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閑話・みんなとバレンタイン

ユウ視点


今日はみんなが何か用事があると言うことなので、僕は一人で聖国の首都を歩いていた。すると、そこに、なにやらそわそわしたクラスメイトの男子の集団を見かけた。

「・・・どうしたの?こんなに集まって。」

「・・っつ!?・・・なんだ、神堂か。」

神堂?・・・ああ、僕の苗字だったね。あまり呼ばれることもないから忘れてた・・・。

「まあ、僕だけど、みんなはどうして集まってるの?」

「・・・まあ、その、なんだ。あれだよ。あれ。」

「・・・?」

「だから、今日はバレンタインだろ?だから、まあ、彼女いない男子で集まって飲み食いしようって話だよ。」

「ああ!だから・・・って、え?こんなに彼氏彼女持ちいたの?!」

集まっていた男子の数はクラスの男子の数に比べて半分程度しかいません。

「・・・まあな。・・・まあ、こっちの世界に来てから付き合い出したのが5人で、もともと付き合っていたのが3人、どうしても外せない用事があったのが3人だな。」

「・・・へぇ。」

「そう言う、神堂は、どうしたんだよ?恋人・・・じゃなかったな。結婚しているから、妻と一緒にいなくていいのかよ?」

「うーん、それがね。用事があるからって追い出された感じかな。・・・多分、チョコを作っているんだろうね。」

「前日じゃなくてその日に作るのか。」

「・・・うーん、多分、出来立てがいいようなものを作っているんじゃないかな。多分。みんなのことだから忘れていたってことはないだろうしね。」

「ふーん、そうか。」

「うん。まあ、それじゃあ、もう少ししたら帰るからそっちは楽しんで来てね。」

「はいよ。・・・幸せにな。」

「うん。」

その後彼らは偶然にも同じ店で集まっていた彼氏のいない女子達と一緒に食事をすることになり、そして、まあ、色々あって恋人が3組ほど増えたとか・・・。

ちなみに、僕がみんなのところに戻ると、すでに準備は整っていたようで、ケーキ類だったり、チョコフォンデュだったりと色々用意されていて・・・雪も料理の腕がだいぶ上達していて、とても美味しかったです。

恋する人たちにとって今日がいい日でありますように。

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