表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
4章 あれもこれも。
25/849

025 仕事は増やすもの。*

「じゃあアレ作って」の時。

準備して、試作して、調整してから作り方を見せて、ちょっと違うとか・・・

僕の方が大変じゃないって思う。


今日もよろしく。

 今日のおやつの片付けをして、つぎのおやつを何にするか決めたときに、ふと思った。

「説明がしにくいの。何となくぅ。やああ!」

 急に大きな声を出して、周りのお姉さんをビックリさせてしまった。


「ごめんなさい。あのね。明日作ろうと思っている甘味ね。幸せの味なの。

 いつもは味見しているでしょ。それをね。言葉だけにしたら、うわぁ〜って。

 説明出来な〜いって思ったの。

 使うのは、牛の乳と卵と砂糖だけ。調理法は蒸すを試すの。

 口伝は覚えるの大変。僕は作り方いっぱい知ってるけど。

 たぶん、それ全部をね。覚えられる人いないの。無理。

 頭の中で作ったのばかりだから、どうやって言ったら良いか分かんない」


「今日のって頭の中で作ったの、明日作るのも?」


「うん、そう。まあまあより良いもの。けど、美味しくするのはね。工夫がいる。

 でも、道具はちょっと自信ないから。こういうのって、作ってもらってるの。

 道具を考えてね。売るときに作り方を付けたら、いっぱいね。売れるかなって。

 教えて貰わなくて作れると嬉しいってかなあって。

 そしたら。もっとおいしくしてくれるかなって。どうかなあ」


 確かにそうだけど、のんびりしたいと言ってるのに、仕事増やしてるのは、自分じゃないの!お姉さん達は全員が思った。それは別ね。甘味が大事!と思ったのも全員。


「じゃあ。定量が分かる物を作りましょう。私たちも味がバラつかなくて助かる」


 では、私が行ってくるとお姉さんの一人が名乗り出てくれたので、一緒に商材棟に行くことになった。

 調理室から出ると、またおやつでほわほわしているぐ〜ちゃんを捕まえて、さっきの話をすると、今度は知らんぷりして逃げようとしてるべ〜姉の服を捕まえる。きょろきょろしてゆ〜姉を見つけるとガシィって捕まえる。


 さすが王たちである。必要なことが分かる。頼もしいと思った。

 分からないのは、お姉さんと、話を聞いてない、ゆ〜姉。


 これは、解説せねば・・・・

「え〜とね。簡単に言うと能力の高いポンコツが多くて、困るからかせをねって。

 今までは形になってれば良かったでしょ。あの、国でね。

 壊れたら、また作るだったから勢いでバーン。でもね。ダメ。しつなの。

 ごはんだけじゃなくて。おいしいがいるの。

 キレイとかステキが付くの、これから。


 今、う〜んって言ってるおじさんたちとね。やっていたの。

 新しい町を作るため。

 畑と採石場は勢いじゃ進まないの。

 進まないから、もっともっとで勇者がいっぱい出た。

 かなって思ってるの。

 しつね。同じを別の人がね。作れるようにって。

 畑でね。こうだからね、って言って少し良くなった。

 でもまた、聞かな〜い覚えな〜い。

 バーンの、勇者になりそうなのが、いっぱい。


 ね。細かく決まり。やり方を覚えて出来るようにさせる、つまりやれ!なの。

 繰り返しはゴーレムで出来るけど、動きが分からないと出来ないから

 何でもね。やらないといけないの。だけどもう良いかなって。

 畑と採石場にゴーレムを入れて、使えないのをたたき直す。

 ゆ〜姉が諦めて、べ〜姉が決まりを決めてね。ぐ〜ちゃんが動きを作る。

 居ないけど、カード王が判定するって感じなの。

 で、最初にゆ〜姉から人を取るよ。というのが今の、がしっ」


 あとねって「採石場は〜」って、言うと「爆破ね」「どか〜ん」って合いの手が入る。

「OK!」ってゆ〜姉が言ってる。話早いなあ。


「でもね。僕は砂糖とか香辛料をここで作りたいの。

 他にもあるから、早く早くってね。

 教える時にね。決まり、定量化がすぐ必要ってことがさっき」

 ここまでが最初からの流れなのって、ニコってお姉さんに言った。


 ほえ〜ってお姉さんが言う。

 こっそり聞いてた採石場の二人が「そうそう」って手を叩いている。

「あとね。お姉さん達にも、お願いあるの」


 それから、べ〜姉が畑に行き、やっぱり顔基準で選んだのを引っ張ってきた。ごちゃごちゃ言ってるのをアイアンクローで全員を黙らせ、他の弟子ズも全て、定量化の基準収集に走らせた。何故かオブザーバーと言われて食堂のお姉さんが捕まっているし、採石場の二人もいる。

 ぐ〜ちゃんたちは、僕のほわんとしたモノの試作を早々に作り、ゲーム作りと商材の調整に忙しい。カード王は鑑定カードの試作と商材づくり。おっきな人達がチマチマ作っているのは可愛い。


 こんな感じで、次々お願いが増えているのだけど、ダメって言われたことは無い。ちゃんと休むし、やり過ぎることもない。優先が分かっていて、さっきのを先にやってくれる。優先が低いのは止まっていていっぱい。できないものはできない。明日で良いのは後回し。子供達が(ちゃんとできるくらいの)仕事をしに来ている。

 ピリピリ無しのワイワイでバーンも必要ないから、ここは勇者の気配もない。子供達には反面教師がいるから仕事と遊びの違いはちゃんと分かっている。将来、勇者になる子はいないと思う。


 いいなあと、みんなのことを見ていたら、そのうち一気に増えた弟子ズが次々と帰ってくる。ゆ〜姉も連れて来られたらしい。それから、わあわぁ〜って大騒ぎになって、しばらくしてから手招きされ、アレコレと言われるまま作る作る、ひたすら・・・


 そうして出来たのが、これ。妖精さんの謎パワーで作った。よく分からないけど、特別感がする不思議なモノ。色々な仕事の面から吟味して、使いやすいものになった。これがうちの町の基準になり、広めていくことになるもの。

 決めたのは、重さ、長さ、容積、時間に暦。最初4つの予定が、僕の強い希望で暦を入れてもらった。

 長さは大人が通れる幅を1として単位はM、その十分の一に作ったますが容積の単位でL。その水の重さを1としようとしたところ、重すぎだとぐ〜ちゃんと僕が困るということで、千Gとなった。最初に長さを僕の手の幅に決まりかけたのをみんなが使いやすいのね。と提案したら、ムキムキな弟子さんを全員測って、スンナリ決まった。十分の一がデシなのはそこから。

 くじを引いて当たったべ〜姉お弟子の愛称から百分の一をセンチ。千分の一は、ぐ〜ちゃん弟子〜ズで一番小さい子の愛称からミリになった。牛とか大きいの用という聖女のお姉さんの希望で千倍を繁殖用の雄牛の名前からトン。他に広さも決めたけどあんまり使わないかと思う。いわれがあった方が楽しいんだけど、僕はクジに当たった人や小さい言われて単位になった人。ゲームのお披露目会の時のこと忘れてるって思った。面白そうなので言わないけどね。


 時間は、暖かいときと寒いときで変わるから、砂時計基準でってことにした。1日の時間を決めていないから、説明が難しいので、何をどう分けたという基準説明については誤魔化しておく。

 暦の始まりは、一番寒いのが終わるときが、気分的に良いとなり、そこが1年の始まり。それを10に区切って1月となった。月って?って言われたけど、月が満ち欠けするのと一緒と言ったら、ほおって言われた。調べて日にちにズレがあればその分を都度足す。

 始まりが冬だったり、春だったりと色々あるけど、どの国も何となく1年という感じになっている。1年の意識が無いので、年齢としを正しく数えてる人はあまりいないし、はっきり分からない誕生日や記念日を祝う習慣はどこにも無かったりする。僕も自分の年齢は分からない。けど、ぐ〜ちゃんだけ13歳って言ってた。数えていたそうだ。

 あと、鉱石用に堅さという希望があったけど、その堅さの石を並べるしか今は出来ない。はかりができるまでは、あなたが基準とみんなに言われて焦ってた。色の良し悪し、純度も同じ。あ、純度は測れるな。こっそり宝石を詰めた硬度鑑定箱をあげたら喜んでもらえた。

 料理用に小さいものをパパッと作る、これでジ〜っと見られながらは無くなる。とても嬉しかった。


 僕は明日のおやつの作り方を布に書く。これは何度かこっそり作って、食べている人の様子を見ているから大丈夫なもので、新しい調理法を提案するの。これでまた料理の幅が広がるからうれしい。


 自分で作った料理の本を見てニヤニヤする夢を見る。美味しそうな絵がいっぱいの本。楽しいなあ、うれしいなあって。

道路の幅は、9Mで側溝があって、歩道が両方に3M付き。

規格って素晴らしい。広めよう。

もうここをせいちって言っても良いよ。道路だけに。


毎週火曜日と木曜の22時にアップなの!

また、次もよろしく。


あと「悪のマ王がやってくる」も見てね。こっちは金曜日。

https://ncode.syosetu.com/n2454gf/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ