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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
6章 変わるコト、変わらないコト。
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045 調味料づくり。

お日様で起きるって人居るけど

雨や曇りの日は?

夏と冬で起きてる時間が変わるって事?

僕はヒマなら寝ていたいけど。


今日もありがとう。

 いつもきっちり起きてる僕って偉い? 当たり前って言う人、よく起きられるなあって、すごいなあって。決めた時間に起きられるのは起こしてもらってるから、ナイショね。

 この頃、仕事を増やしたい人が増えて、何でか、すごく忙しいの。いつもは思いついたときに、ほへ〜ってやってたんだけど。時間が無くて走ってる。走るのは楽しい。

 でも、「ぼ〜っとが好き」や「丸投げが好き」や「コソコソ」でもない。楽しいとか思ってる。よく分からない。


 今日は調味料づくり。昨日材料の準備はしてあって、実際の作業を行う。仕込みってヤツ。

 東のお買い物隊は調味料をいっぱい持ってきた。本で見て知ってた。全部。作り方も。発酵のものは本物が必要だった。美味しかったし色んな使い方があって面白そう。万能調味料って言われているの。作りたかったのが今日の2つとお酒。今は作りたいって、すごく思っている。頭の中で作って食べた。これは美味しいって。何度も。ホンモノを食べたら、かなり違うと思った。「百文は一件にしかず」あれ書・分・聞・問? 券は違う。拳じゃない。犬・見かな。

 思ってばかりじゃなくてヤレって意味だと思う。東の書物は難しい。解説が付いてない事が多くってね。カッコイイ言葉って、良い気がするけど意味が分からない時が多い。短すぎで言葉が足りてない。「浅い川を深く渡れ」とか「プラスの悪魔」とか、お姉さん達がよく言う「説明!」が言いたい。


 やってみたら、とてもよかった。デザートも美味しかった。違うの試したら発見があって嬉しかった。「今」って良い言葉。本は過去のモノ、今はとても楽しいことでいっぱい。ゆ〜姉が泥団子を投げるときの「だんちゃ〜く、今」というのとは多分違う。


 最近、とても困っているの。黒線がいっぱい。僕なにか悪いことしたっけ。思いつかない。特に南の人達は太すぎて誰だか全く分からない。と言っても覚えてる人の方が少ないから、見えてても分からない気がする。挨拶あいさつしてくれる人、ゴメンなさい。

 朝ごはん。今日も美味しかった。おいしいも栄養だと思う、元気が出る。

 お茶を飲んで、ほわ〜っとしていると、仕事がしたいって。えっ僕? 今日これから作る豆の調味料を作りたいって。助かるけど、巫女ちゃんもやるの?


 じゃあって、蔵に向かう。広場から見るとチマチマしてオモチャみたいで可愛いんだけど、近くまで来るとすごく大きいの。おおって毎回思う。カッコイイとも。この人達だと東の街の建物だから「懐かしい」かなあ。

 その1つに入る。入口はお風呂と同じ感じというか、洗うところ。湯池はなくてジャーってで出るだけ、小部屋がいっぱい。べ〜姉が必要って言うから小部屋。すっきりキレイにする。ここは食べ物を作るところ。やり過ぎてダメという事は絶対ないと思う。服も変える、下着も。置いてある物にしてね。歯も磨くの。しっかりうがいもお忘れなく。

 みんなの着たとこ、なかなか良いって思う。カッコイイ。ぼくは同じ、いつもキレイだからおんなじ。ええ〜って。うるさいなあ。じゃあ見ててって、べた〜っと汚れを付ける。すっと消えるのキラキラってして。

 ねっ。じゃあ中に入るよ。ん、何にも無い。大きな樽があるだけ。広いからって走りまったり、ゴロゴロしちゃダメ。しないって? 僕はしたくなるけど・・・


 最初ね。浸けておいた豆を割って見て、中まで浸かっているか見るの。これ大事。うまくできない元。しっかり大丈夫か調べてからね。水につけるのは1日を4つに割って3つ分。水の量は豆の3倍ね。

 大丈夫だったから豆を出して、なべに入れる。水は浸かるくらい。特上水を使う。

 これは道具の鍋。中がぎゅ〜ってなる。強火にして、ぎゅ〜ってなったら、弱火。この大きい砂時計1回で、豆の固さで変えないといけないんだけど、今日はどのくらいがまだ分かんないので、変えない。

 時間になったら火を止める。ぎゅ〜っが無くなってから、フタを開ける。

 あとは、煮る。この特製の砂時計で3くらい。えとえ〜っと、ちょっとおなか減ったなあくらい?

 アワアワが出たら取る。この食材棟で開発したホウキでささっとすれば取れる。簡単。

 水が減ったら足す、温度が下がらないようにお湯にしたものね。

 鍋を見て、待ってるだけ。つまんなかったら帰っても良いよって言うと、大丈夫って。巫女ちゃんは答えないから分からない。服が違うと分かんなくなるなあ。顔真っ黒だしね。そういえば名前付いたかなあ。す〜は居た気がするから。ぱ〜かなあ。ぱ〜ちゃん、くすくす。


「あの〜」

 行ったことも無いものが作れたり、買った物も全部、見せてもらったメモにあった。見つからなかったものも。見つからなかったのは、わたし達のせい。身体が悪い人がいて、治さないとになったから、間に合うかも分からなかったくらいだったけど、ここに着いて、起きた時には、みんなが元気で、いや前よりもって。

 ああって思った。説明!って、いつも言われるのに、また言ってないよって。


「あのね、ここに聖人と聖女がね、いるから。そのうちの二人がね。

 すごく強い癒やしの力があるの。と他の聖女のふつうの癒やしかな。


 アノ国、聖国ね。僕はそこの巫女だった。

 だったというのはポイされたから、要らないって。

 あそこには何でもある。本もいっぱい。だから知ってた。

 時間いっぱいあるし、頭の中でね。

 何度も作ったから、味も分かる。ここを変えたらどうなるって言うのも。


 色や形、大きさ、においは何となく。言葉にするのは難しいと思う。

 作っている所もね。こっそり忍び込んで色々見た。

 本に書いてない事っていっぱいあるから。

 知りたいがいっぱい。巫女はそういうものって、よく書いてある」


 だよねって、巫女ちゃんに言うと「ふんっ」だって。

 ええ〜って顔してる。僕と話す人いつもそう。打ち合わせでもしてるんだろうか。お約束ってヤツ?


「もう誰かに聞いてる・・か、分かんないけど。

 要らないって言われるのが分かってた、かなり前から、僕のこと。

 どこは、ここになるように誘導した。単純な人達だしね。

 いつが分かったのが寒くなった頃で、一番寒いときにって。

 それで確実に消えるだろって。


 ここに来てから聞いたんだけど、空気だって僕のこと。国がそう言ってたって。

 みんなが、空気っていうから、そうだなあって、僕は空気だなあって思ってた。

 居るのが分かるけど、見えないもの。

 名前だったって、ビックリはしなかったけど・・・


 俺たちも空気だから、夢が見たいって言った人達。

 おじさんやお姉さん達、僕に優しかった人達。

 じゃあって作ろうって、夢見ようぜって考えたのが、この町なの。

 起きたら楽しかったなあじゃない夢。昼間見る夢なの。


 童話でね。最後にみんな幸せに暮らしましたって、よく。

 みんな幸せに暮らしましただけが、ずっと続くだけの、物語ではつまらない

 町を作ろうって、お話だとつまらない夢の町をね。


 この町は、ゲームだって言った人がいるの。

 いろんな事いっぱい起きた、悲しかったし嬉しかった。が、いっぱい。

 でも最後は、楽しいで終わるの。だからゲーム。

 作ってみたから、後でやってみてね。だいぶ抑えてあるけど

 本当がすごすぎてウソみたいって言われそうって。


 ゲームだからね。働かないと、頑張らないと前に進めない。

 楽しいにするのは必要って

 そうかもね、って僕も思ったかな」


 説明になった?って見ると、だらだらと泣いてる。ええっ楽しい話だったでしょ、なんで。私たちも〜って、そうかも。ほとんど奴隷だったって聞いたし。傷や変なマークとかは取っちゃたから。ああっ。風習で入れるって事もあったっけ。前の覚えてないなあ。


「ゴメンなさい」

 取っちゃった絵に大事なのあったよね。聞かないで取って悪い奴だって、泣くほどムカムカ〜だよね。先に謝るのが大事。防御力マイナスなの。バ〜ンされると壊れちゃうの。


 えっえってしてる。謝り勝ち。さすが僕。

「同じのは覚えてないけど、魚とかオーガの絵や波ドバ〜ンは分かるから、だいたいで言ってくれたら付け直すので、ごめんなさい」

 じゃあ時間だし続きねって、勢いで誤魔化ごまかすの有効って実践ずみ。大丈夫ごまかせた。

 ハテナって顔してるけど、再現は得意。宝石埋め込むとかも出来るから任せてね。宝石は時価。


 柔らかさを見るの。これくらい、親指と小指で潰せるくらいって言う。僕だと親指と人差し指でぐにゅっと、うん大丈夫。固すぎ、柔らかすぎはダメ。

 キレイに潰すの、僕じゃ無理って分かってたから、道具ある。ドバドバ入れるとキレイに潰してくれるもの。それに、今回持ってきたものから妖精さんに増やしてもらった菌、こうじっていうのと塩を入れる。今回は煮たけど、蒸す時は水と塩を足すの。

 まぜまぜ、まぜませしてお団子にする。空気を抜く。空気は要らないから出すの。ぽいっするの。

 それを樽にぽいぽいして、ぎゅぎゅって詰める。布を張ってフタを乗せて、石をドンドンって置く。

 

「はい完成! 3月ごとにザックリ混ぜるくらいで、1年くらいかなあ」


 また着替えてね。脱いだのはここにポイしてね。まとめて洗った方がラクだしね。ごはんごはん。

 ふつうは昼ごはんの習慣が無いけど、ここでは必ずなの。

 僕はお一人様のプロだから、親睦しんぼくを深めるため付き合え、とか俺の酒が飲めないのかとかしない、構わなくて良いよ。いつものようにコソコソして食べる。会話は食事のエッセンスとか意味分かんない。


 泣くほど怒ってたし、お昼の後はいつものように一人だなって、どんな絵が好きかなって。怖いのは、ゴメンネしようとか考えてた。

僕は、ぱっと付けちゃうからだけど

入れるとき痛いって聞くから取っちゃうのはムカムカ。

書いてくれたら再現するから、ゴメンなさい。


またね。

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