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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
3章 美味しいをはじめました。
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020 ゴーレムのくせに。

心がいっぱいの時は、がんばっちゃうのも1つの手。

忙しいいそがしいにして、ちょっとお休み。


今日もよろしく。

 ピンチを華麗に乗り切った僕は、次なる冒険に向かうのであった。とかダメだ!僕は勇者では無い。頭がパーンな人じゃないんだ〜。はああぁ。

 ぼ〜っとしてるから、考えすぎるんだ。こういうときは行動!


「何かやることない」

 そう、御用聞きです。丁稚でっちの基本って何。

「あるわ! 新作の甘いの!」

 そうとか、それゼッタイとか言ってる。

「じゃあ、今日のおやつを」

 カシャカシャ、こねこねこねこね、トントントン

 ・・余計な事考えないゴーレムのように。

「おやつの時に仕上げるのでこのままで」

 またねえ。楽しみぃって聞こえる。 次! 次は何か!


 たたたって走りながら キョロキョロしてたら、牧場に来てしまった。

 モ〜とか、ヒヒ〜ンとか聞こえる。あと、ぐ〜って音。

 何か手に持ってることに気がついた。どうやら食堂のお姉さんが持たせてくれたらしい。

 ありがたくいただく。美味しくてうれしくなる。何やってんだかぁって。


「余裕が無いんだなあ」 ・・・あったこと無いなあ。覚えている限り、ずっと。


 まあ、これが僕だしね。

 で、変になった起点を見つけた。それはあの国と自分は違う、だ。

 いやだいやだとか言っておきながら、言い続けながら、かぁ。

 ナナシをこんなに気にしてるって知らなかった、ゴメンね。って僕はボクの無神経さに謝った。

 ゴーレムにだって、たぶん心はある。

 そう、思うことにしようと、望んだ。 いや、望んでいる。

 何も変わっていないし、分かっても居ないけど、ボクを取り戻した。


 まずは商材棟へ。入るなり・・・

「いや、ホント無神経でゴメンね」って謝られてしまった。

 何がとか、何でとか聞かない。きっと全部分かってる。


「それでね。私は言ったけど玩具王って気に入ってる、これホント。

 闇の封ぜし、この力を今、顕現する! 我が名は玩具王! ってね。どこから広まったのか。子供達から短く、ぐ〜ちゃんて呼ばれてる。どっちも可愛い! お姉さんは、べ〜姉って言われているし。お兄さんは、そのまんまカード王!だって。職人さんは、聞いてないなあ。なんだろ、きっとある。名前呼ぶと怒るから。無理なのにね」

 ケラケラ笑う。


 まあ、この四人はゲームに熱中する人が連呼するからなあ。名前。

 ぺこりと「僕もゴメンなさい。オススメが無理矢理になってしまって・・・」

 おやつに新作出すので来てね」またぺこり。

 文字通り、ぴくってなって、耳が。 みんなの目が星になった。見てるのは昼間の星だから全然気にならない。おやつまでには帰って来てね。またねっ


 実は、頭の中で単語化してないけど、べ〜さん、職人さんにも名前付けてるというか浮かんだもの。職人さんのは名前じゃ無いけど。うっかりが分かったので、表層思考も注意している。相変わらず名前とか人を覚えられないらしい。玩具王は名前ではない。玩具王の弟子でし〜ズ、名前を全く覚えられなかった。

 顔はわかるのに。玩具に付けるとき、いつも書いてもらうのはそれもある。・・・段々と、自分のことが分かってくるなぁ。

 約束したし、おやつ前には戻らないと・・・


 筋肉痛がこんなに長く続くもんだっけ、心配だし見に行かなくちゃっと。「ごきげんいかがです〜」って、サボりかぁ。サボりはクセが付くと大変なので〜 ペタリって精霊石をくっつけた。

「これには、お風呂に行くって行動が付いているの。なんと、凝っているところがあるとまたお風呂に連れてってくれるという超性能! ちゃんとお風呂でもみもみしないと何度でもイケイケの足ゴーレム体験!」


 ふつう、こういう面白い使い方はしない。かなりお高いモノなのだけど、ウチはザックザクで、うふふだから。

 楽しいよね、無駄遣い! ただし、間違えると血を見るのでキチンと色分けしているとか素晴らしい! それから、ぺぺぺ〜と張りまくり。

 勇者はもちろん、奥の水田経由で。過去の失敗を見て体力を付けドラゴンに挑むのだ! 元気発散させないとみんなが迷惑する。


 実のところ、これリハビリのをちょっといじっただけなので、直そうと思うと補助して早く直る。動きに逆らうとより負荷が掛かるというので、隠し効果として鍛えるときに使っていたらしい。そんなことをする人は今の聖都にはいない。大した機能じゃないのに高いものだから。まあ作れる人は多分いない。

 まあ、勇者の性質だとレッツマッスルになるから、うぃんうぃんかな。


 それにしても、採石場の人達までが、勇者になるとは思わなかった。盗賊はダメとして、導師とかいないかなぁ。いても周り勇者いっぱいじゃかわいそうか。

 

 もちろん、盗賊は、称号の1つで手が器用で頭が良いけど、リーダー向きじゃ無い人を例えたりする。

 切り込み隊長とかで、かっこいい(顔ではない)人。けどまとめるのは苦手。泥棒あくにんとは全く違う。異性で好きなタイプといえば、らしい。本当の真逆は聖女・聖人だけどレア過ぎだし、いたら尊敬されちゃうので盗賊が勇者の真逆って言われるんだって。


 んんんって思ったけど、また今度。

 一通ひととおり回って、ひどい人がいないのは分かったんだけど、いくら空腹に慣れてるとはいえ、サボりがバレないように、ごはんガマンするとかよく分からない。お風呂においておくからね。おやつ〜おやつ〜

 

 ウキウキって、食堂に戻ると、テーブルでスタンバってました。目が星の人! 食堂のお姉さんも同じ。あと、子供達。・・・いつから待ってたの。商材棟の人達、食べたのおぼろって言ってたでしょ。また同じになるよ。周りの人よろしくね。さささっと、お風呂に持っていくごはんを山盛り用意して、ガラガラって何回か運ぶ。


 じゃあ、おやつって。持ってきた、全部。目の前でレッツクッキンとか、良いかなあって、切ったのとか。混ぜたのとか、焼いたのと みんなが好きなアレとアレ! と、こっそり作ってたコレ。

 コレ、結構重い・・・ 汗ダラダラ。


「コレいいの。きゅっとするとね。ぽわあ。あつあつぅって」

 ちょっと待ってから、手を近づけて確かめる。触んないよ、火傷やけどする。


「ぽんって、置いて。これでくるっと。これねぇ。行商の時の店で〜とか、お祭りとかでいいな〜って」

 くるっとひっくり返して、できたっ。それをこっちのとこでねぇ。ぽんぽんきゅっ、さっさって。


 何か、静かだなぁ。良いけど。静かで待ってるなんて、初めてだなぁ。

 じゃあ、みんな分作っちゃおっと。さっさっで。くるくるってね。はいはあ〜い。

 楽しいなあ、これ。

 キレイに使い切った。僕ってすごい! はあ〜良い仕事した、汗キラリンって感じ。


「お片付け、お片付け〜」

 まぜまぜ道具は、調理場に持ってて、水につけといた。コレは重いし熱いので後で。


「お待たせぇ〜。 静かに待っててくれてありがとお〜 食べよお〜」

 飲み物は、用意してくれてるはずって・・・・ どおしたの?


 みんなを見ると目が星の人、いっぱい。うおっ。これって、イってるとか、そ〜んとか、そじゃなくて、ぞだっけ。入ったとか、何とか? うつるのコレ? ちょうど持ってた精霊石で、激しくコレを叩く! コンじゃないな、カア〜ン!

 カンカンカンカン! カンカンカンカン! ねえってば。

 

「はっ」あっ帰って来た、また同時! お帰りなさい。何でとか気になるけど、そんなことより、こっちが大事! 楽しみにしてたんだよぉ。色々考えたから、何か疲れちゃって、こういうときは甘いものだよね。


「約束していた、甘味なの。まずは一口ひとくち!」

 ようやく焦点が戻ってきたみなさんに勧めてみた。こういうときは流すのが、ぼく。

 そんなことよりなんだよっ。


「うま〜」「甘い!」「美味しい!」もう歓喜で甘くて、わいわいで。

 

「ちょっと甘い生地をこれでね。焼いて色々乗せてくるくる〜ってね。

 お祭りで出そうかな〜と思ったんだけど。

 作る道具が間に合わなかったの。

 それに他のでいっぱいになっちゃったから。いいかな〜って。

 今日はお菓子にしたんだけど、甘いの入れない生地で野菜とか

 お肉とか入れても美味しい。

 お昼のおべんとメニューに加えようと思ってるの」


 ちゃんと聞いてなさそう。あの喜び方だとねえ。

 おいしいは、いいよね。モヤモヤがあっても、良い日だったになっちゃうしね。


 イタタの人達を見たとき、なんか気がついた気がしたけど、まあイイヤ。

 僕は嬉しさいっぱいになって、ニコニコした。

無計画にぱ〜っとしちゃって、いつも困るのにって

反省が生かされない。

でも、ぱ〜っとは楽しい。懲りないなあ。


またよろしく。毎週火曜日と木曜の22時にアップなの!

人物紹介は・・・まだ早いかな。


あと「悪のマ王がやってくる」も見てね。

https://ncode.syosetu.com/n2454gf/

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