自主練とか、勉強をね。しないの。

 なんとかなる(良い感じにしてくれる)って思ってそう。ちゃんと出来るようにキミタチに合ったものを用意しても、力が足りなくて補助は要るし、かっこ悪いとか、ツマンナイ、遅いとか色々と文句ばっかりで僕が悪いみたいな感じにいつもなるから、もうめんどくさ〜いって、ダメならそれも良いんじゃ無いって、ゴメンネの予定。


 種類いっぱいでも、道具だらけだし、人数を考えると欲しいものは全部作ってになるの。今回のは、あの人達に合わせていないよ。使える人に使ってもらう。

 保険が最初からいた人じゃない、小鬼ちゃん達っていうのが情けないけど。


 気分を変えて、オヤツを作る。前に約束したもの。べ〜姉と試作してたの見られちゃってるから、ぐ〜ちゃんにはサプライズにはならないの。道具を出してきて、カチッとすると真ん中のところがグイ〜ンって回る。真ん中の穴に砂糖をざらざらって入れると、ほわほわが出てきて棒でクルクル巻き取る。砂糖を足しながら、大きくしたのをハイハイって、二人に渡す。

「約束していた雲のオヤツ」

 わあ〜ホントに雲みたい。甘〜い、美味し〜いって、喜んでくれる。今度のは色つき。かき氷のシロップに色を付けている、あれね。

 で青いのを作って、はいって、銀にどうぞする。

 やるのは簡単だから、お祭りの時にね、やろうと思うの、カラフルだし、色はちょっとだから、べ〜しても変な色にならないと思う。楽しいはいっぱいの方が良いからね。

 食べ終わって、今度はぐ〜ちゃんとき〜ちゃんが作って僕にハイってくれる。あれもこれもキレイって色を入れると・・灰色。くもりだって。やっぱり作ってもらう方が美味しく感じるよ。ありがとう。

 それから、作り合って楽しかった。


 オヤツの後は、僕のを考えてもらう。それはね、となりの空き地。お風呂のつもりだったんだけど、要らな〜いって、聞いた人がみんなが言うから。ダンネン、残念。

 ここに作ろうとしてたのは、水着を着てみんなで一緒に入る楽しいものだったんだけどね。

 仕方ないから、お風呂を改造することにするよ。泳いじゃダメって言ってるのに、守らないから湯池は小さくするし、奥の使っていないところと合わせて作るよ。お楽しみに。


 じゃあ隣は、なにを作るの?は、お店を作りたい。

 今は食堂にお店作っているけど、食べ物だけ。食堂だからね。ごはんの時間だけで、ピークじゃないとき開いてる。

 他の・・服とか食器やゲームは置いてなくて、直接各棟に買いに行くか、ゲーム大会で買うか、お祭りまで待つ感じだったの。今までは服を買わなくても、キレイでいて欲しいし、オシャレも忘れないでだったから、試作〜って言って、季節毎に何着かは渡しているの。買ったことな〜いって人もたぶんいる。来月からはそうじゃないから、お店は必要なの。商店街で休憩時間にお買い物しているのを見てね。作ろうって。

 ホントはお店したいって人を待っていたんだけどね。人がいっぱいいたら自然とお店やりたい人が出て商店街が出来ると思ってたの。でもね、いなかったの。

 お仕事が来るのを待ってるって感じなんだよねえ。

 僕が欲しいって思って作っているだけだから、違う事やりたかったら言ってくれればなんだけど、今まで無いの。アレとかアレとかや、個人店舗、個人工房とか楽しいって思うんだけど。

 それぞれがぼやんと考えていることが分かるステキ機能は付いていないの。わからない。強い想いは仕草(しぐさ)に表れるから分かるだけ。自分でも分かっていないことを待っていてもムリだから。

 始めは、店員をちょっとずつ出してもらうね。お店の練習にもなる。無人でも大丈夫そうだけど、誰もいないとお買い物つまんないって思うよ。


 話をして、食べ物、食器や調理器具に雑貨、作業用具、服、女性専用、家具、宝飾品で、広いけど各階で店員が二人くらいは居て欲しいにした。商店街の決裁システムを使って、精算は自分でやる。不正はアラートがあって無視すると、井戸のシステム(今のは道具化してるの)で、顔に模様が付いて、臭いが発生する。外せる人は、僕と王と聖女。手癖(てくせ)の悪い人が残念だけど、割といて治らないみたい。お姉さん達を誤魔化(ごまか)せるくらい巧妙でね。商店街の防犯に抜けが無いのはそれがあったから。いちおうは役に立っているけどワルイコトだからめられないよねえ。

 動線がちゃんとしてればイイヤで、倉庫みたいだなあって思ってた、お店をアレコレ考えてくれてステキになった。王ってスゴイ!

 お休み明けから、ケンシュウの人がいっぱい来るからね。練習はちゃんとお店でやった方が良いと思うの。申し訳ないけど商店街では、即戦力になっちゃってるから。ぶっつけ本番でゴメンネもある。

 お店作りが完成して、ありがとうしてね。あとお休みのって。


「一つ目は、ボートの動力を変える。

 飛行の道具を作って、タイムラグが無くなったよ」

 ぎゅってしても、すぐにスピードが上がらないから頭を抑えたら勝ちだったんだけど、改良後はすぐに速くなるの。良く見て邪魔をするだけだったのが、かわされたら、スパって抜かれることになる、たぶん。

 レースの戦術まで変わるよねって言うと、三人がうむむって考えてる。


「もう一つが、二人乗りを変えるの。

 後ろの人は他のボートを狙ったり、的当まとあてをする。

 シューティングゲームにするの」

 コースに的があったり、乗っている人やボートに(まと)を付ける。ギミックは、設置の的は爆発して、人のは当たると透明になると、ヤラレタ〜って感じになるかなあ。大きなバッテンとか。

 二人乗り競技、楽しいのは乗ってる人だけ。くっ付いてると一人乗りと変わらないから、見ててツマンナイ。戦いとか良いかなあって思ったの。

 子供達もね。動かすだけだと飽きちゃってるのがいる。なんでも研ぎ澄ますっていうのはスゴイけど、頑張らない人達も楽しめるようにって。ずっと研究してる戦争ゲームが面白かったから、そういうのどうって言って、狩りっぽいのとか、お姉さん達は喜んでくれそうだよ、なんて言うとね。


「「「すっごく面白そう!!」」」

 良かった。楽しいを作るの得意じゃないから最初だけ。きっとスゴく楽しいにしてくれる。

 それからワイワイと話したよ。僕の考えたのは短い持ち易いもので、手や服にくっつけるだったんだけど、簡単じゃダメって、長いものになった。

 的はよろいみたいのにして、やられた感を出すとか、回数限定の加速機能をとかね。

 進行状況を観客が分かるように中継したり、数値化して、やられ具合や獲得が分かるようにしてバ〜ンと表示したらとか、簡単なのもあった方がなんて、次々と出てくるのを聞いていて、ワクワクする。

 そこに「子供達のは、水のにするの」って新しいのを入れると盛り上がる。初心者や子供達は打たれても避けちゃうっていうのも楽しいって思うし。

 きっと、ぐ〜ちゃんはオモチャでも考えてる。仕事増やしちゃったって弟子〜ズにゴメンネって思った。


 あとね。胴元どうもとが損をしない変動制のけを次はやるって、べ〜姉と計画中なの。オッズは予想に変える。掛け金で変動するの。道具を使うんだから、複雑な賭け方の設定も出来る。大人の人達は賭け事好きだから、違う種類のイベントに考えてる。走るの大好きな動物もいるしね。

 あとずっとやりたかった乗り物系。三人がキランとしているから、車レースしたいって言いそう。じゃないな。考えてる顔してるよぉ。


 そろそろかなあと思って、あれとこれって切ったり混ぜてもらって、お皿やボウルに入れて、銀に道具や机を並べてもらって置いていく。タオルをいっぱい用意すると量がすごく多いし、なんで?って。

「面白そうを感じて、きっと来るよ」


 焼き方を忘れてそうなので、手順を説明しているところ。結構忘れてる。屋台の人達は、もうベテランになってて、くるくるって回したりして、かっこいいのって話していると、バ〜ンって扉が開いてびゅ〜って風が入ってくるの。

「「「来ちゃったあ〜!!」」」

 現れたのは、ぐ〜ちゃんずで半分くらい。言葉から可愛く登場のつもりだった気がするけど、嵐の中を来て力強くなっちゃったみたい?

 ハイハイってタオルを渡していると、カード王、ゆ〜姉が続いて入ってきた。しばらくして、アサガオちゃんとカタバミちゃん、べ〜姉がやってくる。

 来ると思ってたよ。お姉さん達は子供達が居るので来られないから、今日はこれだけ。この前の嵐より多い。きっとぐ〜ちゃんは話しているし、き〜ちゃんはカタバミちゃんに言ってるって思ってた。独身女性棟にやっぱりアサガオちゃん達が住んでいて、そこから嵐の中やってくる人達っていうのは、予想できるし時間もね。王や聖女?の面白そうセンサーは特別製って知ってるよ。


 やっぱり作り方を忘れていて、アサガオちゃん、カタバミちゃんと僕で教えながらワイワイと夕ご飯。ゆ〜姉を見るとニッコリしてくれるから、里は大丈夫って分かって安心する。

 僕は具に海のものを入れたいとか、岩苔や海苔のパラパラは合うって考えていて、早く食材化をって思う。たまごケチャップがすごく合うって、叫んでるのを聞いてかけてみたら、すごく美味しくなった。

 カード王がネギいっぱいのを薄く焼いたのとか、べ〜姉のチーズ入りも美味しかった。銀は、たまごケチャップを糸にして掛けたりしてキレイなのとか、ぐ〜ちゃんズや、ゆ〜姉がメンを焼いて乗せたうえに目玉焼きやら乗せまくって分厚くなったのも美味しかった。き〜ちゃんと僕は批評家をしたけど、美味しいしか言わないからダメって笑われる。

 カタバミちゃんやアサガオちゃんがね。焼いたのを見て、ぴったりのソースを教えてくれるの。みんなすごい。これだけでお店作れるよって思う。


 お片付けして、あちこちで盛り上がってる。べ〜姉に賭け遊びを振ると、銀を巻き込んで話していて可愛いが足りないよって、銀がぐ〜ちゃんズを何人か引っ張って動物の名前がいくつも出ていたり、掛け率、魅せ方とか聞こえてくる。これで胴元破産や変な賭けが減ると良いな。

 認証具に機能追加が出来るよって言ったときに、べ〜姉に言われるままに賭けシステムを追加して、日常に賭けあってね。ガス抜きに良いらしいけど、ほどほどにして欲しいの。で、公営の賭けをするってこと。


 あっ〜て詳しそうなのを引っ張って来たり、面白そうで違うところにお邪魔したり、くるくる人が動いて楽しそう。嵐の日は何かワクワクする。心配ばっかりで引きこもるのってツマラナイよね。

 他の棟でもワイワイと楽しく、賑やかにしてるかな。

 (あらし)は働き過ぎがちゃんとお休みするためなんて、勝手に思ったら嬉しくなったよ。

あれもこれもってしてる。

計画どまりが一番楽しい気がするんだけど

実現したい気持ち抑えられない〜


次は30日、3月も終わりだね。22時にまたね。

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