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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
2章 楽しい町づくり。
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010 教えたり教えられたり。

のんびりしたいって言ってるに

まだまだって、大丈夫だからっていう。

みんな広げすぎっ、食べきれないよって、あ〜売るんだったっけ。

笑ってるけど大丈夫?

ではでは、今日もよろしくです。

 山?丘?とか悩んでたのは、さっきまで。

 鉱石ラブのおっさんずが、そのまんまが良いって。「採石場」でとりあえず。採石場って僕の心のメモに「あそびば」ってフリガナが付いたのは、きっと気のせい。種類・量・品質が抜群だって。うれしいな。目的の石を見つけられたので、ちょっと教えるじゃ無くて、学校でも作ろうかなと。

 教育は宝ですしね。常識教えなきゃ!


 お昼に食堂でね。ご飯食べながら会議、ランチミーティングってやつ。家〜家〜って、うるさいの。ノリノリ〜じゃない。学校も作るよって言ったらいなって、常識教えるのって言ったら「止めとけ」って言われた。何でだ。

「最初に必要って、ベッド知ってる、もちろん。大賢者だからね」

 自称だろって、失礼な。いやそうだけど。あとな机と椅子とか。棚、服とか道具入れる箱な。帽子、靴、鏡、ネックレス、ブローチ、いっぱいの服、ブラシ。酒だな。ツマミもな。リボン、便利なのよ。樽と木箱とツルハシやスコップと運ぶ道具だな。遊ぶものね、子供達の。俺は肉だ。じゃあ船、網も要るな。絵ね。人形、遊ぶのと飾るの。男の子はドラゴンとか。木とか花かしら。楽器とかどう? 要るでしょ。要るな、樽だけじゃカッコつかないよな。わははは〜って。

 最初の方だけで、あと欲しいものでは。ん、いいヒントになった。

「でも、ベッドに屋根とカーテンは無し。家の中に家作るって分かんない」

 ハテナってして、ヒソヒソ・・・ ああってしてから、いいよ任せるぜって。

 お茶飲んで待っててって、ぴゅーと出ていって、お茶を飲み終わる頃にとととって帰って来た。

 出来たよ。すぐ見る? って聞いて、もちろんっていうので、ぞろぞろと。といっても6人だけどね。


「いいな。かっこいい」「でかいな、いや同じあっちと大きさが」「ステキね」って、当然だよ。昔キレイだって言われた街の建物だし・・・木や花でもっとステキになるよ。

 それから、へ〜とか、ほ〜、うむむとか言いながら最後の建物のとこまで来た。


「中はね。まあ同じ。料理するとこと顔洗うとことトイレ。1階10人で考えてるから、1棟で30人で20棟あるから、突然増えても大丈夫。でもね、僕なら1階で500人住めるよ」

 倍はいけるな。余裕だなっていって、お姉さんにパカって叩かれてた。


「ここに必要なの全部あるから、好きなの持ってって」

 トイレとか、位置が違うだけで食堂と同じだしって説明はしないで、バーンってドアを開けた。

「なんじゃこら〜」って、欲しいって言ってたでしょ。ま、いっぱいで驚いただけか。

 家具屋さんみたいな感じで、ベッドとか引きだし、椅子・机って分かれてまとまってる。ギチギチの山盛り。ベッドにはマットや上掛けに枕もある。無いと困るでしょ。絵とか人形は無いけど楽器はあるし、食器も一応。花瓶もなんとか。船や網はないよ。ここは家なんだし。棚はいっぱい高いのや小さいのまで山積み。箱もね。あと端っこに大量の塀になる板。にドア。もちろん工具もないとだよね。いらっしゃいませ〜って感じに並んでるの。


「区切りが無いじゃない」

 ああ、なるほど。

「家族。忘れてたでしょ。十人とかの人もいたよね。

 棚がいっぱい必要な人、洋服がいっぱいの人、小っちゃい子供いる人。

 同じにできない。ちゃんと見てるんだからね。みんなのこと。

 ここにあるのでね。作るの、部屋。

 棚で仕切ったり、壁を付けたりしてね。ドアも付けるの。

 一番大事だって言うベットには屋根は付けてない、なんかイヤ。

 あと楽しくなっちゃって、みんな可愛いの。ごめんネ。

 おじさんはイヤだろうけど、削れば良いからね。

 あとね。ここでは仕事だめ。帰る場所だから。ただいまするところ」


 それを聞いて、みんなが顔を合わせてニッと笑う。お姉さんたちが削ったらぶっ飛ばすって、脅していたのは聞かなかったことにしておこう。

 それからひとり者は男女に分けてまとめた方が良いよなあとか、あとは楽しそうに家族の話をしながら、一緒に戻る。よしって。それぞれの建物に散らばっていった。

 食堂にいっぱい集まって、わいわいと割り振り?っていうをして、ぱっと居なくなって、ど〜っと来て「急げ、取られる」とか言いながら忙しく食べて行くっていうのが何度もあった。みんな楽しそう、嬉しくなる。

 

 夕方になって、わらわらって人が来た。

「で、自分の家はちゃんと作ったか。床に寝ないっていうのもだぞ」

 もちろん、僕のと皆さんの常識?の両方をしましたとも。みんなを連れて、トコトコって行く。隣なんだよ。食堂の。もちろん、お風呂も隣。


「これ僕の家」

「平屋か。大きさ一緒だけど・・・ ま、差は付くか」

「中はどうだ。ノブ薄っ うおっ開かねえ」

 そりゃそうだよ、引き戸だもの。


「ここでね、靴を脱ぐの。床はダメだから床だけど床じゃない。

 草をぎゅっとしたものを板にして、敷いたから全部がベッドなの。

 お風呂の2階と同じ。仕切る壁は木の枠にカミ貼っただけなので

 軽いから仕切らないとき仕舞うのもラクラク。

 広々とせませまの両方OK! 自信作!」

 ふう〜ん。へえ〜って。


「俺は住もうとは思わないけど良いと思うぞ」「俺は良いな」「・・・まる」おおっいい感じらしい。

「モノが無いけど・・・」

 お姉さん聞いて欲しいとこ言ってくれた。

「ここにありま〜す」

 間仕切りの一つを開けた。

「なんかかぶれって言われたので、昼間はここにしまうの、これで部屋広々だよ」

 狭く仕切ってみたら、意外に広いって、そうでしょう。やっぱりベッド要らないよねって言ってみたら、でも要るだって。狭くなるのにねえ。

 僕の家は良いって事になったけど。みんなは、せませまが良いんだって、常識って難しいね。


 ぞろぞろと家に移動しちゃったので、人がいなくなった。荷物がたくさん残ってるけど、何にも無くなった建物もある。で、「学校」と「役所」っていうのにすることにしたよ。

 学校は、2階。まず読み書きが出来るようにしようと思う。毎回、口頭だけっていうのも難しいし、ちゃんと聞いてるか怪しい人が多い。すごい人ばかりだから「俺のやり方で何とかなる」って、きっと思ってる。見てると、朝言ったことを覚えてるのか怪しいのもかなり居る。「ここに書いてある」にしたいってこと。

 カミは高いので、まずは服作りして余った布をカミ代わりに使う。生地は安い。カミの作り方って手間は同じくらいなんだけど、作ってる量が全然違うから値段に大きな差が出てる。わざとな気もするなあ。そのうちカミを安く生産したいし、真っ白な布を使いたいって思ってるけど、今はそれどころじゃ無い。カミは儲かるんだけど。

 幸いにして、採石場で黒っぽい石と白い石が見つかって、筆記が出来るようになったので、今後のために読み書きも入れちゃえって事になった。子供達は覚えが良いし時間もあるのでドンドン上を目指してもらおう。大人は、いっぱい仕事あるけど、がんば! 読み書きは完璧になってね。


 役所は、カラ箱があったから使おうとしただけ。まだ住民は少ないし組織にするほどでも無い。人が増えてくれば必要な役目だから、追々(おいおい)何とかなれば良いというだけ。第一、代表として来ている人が毎回違うから無理。昨日話したは通じない。

 まずは、それぞれの仕事が上手く回るようにしなければ。どれもこれも始まったばかりだから、多くを求めても仕方ない、覚える気が無いのばっかりだから何度が地獄を見そう。アレは長い目で見てるとか若いから大丈夫って言うのは心配すぎるっ。収穫くらいまでに、それぞれの役目が何となくでも決まってくれば良いなあと。専門家になりたいって言ってくれる人が出ないかなあって、期待している。飢えることは無いのは確定なので、まあこちらも追々で。


 穴掘って、家作って、学校の準備までした。今日ものんびりとはほど遠かった。何とかならないものだろうか。今日は作った家でやっぱり、そのまんま丸くなって寝た。

 夕食の肉は美味しかった、お肉の夢が見られると良いなあ。

こんなの常識! って隣のお友達ハテナしてるよ。

犬が西向きゃ尾は東って、この範囲全部東?(犬さん何がうれしいの?)


ではまたね。

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