043 スパイシーおいしー。
好きすぎて、プロとかある。
いつもあ〜あだったでしょ、急にすごいとか言われても・・・いや。
予算が出るならやりますとも、もっと趣味にゴニョゴニョ
今日もよろしく。
昨日は良い日だったなあって、思い返す。
始まりは混乱で何も、その後もずっと鉱石・原石の産出だけだったんだけど、宝石を磨くのはもう大丈夫だし、アクセサリーがよくやく作れるようになった。重いばっかりの鉱石が鋼材に変えられるとなれば、もうそんなに頑張らなくても良い。元々、産地にするつもり無かったしね。
ここで使う分だけで。掘るだけしかしてくれないから、石を売っていただけ。
王の二人が何もしてないって悲しむから売り物になるよって。鉱石の山が、いくつもあるのは困る。これから、秋の収穫あるから重いものを運ばなくて良いのは助かるし、石積んだとこに載せるの嫌だなあって思ってたの。
ね、ヤッでしょ。馬さんも重いのやだよ〜って、言ってたって。
前みたいに新しく来た人達は、お昼まで寝てるかなあ。南よりずっと遠いしね。馬車って乗ってるだけで疲れる。お酒飲んだみたいに酔っちゃう人もいるって。良いねぇって言ったら、気持ち悪くなるとこだけって言うからとってもイヤな事かなって。夕ご飯の後にゲ〜ってしてる人が辛そうだった。あれが乗ってる間とか大変そう。南からのに狙ってたのがあって、もう少ししたら取れそうだから、馬車もかなり良くなるの。待っててね。
ちょっと考えながら歩いているとすぐ付く。おとなりだし。
お風呂との間が建物1棟分空いてるのを時々聞かれる。ここもお風呂って言うと「十分広いし、イラね〜」とか「お風呂、好きねえ」とか言う。おじさん達が行ってた女の人と入るのは、一緒に入るのはイヤって言われているから、作らないよって言ったら「そういうヤツじゃねぇ」って、どんななの?
食堂では、南のお買い物隊と東の人達が一緒で、ここの新しい食べ物について自慢してた。来たときにヤラレたやつ? 悪意の無い自慢は時々イラッとするって勇者達がよく言われてたよ。じゃない、本当に嬉しいからってことらしい。言われた方も食べて泣き出すとか、お買い物隊が一番の町ラブじゃないかって思う。あの遠足の結果で僕がビリだったって事とか。
この後、町を案内するって。僕は畑に行く。温室の根付きとか、新しいの植えなくちゃ。アレもね。なの。
畑に着いて、どうかなって常温室に行くと、もう作付け終わってた。見ただけで育て方が分かる称号の力はとってもすごいなあって思う。前のはって聞くと、もう育ち始めてるって。成長にも影響するとは知らなかったよ。
広すぎって思ったけど、畑って考えると、これでも狭いって。でしょ。収穫して増やそうになったら、後ろの方にどんどん足していくからね。
キノコは、もう出てるよって見学窓から見た。ちょっと出てて可愛い。早いのはもう収穫だろう。さすが菌類。何より美味しそうって思った。置いてあるのは手前にちょろ。うしろがら〜ん。初めの頃の役所みたい。
一緒に、事務所棟に戻りながら、順調だって思った。そうなるとだよっ。
ゆ〜姉(と、いつも一緒のおじさん)は、入ると上がっていくので着いていく。
「3階は研究をしてるとこ。カイコの増やすとこまではできてる。糸を取る練習中」
おお、いつの間に。綿花は、南から仕入れる契約したし、絹はいつかって思ってたけど、さすがぁ。すると生産、織機だよね。北から毛(暖かい毛の動物)が来る。売るだけだった羊毛も生産したかった。
「採石場に工場作る予定って言ってたでしょ。ここにも工場をって」
「うん。作るよ。紙!」
やったあ、じゃなくて。布じゃなくて紙??? どゆことって、ゆ〜姉は混乱。
おじさん(ゆ〜姉パパか)は、それを見て嬉しそう。こっち見ないままで。話はちゃんと聞いててね。
「あのね。布は作る、色んなの。
毛の来る。たぶんすぐ。羊のいっぱいあるけど売ってるだけ。
綿花の契約したから、それがいっぱい来るの。ちょっと先。秋くらい。
麻も採れてるけど、売ってるだけ。麻は仕入れにしようかなって思ってる。
麦が仕入れになるしね。水の麦だけで良いかなあって。
豆の増やすでしょ。ぱーんっていうの入ったし。
でね。南の砂糖の取れる草、絞った後ので、紙作ろうって思ってたんだけど
まだ無理って。後でねって思ってたの。毛も取っただけで、ムリって。
綿の布だけ何とか僕がって思ってたの。書くのとか要るし、いっぱい。
ゆ〜姉できるって、言ってくれた。ありがと。
じゃあ、紙ってね」
手をブンブンさせて「待ってぇ。じゃあが分かんないの。じゃあってとこ」
・・・ああ、そうか。
「紙って、薄いでしょ。布と同じ。
細いのを並べたのが布で、並べないのが紙なの。
布、書きにくい。小さい字で書けないし。紙は細かくしたのをぎゅっとしてるだけ。
布の紙ってあるでしょ。
じゃあ、紙も作ろうよって。人増えたし、増えそう。
勇者じゃ無いのが・・・」
相変わらず、ゆ〜姉は勇者に強く反応するなあ。本当に苦労した。せっかくの畑を荒らすし、仕事はしないで邪魔ばかりする。奇声は気になる。やるって言った仕事もちゃんとやったこと無い。などなど。
うちのは「町の」勇者じゃなかったけど、他の町で喜ばれる賑やかしや力持ちというのは、ここでは要らなかったりする。力が勇者より強い人がいっぱい居るし、頭より体って人は道具が使えなくって、どうしようになるし、称号の王がいる町で笑顔が無くなるって事は無い。勇者は始まりの村で必要な人材。
「工場は、畑と城の間。ゆ〜姉、よろしくね」
あれっ、ちょっとひきつり笑顔? 炒めたらパーンってなって、ワシャワシャって増えすぎるアレだよおって言う。うん、楽しくって美味しいよね。
お昼、新しい人と食べて、どうかなって見てね。この前来た人も居るけど、どこでって決まったかなあ。工場も相談しよって、一緒に食堂に向かう。もちろん? ゆ〜姉パパもいるけど。
歩きながら、蔵の話をする。新しい調味料とお酒のこと。来るかなって空いてた蔵でってこと。新しい調味料は、みんな好きだった。違いすぎる味も魚醤より断然って、ああ似たのあったねぇ。お酒わぁって。「お酒」にみんな異常反応しすぎ、そんなに良いモノなの? ぼくには調味料と同じなんだけど。お酒お酒って、うるさいし、材料が違っても作れるって言いたかっただけだから、色々でいっぱい作ってるだけなの。料理に使うだけで良いのでホントは、ちょっとでいいんだけどね。
酵母って菌が欲しかっただけ、作り方は知ってるよって。ゆ〜姉達は驚いてるけど、アノ国に無い知識の方が珍しい。
だから昨日は人魚じゃ無い水棲種に驚いたし、尻尾の気持ちよさは感動ものだったから、アレは仕方ないんだよっ。
たぶん、ふつうの人だと、すぐ終わっちゃう話だけど、僕はしゃべるの遅いからお酒の話が最後まで言えなかった。また次の時に。忘れてたら言ってね。
様子を見に行った人から、支度してるって聞いたので遠足の時のをお昼に用意する。とっても美味しかったし、ずっしりで食べてる感があって良かったって言われたしね。
この町では食べるときは「いただきます」なの。最初、僕だけ言ってたんだけど、お城のアレ見たりやったりすると自然とみんな言うようになる。命をいただきます、恵みをありがとうって。
みんな目線が上がってる。よく眠れたようで何よりだけど、じっと僕を見ると目線が太くなって顔が分かんなくなるからね。人の目を見て話すとか失礼だよ。(ぼく基準)この前来た人達みんな線が太くて誰だかさっぱりだし。
あれれっ。はい、知らない人がいるんだけど。
あ〜やっぱり聞いてなかったとか言われる。ちゃんと報告聞いて〜なかった。ゴメンなさい。
行商のフリしてアノ国(聖都)に入ったときに荷物に紛れていたんだって。服みればすぐ分かるよねえ、この子。巫女じゃない。返品に戻るのは危ないからって、そのまま連れてきたって事らしい。なるほど人数に入っていないから、ファッションショーに出てないってことで、どっかには居たらしい。
「見つけたわ! 空気な巫女」
騒ぎ出したけど、ホッペに付いてるよ。食べ終わってからにしたら。お行儀悪いって怒られてるし。それにしても、みんな食べ方キレイだね。この町でこんなにキレイに食べる人、あんまりいない。ほとんどの人って、奴隷だったんでしょ。
食べ終わって、お茶もらって、じゃあで話を聞く。
最近、都は変だって思ってたって、雰囲気が違う。なんかポワポワしてた感じが無くなってる。奇跡が出来なくなった。獣人を見なくなって、なんかご飯がちょっとになってって思ったら、大分経ってからワーワーとうるさい獣人が走り回るようになって元通りになったって言うけど、ご飯は増えないし。最近見ない空気な巫女処分の儀式は本当。とかウワサがあって調べなきゃって、歩いていたら獣人の行商が何もしないで出ていくから、これはって思って荷物に紛れ込んであげたから見つけたのよって。
ふむっと観察すると、まだ丸くなってないし、巫女になってあまり時間が経っていないようだ。みんなには巫女がいなくなっても誰も気にしないから大丈夫って言う。名前が付く巫女って、あんまりいないし、その他の記録は無い。来たばかりなら余計に誰も気付かないねって。僕には名前あったらしいし、徘徊してたから知らない人はいないと思うけど、公式に廃棄されてるからねえ。儀式もやってたしね。
なあんだ、私たちと同じねって言われて、き〜っとなって「見なさい」とか言って水がぽたたって。「やった、出た」って自分でも言って、それを見たみんなが大笑いして、しょぼって。
みんな、ヒドいなあって見てたら「あんたはっ」涙目で言うから、じゃあこの前のと違うのって、乗り物やカップがくるくる回ってるのがテーブルからズズズズッて出てくる。また僕の手からムクムクって妖精さんたちが出てきて、それに乗って遊び出す。「これが僕の見えてる妖精さん達」「本物もいっしょに遊んでるよ」って言う。南の人達から聞いてたけど、これはスゲえって。妖精さんって可愛いって手を出すと乗ってくれる。僕には妖精まみれに見えるけどね。巫女ちゃんは口が閉まらなくなったみたい。
テーブルのをズズって消して、妖精さん達が僕の手に帰って行くのをみんなは名残惜しそうに見送る。「これでいい?」って聞いても、ぼ〜としてるから隣の人にトントンされて、また聞いてみるとカックンカックンうなづいてるし、良いことにしたけど。・・・この子どうするんだろう。
スパイスパイって、あちこちから。「香辛料と一緒に来たからスパイスだね」って、みんなで笑った。
存在が曖昧なのは、巫女もだったとか。
仕事熱心で有能な人を認めたくないとかよくある〜
ものが余りすぎて困ってるくらいだし、こんなものかなあ。
大雑把な人より、細かい人希望っていうの、ここくらい。
やっぱり、幸せな天の配剤。
次もよろしく。




