魔法学園×青春白書
生まれながらに不出来な少年がいた。
生まれながらに出来すぎた少女がいた。
少年は思う。自らと、触れ合った周囲との絆を。
少女は思う。自らと、あらゆる一切との隔絶を。
不出来なれども自分を諦めぬ少年。
出来すぎるが故に全てを諦めた少女。
そんな真逆の二人の人生が、一つの“場所”で交錯する。
“そこ”は、少年が険しき挑みの果てに辿り着いた場所。
“そこ”は、少女が小指の先ほどの力で淘汰できる場所。
魔法と科学が両立する世界で、誰もが焦がれる“学び舎”こそがその場所だ。
そこに集うは多種多様な少年少女達。
その中でなお異彩を放つ真逆の二人は、だからこそ互いを強く意識する。
「君を知った。ならば――」
「貴方を知った。もしかしたら――」
出会いは互いの胸に深く突き刺さる。
変わらぬ自分。変われるかもしれない自分。
「君と――」「貴方と――」
向かい合う。並び立つ。
その時にこそ――
これは、そんな二人と、そこに集まる人々の物語。
自らを貫き通さんとする、一人の少年が始めた青春物語だ。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
生まれながらに出来すぎた少女がいた。
少年は思う。自らと、触れ合った周囲との絆を。
少女は思う。自らと、あらゆる一切との隔絶を。
不出来なれども自分を諦めぬ少年。
出来すぎるが故に全てを諦めた少女。
そんな真逆の二人の人生が、一つの“場所”で交錯する。
“そこ”は、少年が険しき挑みの果てに辿り着いた場所。
“そこ”は、少女が小指の先ほどの力で淘汰できる場所。
魔法と科学が両立する世界で、誰もが焦がれる“学び舎”こそがその場所だ。
そこに集うは多種多様な少年少女達。
その中でなお異彩を放つ真逆の二人は、だからこそ互いを強く意識する。
「君を知った。ならば――」
「貴方を知った。もしかしたら――」
出会いは互いの胸に深く突き刺さる。
変わらぬ自分。変われるかもしれない自分。
「君と――」「貴方と――」
向かい合う。並び立つ。
その時にこそ――
これは、そんな二人と、そこに集まる人々の物語。
自らを貫き通さんとする、一人の少年が始めた青春物語だ。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
序章1『望んだ未来を手にするために』
2019/12/25 23:56
序章2『諦めることを知らず』
2019/12/26 00:04
第一章1『自分にとっての“当たり前”』
2019/12/26 16:01
第一章2『新たな場所で、新たな出会いを』
2019/12/26 16:32
第一章3『戦いの意味、競いの現場』
2019/12/26 17:01
第一章4『強者の集う、この場所でさえ――』
2019/12/26 17:32
第一章5『“特別”と“特別”』
2019/12/26 18:02
第一章6『“彼ら”とのこれからに期待して』
2019/12/26 18:31
第一章7『その出会いは必然か偶然か。だけどその後の流れは当然で』
2019/12/26 19:01
第一章8『実力、意気、共に良し』
2019/12/26 20:00
(改)
第一章9『互いの差』
2019/12/26 21:15
第一章10『共に競い合える人』
2019/12/26 21:32
第二章1『ただ生まれ持ったが故に』
2019/12/27 16:33
第二章2『学ぶ意味、学ぶ基礎』
2019/12/27 17:01
第二章3『人の溢れるその場所で――』
2019/12/27 17:30
(改)
第二章4『いよいよ参加、だ?』
2019/12/27 18:00
第二章5『“彼”の戦い、それを見る者』
2019/12/27 18:31
第二章6『少女にとって、その男は――』
2019/12/27 19:00
第二章7『Sランクと、そこを目指す者達の差は?』
2019/12/28 15:01
第二章8『少年少女の想い人』
2019/12/28 16:00
第二章9『戦わずとも分かること』
2019/12/28 17:01
第二章10『何者も届かぬ高み』
2019/12/28 18:00
第二章11『少年は、少女を前に――』
2019/12/28 18:30
第三章1『授業の時間だ』
2019/12/29 15:01
第三章2『新たに出来た友達の、“らしさ”を知って』
2019/12/29 15:31
第三章3『学びの先達たち』
2019/12/29 16:01
第三章4『今までの自分、知らなかった自分、だけど変わらぬ自分自身』
2019/12/29 16:33
(改)
第三章5『答えは出たり、出なかったり、もう出ていたり』
2019/12/29 17:01
第三章6『ご相談は専門教師に』
2019/12/29 17:32
第三章7『検証と、次なる問題』
2019/12/29 18:01
第三章8『新たな出会いは騒音の中で』
2019/12/29 18:36
第三章9『ここでこそ変われる自分を知ったなら』
2019/12/29 19:03
第三章10『約束を果たしに、だけど――』
2019/12/30 15:31
第三章11『己の武器が、今ここに』
2019/12/30 16:01
第三章12『果ての向こうを目指す者達』
2019/12/30 16:30
第三章13『手にした力の試し時』
2019/12/30 17:01
第三章14『自らの得意とするところは?』
2019/12/30 17:31
第三章15『勝ちたいと、そう吠えて』
2019/12/30 18:01
第四章1『ほんのしばしの、羽休め』
2019/12/31 12:29
第四章2『二人の約束、二人の願い』
2019/12/31 13:00
第四章3『自分の何たるか』
2019/12/31 13:30
第四章4『挑む者、挑まれる者、なれど互い想う心は一つ』
2019/12/31 14:06
第四章5『“彼”の友達だから』
2019/12/31 14:31
第四章6『時が来た、本気でぶつかる時が――』
2019/12/31 15:00
第四章7『激突』
2019/12/31 15:30
第四章8『“これまで”から、“これから”へ』
2019/12/31 16:07
第四章9『読み合い、指し合い、ぶつかり合い』
2019/12/31 16:31
第四章10『勝つんだと、諦めず』
2019/12/31 17:01
第四章11『決着は優しく静かに』
2019/12/31 17:31
終章1『共に歩みたい人達』
2019/12/31 18:01
終章2『打ち上げと、ここに繋がった絆』
2019/12/31 18:31
終章3『これからも続くこの日々こそが――』
2019/12/31 19:00