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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
5章 美味しいのできました。
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033 アホな子がいっぱい。*

結果は嬉しいんだけど、過程がなあっていうことはタマにある。

みんな幸せなら問題ない。


いつもありがとう。

 一気においしいもの計画進めるぞ〜っと。色々画策したんだけど。現状維持しかないなあ。アイツ(危険なので隠語)ポコポコ出るし、外に出したのも、もうじき帰って来る。団体で・・。国の祖だったり、童話ではカッコイイから憧れになったりするんだけど。ここじゃお姉さんいわく「黒いヤツと変わらないわ」だし。

 前は、アイツで盛り上がったけど、なりそうなのとかキッカケが分かった感じなので扱い注意ヒソヒソで不思議な雰囲気のお昼だった。昼前のアイツはお城に連れてかれて体力のみ仕事(お弁当持ち)をしているはず。お昼のお片付けが終わって、さあチーズ作ろうと食堂を出たときにヒヒ〜ン、ガラガラガラと勇車?が入ってきた。


 普通に馬が牽いてるけど、どうしたんだろう。相手するの面倒になっておいてきたとか。

「おかえり〜。馬どうしたの? 馬車も増えてるけど、あとアレは・・・」


 ふふ〜んと得意げだなあ。

「さあ着いたぞ、降りろ! 顔見せてやれ!」


 ぞろぞろと馬車から降りてくる。おや。「んん〜」やった! 称号が無い!!

「みんな帰って来た。マトモになってる! お知らせを!」

 よしきたって、こども達がた〜っと走って行く。

 まともになったせいか、テキパキと荷下ろしから倉庫に収めるまでも、あっという間だった。


 住民の半分くらいが食堂に集まる。心配だったもの。

 行きは馬よりも、かなり早く町に着いたそうで、例の小麦とかの生産地の紹介状をもらって、各地を回ってきた。勇車は速いカッコイイって大人気だった。

 ふむふむ。

 村に着いて、収穫の契約と載せられるだけ買って大歓迎!

 村に勇者が3人も出て、さらに盛り上がった。朝起きたら3人の称号が取れてて、しょうが無いから馬買った。

 ええっ。

 次の町に着いて収穫の契約と載せられるだけ買って大宴会してもらった。町に勇者が2人出て盛り上がったな。朝起きたら2人の称号が取れてて、乗るとこ無いから馬車買った。

 な。なんと!

 また村に着いて収穫の契約と載せられるだけ買ったってことで歓迎受けてたら勇者が3人も出たなあ。と思ったら3人の称号が取れてて、しょうが無いし馬買った。

 こ・これはぁ〜!

 次は・・その次のは・・次の・・帰る頃には称号持ちいなくなったし、いっぱい買えた。良かったって帰って来たんだって。

「目的達成で良かったよな!」

 ニカッと笑ってるけど、それって。周りを見ると首を振ってるから、そういうことにしておこう。うん、良かった! お疲れ様っ。


 町は勇者で活気づくから良いし、農村なら労働力として大いに喜ばれる。けど、ウチのアイツやもどきは役に立たないどころか問題しか起こさないからってゴーレム化を進めていて、アホの子じゃ制御出来ない。アイツは増えるから見つけたらポイしかないからって、ほんとうに外に押しつけるとは、あのゲームは予言みたい。

 となれば、さっそく明日、お使いに出すという事で。と、こそこそと話し合いをしている。

 卵がかえってワラワラしそうで、雀の学校できないし、れ物はつつかないと直らないから一番効くので、やってみようとなった。


「読み書き、一桁の足し算、引き算が出来ないのは、お代わり・お酒なし・おやつなし」

「計算合格していないのは、お酒なし・おやつなし」

 がーんてショック受けてるのが、かなり居る。そんなに多かったっけ、アホの子。ばっと、おじさん達を見ると、うんうんってうなづきが重々しい。ええっ、あの居残り10人だけじゃないの?

 ひどいって言うけど、食べたいものは自分で作れば良いし、お酒飲みたければ、売店で買えば良いでしょうに。食堂は、来てすぐの時に必要かなって作っただけだし、いつまで食べに来てるの。ここだって、タダじゃないし。


 え? タダ飯、タダ酒うめえをやってたって。だから残高がすごくマイナスなのかあ。お金がないからって食べさせないとは言えないからなあ。

「ん〜じゃあ。マイナスの人は、お酒・おやつ・お代わりも無し」


 半日とか一日おきとかが、そもそもダメだと思うし、来ているだけじゃお金もらえてないんだよ。学校だって座ってるよ、だけじゃダメ。よく出来てるよね〜。じゃなくて毎日ちゃんと勉強して働けば良いだけだからね。



 次の日の朝、新事業用の材料のお買い物隊。先頭は人気確実の勇車(荷車小さめ)。前回出番を取られた馬車。今回は食材作成用の材料、果実用の蒸留酒で、無色・無臭と言ってある。売り物は、ちょっと不安に思って野菜くらいにしといた。買い付け(奴隷いるかもだし)のお金がいっぱい。

 勇車に暖かいよと被らせたピンクうさ耳、もちろん服もピンク。正気に戻った時のため、ちゃんと着替えもある。前回20人くらいだった見送りが、今回ほぼ全員いるようだ。出発の例の号令で爆笑が起き、走り出してうさ耳が揺れ、大爆笑になる。イベントとしては楽しいけど次がないと良いなと思う。


 近くの町でも帰ってくるまで10日掛かっているけど、初めての商売だったから次は7日ってみてる。

 で、今回は行きは勇車だから、もう少し短い。前回は8人勇車で相当速かったけれど、たくさん回ったから1月半掛かっている。帰りは普通の馬車だし。遠出した組がそろそろ帰ってくるはず、良いの買えたかな。たくさん救えてたら良いなって。

 うちの町は、傷ついた人が集まってできたから、豊かそうだから来たいって人はムリ。差別するのに慣れた人には難しいと思うよ。


 昨日の夕食後にまたクジ大会があって、「ごめんなさい」や「逃がさん」「ちょっと軽いね」「きゃ〜、でもいや」「ぜひ♡」「ん〜好みじゃない」「いじめる?」になり、余りは今回も無かった。

 食材棟は、最初から事業目的な上、仕事が畜産から精肉、生産まで幅広い、ごくたまに狩猟や採取もある。こんなはずじゃと思う場所だけど、カタバミちゃんとアサガオちゃんにお願いされて、イヤと言える者はいない。まだ、人海戦術が必要な部署だから、足し算が一桁で引き算が出来なくても何とかなる。学校でしっかり学んでおやつが食べられるようになって欲しい。


 小麦粉と野菜が大量にあるし、秋にはその何十倍も来る。動物は多い上に増やそうとしている。その分がどっと来るから、トニカク早く人並みに賢くなって、補習にならないようにしてもらいたい。補習の初歩クラスは子供達が受け持っていて、受講者が多くて悲しくなる。元勇者が加わって、さらに下のクラス「名前を書こう」が盛況で・・・。

 元勇者の元が取れないように注意しながら、「ざくっ、すぱーん」や「もみもみ」や「こねこね」させている。いずれゴーレム化をする部分が多いから、理解して作業して欲しいんだけど、すぐノリと勢いでやろうとするの。答えを出すことに面白さが出てくるだろうから、しばらくは様子見。

 僕達はそれら下準備されたもので、新しい食材の開発をしてる。ホントはお任せしたいんだけど、開発が適当になると製品に近づかないからねえ。まあ、生き物関係を聖女・聖女?と作っているから進む進む。いくつか量産にも入っている。この地域にない食材が出来たし、料理の幅が広がってうれしい。


 暑くなる頃にまとめて収穫があるから、採って作付けしたら、またお祭り休みしたいなあ。

 お知らせしたら、きっと頑張れるし。今度のは派手派手にしたい。

 すっごく楽しみになった。うん、お祭り大好き!

みんなを幸せにするアレのお届け便。面白いし、こっちも助かる。

まあいいか。


火曜日22時にアップが目標。がんばる!

次もよろしく。


あと「悪のマ王がやってくる」も見てね。こっちは金曜日。

https://ncode.syosetu.com/n2454gf/

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