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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
1章 おわりではじまり。
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006 二歩目は、まだ会議中。

ありがとう! いきなり泣くとか、ごめんなさい。

もう大丈夫、がんばる。


よろしくね。

 ぼや〜んとしてるなあと思ったら、ポロポロ泣き出す僕にオロオロする。

「ど・どうしたっ」「おなか痛いのか」


「がんばってるって知ってる。危ないこともいっぱい。

 それで帰ってこなかった人いる。みんなを帰すためにって。

 そ・それなのに、その獲物を持ってくとき頑張ったオレとか言った。

 あいつっ。何にもしてない。ここに居ただけ。

 怪我して大変なおじさん達見えてない振りした。

 いつも、いつも〜。

 

 もっと殺せるのよろしく〜、妖精さま〜 げへへとか。

 それで作ったの。バーンって、おじさんを撃って。

 血がきたね〜って、言った。

 たくさん作って、送った。おじさん達の故郷の人、殺してる国に。

 いっぱい殺されたって、聞いた、いっぱい。

 そいつ、妖精、人殺し〜って、笑ってた。

 うれしいだろって。くやしい、悲しい!

  

 おじさん達の笑顔、ステキだった。

 だから、幸せになりたいなって、みんなで。みんなで〜〜」


 うわ〜んって、涙がぽろぽろ。・・・悲しくて、悔しくて。


 おじさんおばさん、お互い見合わせて、ニッと笑い合って・・・

「ありがとなっ。これからだこれから! いい町にしようなっ」

 あちこちから手が伸びてきて、なで回された。ぐりぐりって。


 なでなでされているうちに気持ちが普通になる。す〜は〜 す〜は〜 す〜は〜・・・


「ごめんね。大丈夫。じゃ、見てね」

 ぱあっと、空中に投影。さっき書いていた、ここの地図。


「これね。今いるところはここ。で、ここがこの辺りで一番高いところ。

 源泉、お風呂のお湯のもと。池で冷ましてのがぴゅーっとお風呂に来てるの」


「ありゃいい。暖かい水に入ったのは初めてだっ! 洗い場ってか、湯が取れる仕組みすげえよ」

「旅の疲れが吹っ飛んだよ。昨日はたいして酒飲まなかったのによく眠れたぜ」

「肌がすべすべだって。言い合ってたんだよ。なんかツヤツヤな感じするし」

「今朝も入ってきた。いいなっ、いつでも入れるってのは!」


 おおっ。いいよねぇ。土地の力がもってるしね。


「温泉の力がすごいので、精霊石を作る。いっぱい。

 これで色々作れるよ。楽しいのをいっぱい。

 商売の元になる。期待してる。

 あと、ず〜とあと。馬車の代わりを作る。

 今考え中なの。ちょっと待っててね」

  

「それでね。僕は知ってると思うけど。臭いのやなの。キライ。

 あそこみたいに、いっつもウンコの匂いしてるのいや。

 人糞良いんだけど、臭い。運ぶ人可哀相。

 試したよね。流す仕組み。途中にいくつも処理するとこ付けてニオイ消す。

 たーって流れていって最後に工場の中で、肥料にするの。

 混ぜ混ぜした元気になる元。売れるかなって思ってる、これも。


 キレイに、飲んでも良いよ、くらい。それから川に流すの。安心して。


 あと、お城。一国一城の主になりたいとか言ってたでしょ。みんな。

 お城をみんなが建てると困るの。ダメ。土地はあげない。

 お家建ててあげるから、ガマンしてね。

 でも、どうしてもって人もいるかなって思って。建てたの。牧場なの。

 馬がいっぱいだから、ここに住むと騎士なの。いいでしょ。ね

 作ったのは、これだけ。ちょっとだけでゴメンね」


「「「「おおっ すげえよ。さすが師匠だ!!!」」」」


 うんうん。みんな好きだね、お城。牧場の担当になっちゃうけどね。

 

「質問はあとでね。相談しながら

 土はね。すごいの。何でも作れそう。試したいこともある。

 人いっぱい。全部やってみる。

 肥料できる。いっぱい、いっぱいできる。

 川の向こう全部。最初はお試し、色々作るけど。無理しない。


 お城の馬さんに力をもらう。

 何もしなくて良いよっていうのはヤダって思う。なかよくしてね。


 あと山?丘?のところ、いろんなの取れそう。露天掘り。危なくないよ。

 場所はね。この辺は確実。どこまで出るか楽しみなところ。

 はっきりとは分かってないけど。ガスと黒い油も多分でる。

 ニオイの無いものもあるから、換気の仕組みも付けるね。


 で、こっちの方は今は何も無いけど。ここはトリかなあって思ってる。

 最初は持ってきただけ。食堂のとなり。卵欲しいからね」

  

 う〜んと、う〜ん。「これだけっ」って言った。説明おわり。


 みんなの方見ると、口くち開きっぱなしだよ。口渇くよ。

 長かったよね。僕しゃべるの遅いから、ごめんね。

 ・・あれれ。どうしたの。何か言って、ねぇ。


 「「「「「「うおおおおっ!!! すげえっ!!!」」」」」」

 「やるぞ! やってやる!」「作ってやる」「燃やせ燃やせ〜」「植えてやる!」「肥えるぞ!」「稼ぐ稼ぎまくってやる」「天下は俺のもんだっ!」

 

 こ・壊れた!? なんか変なこと言ってるのもいるよぉ。


 盛り上がった、おじさんたち。 好きだねえ騒ぐの。「どうかな、大丈夫そう?」って聞いてみた。色んな意味で・・・。がしって、みんなに握手されたよ。ガシッって。


「土地はね、こんな感じなの。だんだんと馬とか使わないようにしたい。

 糞がね、道を汚すし、乾いて散って、身体に良く無いの。

 代わりは考えてあるけど、後。ちょっと先になる。

 ごはんが大丈夫になってから。まだまだ先。


 馬さんは、商売に行くときにかな。

 最初は、畑で力を借りるけど、牛の方が良いから、

 ほとんど、さよならになるかなと思う。


 え〜っと、そう。お風呂とっても良いなって思うからね。

 もっと、大きくするつもり。アイデアはあるの。お楽しみにしてね。

 石鹸は、これから作る。油が無いの。狩りを頑張ってもらって、油を取ってからなの。

 お買い物でも油買ってきてもらう。最初だけ。その後は収穫したものからね。

 それ次第。お試しは作ってる。


 あと、あとね。左のお風呂掃除してるとか入れない時に右の方に入りたいの。

 入口の不思議な絵を練習しても、たぶん書けない、書き方を教えて欲しいの。

 僕ね。毎日入りたい。教えて欲しいの」

  

 お風呂のためなら、いっぱいお願い出来るよ、早く早くって待ってるよ。  

 あ〜って、みんな呆れた顔するの止めてっ。なんか傷つくって。

みんな大好きお城。お馬さんも大好き。でもでも。みんなちゃんと考えてくれてる?

数えてないけど、いっぱい。移動終わったし、お世話とか考えてないでしょ。

これからみんなは、忙しいよ町づくり。

大泣きしちゃって、強く言えなかったんだよぉ。話振ったよ。気付いてよう。

さあ、どうなるのかドキドキの展開は。

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