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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
6章 変わるコト、変わらないコト。
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046 調味料づくり。その2

コミュに問題あるので想像力が豊か、よく言えばだけど。

悪く言えばは聞きたくないかな。


今日もありがとう。

 向こうの方で、たぶん東の人達。おおっとか、わあわあと楽しそう。それをギラギラと見ている方々の様子を見ると、たぶん今日クジイベントやるなあと思う。楽しいけどね。決まっても一応だから、結構移動はあるって聞いてる。

「行かないで〜」とかのコントはお約束。それぞれにグループカラーがあって面白い。でも、ぐ〜ちゃんズの包帯や眼帯をするのは心配になるから止めてってお願いしてる。真似する人多いからね。

宵越よいごしの・・」は、おやつや食事で出す菓子は日持ちしないって意味で言ってるの。取っといて後で食べておなか壊す人がいたからなんだから。菓子をかねに変えて茶化ちゃかしたゼロライン達が悪いから、ツアーは残すことにしたの。有料なんだからね。


 お昼前のより今度のはタイヘン。今日で終わらないの。もし今日我慢しても次はないと思う。さあって、食堂を出るとトコトコって付いてくる。プンプンでイヤイヤなのに、すごいなあって思った。巫女ちゃんもいるね。

 また、よく洗う。しっかり歯磨きとゴロゴロペッも大事だからね。替えの方の下着必要って言われたのでちゃんとある、ヒモの。洗うときラクになるからね。見せないものだし良いかなって。


 こっちにけたのがある。1日ちょうど。ちょっと時間が足りないところは、ズルしてるの。

 なべに入れたまま茹でる、強火。グラグラで弱火。2と半分。

 豆と同じ重さの小麦を炒める。いただけのもの。油は入れないから焦げないように、乾煎からいりっていうの。道具に入れてザックリ切る。ちゃんと冷めているか確かめるの。

 ちゃんと冷めるのを待って、また増やしてもらったこうじを入れて混ぜ混ぜ。熱いと麹が死んじゃうの。

 また、豆が炊けるまで待つんだけど、今日までになると思うので、説明だけ。


 これからやるのはね。

でたあと、平らに並べてね。

 ()ますのと外が乾いている方が良いから広げてね。パタパタとあおいで」

 これっでて見せる。

「冷めたら、さっき混ぜ混ぜした小麦のをささっとして混ぜ混ぜして、

 布を湿ったままのをね。掛けとくの。2日。

 この部屋はね。このくらいのちょっと暑いかなのまま。

 雑菌、違う仲間の菌を気にしないといけないんだけど、

 妖精さんが見ててくれるから、あんまり心配しないで大丈夫。

 グラグラ煮たり、お酒掛けたりしなきゃいけないんだけどね。

 余計なモノを入れないように気を付けてるの。


 明日はね。様子を見るだけ、麹が熱を出して暑いって言わないように

 混ぜてあげる。さっとね。

 1日がちょっと少ないくらい。昼ご飯前くらいかなあ。

 2日経ったらね。お昼前にちょっと見て緑色のがぽわわって着いていたら成功。

 今ぐらいの時間が完成のくらい。まだって時は少し時間を伸ばすって感じ。


 完成になったら、重さの1割か2割増しの水。

 両方を足した重さの2割くらいの塩を混ぜて用意するの。

 でね、最初同じ量の塩をドバッと。混ぜ混ぜ。

 きっと白いお菓子みたいになると思うけど食べちゃダメ。


 樽にね。それを入れて、塩水を入れて、混ぜ混ぜ。

 あとは5日くらいに軽く混ぜるくらい。丸1年ね。

 細かい布で漉すの。ぎゅ〜って絞って。

 生の調味料になる。グラグラの手前で砂時計の半メモリ煮るの。

 麹にバイバイして。して出来上がり。

 そーっと置いて、つぶつぶが沈んだら完成なの。

 一番寒いときに作り始めるのが美味しいって言われてるかな。

 という感じ。これはとっても手間が掛かるモノ。


 でも、色々使えておいしいもの。材料が少なかったからこれだけ。

 お買い物隊が買えたり、収穫があったらまた作るかな。

 おいしいものは増えないといけないと思うからね」


 相変わらず、しゃべるのが遅くて、ゴメンネ。でも、また変な事言わなくて良かったかなって。

 さあって、作業した。まあ一人じゃ無いし、すぐ終わる。

 ちゃんと洗って、お片付けして。部屋から出るとき妖精さんにお願いした。美味しくなるように力を貸してねって。


 着替えて出てきた人達に「模様を消してゴメンなさい。これ図案」ってバサって渡して、ぴゅ〜って逃げた。逃げるのは得意。捕まると臭い部屋に入れられるから捕まらないように頑張ってた。

 魚がたきを登るのがカッコイイの。ドラゴンになるんだって。見たいとは思うけどドラゴンは怖い。

 オーガのは自信作。ポーズがカッコイイの。波ドバ〜ンは、雪化粧の山もあってこれも良いかな。

 燃えてる山からドバドバ熱いのが流れているのは歴史からで本当にあったこと。

 白い大きな鳥のも人気って聞いてる。誰かの顔とか名前は本人が良いよって言ってからね。

 貴族の顔とか、丸い巫女は使って良いかなと思うけどオススメしない。

 東の方では、身体に絵を描くのは、文化だって知ってたのに忘れていたのは僕がすごく悪い。出来る限り良いモノにするから許してね。怖いのはムリかな。


 今日は、ケーブルの動力を作るつもりだったので熱泉棟に行く。

 精霊石があふれていたので、作るのを停めておく。見に来て良かったと思った。使い切れないくらいあるとか、外では言えないなあと思う。もっと無駄遣いとか思ったりする。

 動力が余ってる事だし、ポコポコっと作る。ケーブルだと、ぐるっとつながるのだけど、これは一つ一つが独立しているからゴーレムと言った方がぴったりするモノ。馬車? 馬いないし単に車でも良いかもしれない。せっかく余ってるし運用はこちらの方がラク。畑の工場に作る予定だった昇降機の練習になるかなと。丘は憩いの場所だから、大きい箱はイヤなので、地下にしとく。乗り場もキレイな公園にと。原っぱだったしね。休憩所も作っておこうっと。

 採石場の方が先に始まったのに畑の運用の方が先になりそう。楽しそうに掘っている人達を見て、頑張ってって、心の中で応援した。


 そろそろ、夕食準備かなと食堂に行くと、お姉さん達にこっち来てって言われるのでトコトコ行くと、たぶんさっき蔵で一緒に作っていた人がいた。といつもいる巫女ちゃん。

「謝られたのが分からないし、この絵も分からない」って言ってるって、あれ? 


 来たときに傷とか直したでしょう。東の方って身体に絵を描く文化があるって知ってたのに聞かないで消しちゃった上に、どんな絵か覚えてないって思っていたら泣くほど怒られたから、大事なものだったんだと思ってゴメンなさいしたの。

 絵は僕の知識で考えたもの。知っていたのに、ゴメンなさい。ペコリと謝る。


「ああっ。ああ? あ〜。」「ああ? あっ、ああぁ」

 あ、しかいってないんだけど。

 聞くと、身体に確かに絵を描く文化はあるけど、お金持ちや特殊な人しかしないって事らしい。絵だと思ったのは、所属の紋章だったって。

 泣いたのは、僕がかわいそうだったからって。ええ〜っ。


「僕かわいそう?」

「そうね。私たち達もかわいそうって思うな」

 あなたはって巫女ちゃんに振ると、フンって。


「ぼくは当たり前だったし、何にも。

 僕と話をしてくれるおじさんやお姉さん達と町を作りたいは、きっとね。

 実験みたいなものだったと思う。

 好きになって欲しい人達が自由になる実験。


 カタバミちゃんとアサガオちゃんに会って。初めて助けたいって。

 何にも無い、本当に空気だった僕に心ができたのは、きっとその時かなって。

 今は楽しいってちゃんと分かるし、感じてるから、かわいそうじゃ無いよ。


 大事なもの、消したんじゃ無くて良かった。

 僕の大事なもの、ここにいっぱいある。急に取られたらとっても悲しい。

 たぶん、泣いちゃうほど怒る。

 だから、ゴメンなさいしたの」


 また、だ〜って泣く。今度は間違わない。きっと僕が可哀相なのと自分のを重ねてるだけ。

 ここで幸せを見つけてね。帰りたいときは送るからって僕が言うとウソっぽい気がする。弱そうって言われるし。


 しばらくして落ち着いたみたいだから、どれか身体に描いてみないってお誘いしてみる。ケモミミも付けるよって言うと。はははって笑う。

 冗談じゃないなというのはお姉さん達だけわかる。尻尾に耳はアリと思っていたって。


 調味料作成に成功したのと誤解が晴れて気分の良かった僕は、たくさん作って豪華な夕食になった。

 お姉さん達がそれを止めなかったのは、やっぱりクジイベントがあったから。色々あって所属が曖昧あいまいな人が意外と多いの。クジはキッカケでしか無い。

 人を増やしたい畑と採石場による引き抜きが起きて、べ〜姉のアイアンクローが久しぶりに炸裂さくれつ。カタバミちゃんとき〜ちゃんの意外な力比べは止めに入った銀が吹っ飛ばされてドロ〜。勧誘イベントは盛り上がった。


 今日は、ずっとアワアワしてたけど、楽しかった。

 のんびりポジションは遠いけど、今のままでも良いかなって。

 蔵の妖精さんにもって、ありがとうしたよ。

僕に怒る人は多かったから間違えちゃった。

なかなか人の気持ちって分からないなあ。

自分のが分かってないからムリだよね。


またよろしく。

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